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こんにちは。toridoriの開発担当です。
当社開発部では、来年より技術広報や採用活動を積極的に行う方針となりました!!
そこで今回は、なぜ開発部が採用活動を積極的に行うのかをお話ししたいと思います!
また、現在の開発体制、課題・将来の展望などについても記載しています。
どうぞ最後までお読みください✨
会社紹介
このnoteをご覧になっている方は、既に当社の情報はご存知かもしれないですが改めてご紹介いたします。
株式会社トリドリ(以下、toridori)はインフルエンサーを軸に多数のプロダクトを展開しています。
なぜtoridoriがインフルエンサーを軸にしているか、その理由は代表取締役社長CEOの中山の経歴にあります!
中山は実は、10代の頃から読者モデルや個人ブロガーとして発信活動をしていた人間なんです!
当時はインフルエンサーという言葉もなく、個人の影響力に対する正当な対価や相場がありませんでした。
そういった状況で、中山は「個人ブロガーの広告は、どのくらいが適正価格なのか」「自分は発信者としてどのくらいの影響力を持っているのか」といった疑問を抱きました。
そこで中山は、自身の影響力を知るために、成果報酬型広告の発信を自ら試してみました。すると、実際に中山のブログ経由で数百件の物が売れて、中山の発信一つで数百万円の収益が得られるという結果が出ました。
この時の中山は「自分の発信は大きな影響を持っている」ということに大きな衝撃を受けたようです。
また、さらに調べていくと、ブロガーに広告案件を依頼している代理店の取り分が8割とかなり多いことを知り、「発信者にきちんと利益が還元されていない市場を変える」と中山は決意しました。
その後、周りにいたインフルエンサーを中心に、適切な代理店報酬でインフルエンサーにきちんと利益を還元する広告代理店を立ち上げました。それが株式会社アップロント(今のtoridori)なんです!
2度の社名変更の後、2020年8月に現在のtoridoriが生まれました。
toridoriはこれまで、”「個の時代」の、担い手に。”というミッションを掲げ、創業から8年間、インフルエンサーを軸とした事業やプロダクトを多面的に提供してきました。
2022年には東証グロース市場に上場し、2024年は複数のM&Aや新潟拠点設立などもあり、より飛躍した1年となりました🕊️
2025年も新規事業の展開などを予定していますので、是非ご期待ください!!
プロダクト・IDP紹介
次に現在のtoridoriの主力サービスである『toridori marketing(トリドリマーケティング:広告主向け)』『toridori base(トリドリベース:インフルエンサー向け)』について、ご紹介します。
『toridori marketing(トリドリマーケティング)』は、どのような業種・規模の企業でもインフルエンサーマーケティングを手軽に始めることができるサービスです。
サービスに登録する約6万9,000名(24年9月時点)のインフルエンサーに、月額制で手軽にPRを依頼することができるため、広告予算が限られているお客様でも簡単にスタートすることができます。
企業がサービス上でPR案件の募集を行うと、商品を紹介したい全国のインフルエンサーが自ら立候補してくれるので、全国どこの企業でもご利用いただけます。
本サービスは飲食業界、美容業界、通販業界などを中心に、レジャー、観光業界まで幅広い業種のお客様にご活用いただいており、PR実績は77万件(24年9月時点)を突破しています。
開発部でエンジニアは『toridori marketing/toridori base』の新規機能の実装や保守、運用などを担当しています。
また、今年2024年から新たな取り組みとして、インフルエンサーデータプラットフォーム(以下、IDP)に取り組んでいます!IDPはtoridoriの中長期のプロジェクトの1つで、『これまでに蓄積したインフルエンサーのビッグデータの価値最大化』を目標としており、下記の4つの役割を担っています。
今後は、IDPを活用して、広告主に対して商品/サービスの魅力をより届ける相性の良いインフルエンサーをレコメンド出来る状態を目指します。
開発部紹介
ここからはtoridori開発部についてご紹介します!
現在、開発部のメンバーは17名で、内訳は下記のようになっています。
CTO 1名/ミニCTO 1名/モバイル1名/
フロント3名/バックエンド9名/機械学習1名/インフラ1名
バックエンドのメンバーが一番多く、今年から機械学習エンジニアのメンバーがジョインしたことで新たにチャレンジ出来る分野も広がりました✨
月末に開催しているLT会や入社エントリなどもご確認いただければ、開発部やメンバーについてより知ってもらえるので、是非こちらも併せてご確認ください!!
開発部・入社エントリ|株式会社トリドリ(toridori)|notetoridoriのエンジニア新メンバーについてご紹介します!note.com
エンジニアが携わる開発業務についてもいくつかご紹介します!
まず、当社のエンジニアリングの特徴として最も大きいのが「インフルエンサー」と「広告主」という2種類のユーザーを繋ぐプラットフォームの運営者として、ユーザー主体で物事を考える機会が圧倒的に多い点だと思います。
アナログでオペレーションを担当する部署も社内にありますが、「システムで解決できる課題は常にあるはず」という姿勢で常にプロダクト開発を進めています。
2018年5月にリリースした『toridori marketing/toridori base』ですが、2024年11月時点では毎日約 10,000 件の応募/マッチングリクエストがあります。
事業拡大に伴って顕在化した出力の応答時間が予想した実行時間より長くなるパフォーマンス問題や組織戦略の再設計など、取り組むべき課題がこれまでと比べ、内容や規模が変化しています。
また、一つ前にご紹介したtoridoriとしての新たなチャレンジであるIDPプロジェクトにも開発部は大きく関わっています!
