【VPoEインタビュー】物流こそが、社会の血流。 楽天 Speeを経たエンジニアが、25年の歴史を持つ「トラボックス」に挑戦した理由 | トラボックス株式会社
こんにちは、トラボックス株式会社の採用広報です。創業から25年。物流業界のDXを牽引してきたトラボックスは今、大きな変革期を迎えています。この挑戦をエンジニアリングの側面から加速させるべく、強力...
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日本最大級の物流プラットフォームとして、25年以上の歴史を刻んできた「トラボックス」。いま、その長年業界を支えてきたプロダクトが、ビジョナルグループの知見と最新のテクノロジーを掛け合わせ、劇的な進化を遂げようとしています。開発組織のトップを務める橋本さんに、具体的なプロダクトの展望と、AI時代の組織のあり方を伺いました。
―― 25年続くプロダクトを、技術的にどうアップデートしていくのでしょうか。
我々は、全国2.4万事業所以上の会員ネットワークを基盤とする日本最大級の物流プラットフォームとして、荷物とトラックをオンライン上で最適にマッチングする「求荷求車(きゅうかきゅうしゃ)」サービスを中心に展開しています。さらに、日々の受発注や車番連絡のデジタル化、請求業務の自動化、そして最新の法規制に準拠した管理書類の自動生成など、アナログだった運送実務をワンストップで支援する多角的なDXプラットフォームとしての地位を確立してきました。
しかし、現在私たちが向き合っているのは、単なる”年季の入った古いシステム”ではありません。そこにあるのは、25年間にわたって積み上げられてきた膨大な現場のデータであり、数万社に及ぶ”信頼の蓄積”です。
一見するとレガシーに見える部分も、視点を変えれば、他社が逆立ちしても手に入れられない唯一無二の資産になります。私たちは、この資産を磨き上げること、再定義すること、そして社会に解放することを目指しています。
具体的には、マッチングサイトの枠を超え、物流業界のあらゆるシステムが繋がる「共通基盤(OS)」へと昇華させていきます。API連携を強化し、バラバラだったデータを統合することで、トラボックスを業界のデファクトスタンダードへと押し上げる。25年の重みを「変革のテコ」に変える、エンジニアとして最高にエキサイティングな挑戦です。
―― 「共通基盤(OS)」という言葉に込められた、具体的な開発ビジョンを教えてください。
物流の現場では、今なお多くの情報が分断されています。会社ごとに異なる管理システム、手書きの伝票、属人化された配車ノウハウ。これらがスムーズに繋がっていないことが、業界全体の大きなロスを生んでいます。私たちが目指すのは、トラボックスを介して情報が流れること、システムが繋がること、そして業界の商習慣そのものが最適化されることです。
単に便利な機能を増やすのではなく、他社のサービスともシームレスに連携できる「オープンなプラットフォーム」へと進化させる。エンジニアとしては、25年分の重厚なデータ構造を整理し、いかにモダンで拡張性の高いアーキテクチャへと再構築していくかが腕の見せ所です。レガシーを否定するのではなく、レガシーから価値の原石を掘り起こし、最先端の技術で磨き上げる。これこそが、トラボックスでしか味わえない開発の醍醐味だと言えます。
―― 設計思想において、エンジニアが最も意識すべきことは何ですか?
「現場のリアリティ」への執着です。どんなに美しいコードも、現場の負担を増やしては価値が半減してしまいます。私たちは、日本を支える巨大なライフラインを動かすための「道具」を創っています。
その道具は、強固であり、使いやすいこと。その道具は、未来を切り拓くものであること。現場を観察し、痛みを理解し、技術で解決策を示す。このサイクルを愚直に回すことで、本質的な価値が生まれると信じています。
―― トラボックスにおけるAI(Claudeなど)の活用状況を教えてください。
AIはもはや特別なツールではなく、組織を動かす共通言語です。エンジニアだけでなく、CSや営業といった非開発職のメンバーも日常的に生成AIを自在に使いこなしています。
彼らは自らプロンプトを叩き、業務フローを自動化し、顧客対応の質を向上させています。AIを相棒にして、定型業務を人間はより創造的な仕事に集中すること。この文化が浸透しているからこそ、少数精鋭のチームでありながら、2.4万社を超える会員企業を支える巨大なインパクトを生み出せるのです。
―― AIの浸透によって、具体的に組織はどう変化しましたか?
思考のスピードと試行の回数が劇的に増えました。AIのサポートで資料作成やデータ分析が効率化され、生まれた余白はすべて、次の一手を考える時間、ユーザーの声を聞く時間、新しい価値を創造する時間へと投資されます。
私たちは、AIを「個人の知能を底上げするためのOS」だと捉えています。非効率を削ぎ落とし、合理性を追求し、常にアップデートを繰り返す。この圧倒的なスピード感こそが、私たちの武器です。
―― AI時代において、エンジニアが担うべき役割とは。
エンジニアは、単に仕様通りに実装する人から、AIという力をレバレッジにして、ビジネスの価値を最大化させる設計者へと変わっていくべきです。
AIを使えばコードは書けます。しかし、「どの難問を解くべきか」「どの技術をどう組み合わせれば社会が変わるのか」という構想力は人間にしか持てません。技術を目的化せず、社会課題を解くための手段として冷徹かつ情熱的に使いこなす。そんなプロフェッショナルが集まる組織を目指しています。
―― 橋本さんが目指す組織のあり方をもう少し詳しく教えてください。
「過去への深いリスペクト」と「未来への能動性」の融合です。トラボックスには、PMI(M&A後の統合)という荒波を乗り越え、プロダクトを支え続けてきたメンバーがいます。彼らのドメイン知識とサービス愛は、何物にも代えがたい土台です。
歴史を重んじ、人を尊重し、互いの強みを認め合う。その土台の上に、新しい知見を柔軟に取り入れ、化学反応を起こしたい。守りの力と攻めの力を高次元で融合させた組織こそが、真に強い組織だと言えます。
―― これから新しく加わる仲間に、どのようなマインドを期待しますか?
自ら課題を見つけ、解決策を提案し、プロダクトを動かしていく能動性です。物流業界には、まだ誰にも解かれていない難問が山積しています。それを正解のない中で楽しみ、技術的な突破口を見出していく姿勢を期待しています。
私たちは現状維持を良しとしません。昨日よりも良いプロダクトを、昨年よりも強い組織を、そして今よりも滑らかな物流の未来を。その変化を自らの手で引き起こすことに喜びを感じる方にとって、今のトラボックスは最高に刺激的なフェーズです。
―― 最後に、採用候補者の方へメッセージをお願いします。
私たちが挑んでいるのは、25年の歴史を持つインフラの再構築です。一人の天才ではなく、多様な強みを持つプロフェッショナルが結集して初めて成し遂げられるプロジェクトです。
技術で社会を変えたい。物流の血流を滑らかにしたい。エンジニアリングの真髄を味わいたい。その想いがあるなら、ぜひトラボックスの門を叩いてください。積み重ねてきた25年のアセットをレバレッジにして、私たちと共に「物流の次の100年」を創り上げましょう!
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