開発部として、25年度はパフォーマンス問題や組織戦略の再設計だけではなく、IDPの取り組みも多く、エンジニアリング観点でも成長の機会が増える年になると予想しています!!
将来の展望
今後のtoridoriの主力サービスである『toridori marketing/toridori base』の2つのプロダクトを含めたtoridori全体の将来展望について触れていきます!
『toridori marketing/toridori base』は、1つのプロダクトを2つのサービスとして提供しているプラットフォームです。それぞれ利用するユーザーが異なり、広告主向けPR依頼サービスの『toridori marketing(トリドリマーケティング)』、インフルエンサー向けの案件管理サービス『toridori base(トリドリベース)』に分かれています。本サービスは2018年に提供を開始しました。
toridoriが『toridori marketing/toridori base』を作るに至った背景についてお話します。
2018年時点でのインフルエンサーマーケティングは大手企業にしか使いこなせないマーケティング手法でした。
理由は下記のとおりです。
①インフルエンサーとの連絡が難しい
②PR依頼や金額などの交渉の手間がかかる
③投稿の管理や確認が大変
④広告代理店に依頼すると、莫大な費用がかかる
このように課題が多く、中小企業がインフルエンサーを活用したマーケティング施策に取り組むのは難しいというのが実情でした。
こうした課題感を解決するため、toridoriはこれまでに培ったインフルエンサーキャスティングのノウハウを活用し、自社開発でインフルエンサーマーケティングのプロダクト化を実現しました。
これが、『toridori marketing/toridori base』です。
今まで人力で行っていたキャスティングをプロダクト化したことで、インフルエンサーマーケティングにかかるコストを圧倒的に下げ、インフルエンサーの選定や連絡の時間的コストも削減出来るようになりました。
インフルエンサーマーケティングを中小企業の方でも利用しやすい形にした『toridori marketing/toridori base』を通し、現在では77万件以上のPR実績が生まれています。
また、2023年から2024年にかけて、M&Aを積極的に行いました。購買促進特化型のniks社を設立し、既存サービスとの間で多くのシナジーを創出しています。
toridoriの提供するマーケティング領域
toridoriでは2018年にリリースした『toridori marketing/toridori base』を中心に、マーケティングにおける認知向上・検討促進を支援するサービスをプロダクト化しています。
この章では、toridoriがサービスとして提供しているマーケティング領域についてご紹介します!
まず、認知向上とは、消費者に広告主の商品/サービスを認知してもらうために外部露出を増やすことです。これまで、大手の企業は認知向上の手段として、テレビCMを流すなど多額のコストをかけて実施していました。一方で、『toridori marketing』ではインフルエンサーの発信力を活用し、SNS上で消費者との接点を設けることで低コストで認知向上を実現しています。
次に、検討促進とは、消費者が商品/サービスの購入を前向きに検討するように口コミやSNS情報を充実させることです。SNSは検討促進と非常に相性が良く、消費者が商品/サービスについての意見を共有することで、他の消費者の購買意欲を高めることが期待できます。
消費者が商品/サービスを購入するまでの間には、認知向上・検討促進以外にも様々なプロセスがあります。
toridoriが次にプロダクト化を検討しているのは、成果報酬型広告サービスである『toridori ad』やniks社が担っている購買促進です。購買促進とは、消費者の購入意欲を高めるための様々な施策やマーケティング戦略のことです。これには、割引や限定クーポン、消費者が信頼できる芸能人やインフルエンサーによる紹介などが含まれ、消費者の商品/サービス購入を後押しします。
『toridori marketing/toridori base』がインフルエンサーマーケティングの認知向上・検討促進フェーズで直面していた課題を解決出来たように、今後は『toridori ad』やniks社が購買促進のフェーズで抱える課題を解決することを目的としたプロダクトのリリースを検討しています。
プロダクトやtoridori全体の動きとしては『toridori marketing/toridori base』にも購買促進の機能を追加するなどといったプロダクト強化や他業界向けサービスの開発や海外展開なども視野に入れています。
さらに、先ほどご紹介したIDPの活用で、具体的には、広告主に対して、自社商品/サービスの魅力を伝える親和性が高いインフルエンサーをレコメンドできる世界観を実現していきたいと考えています。
また、『toridori marketing』内でも、IDPを活用した新機能を近日リリース予定です。IDPを活用した新機能の追加だけではなく、プロダクトのリリースも検討しています。
今後のtoridoriの成長にご期待ください!!
開発部の課題
これまで当社の成り立ちやサービスの特徴についてご紹介してきましたが、
開発部は現状17名で『toridori marketing/toridori base』を中心としたプロダクト開発に取り組んでいます!
創業時と比べ、年々求められる成果も大きくなり、プロダクトも複雑になってきています。企業規模拡大に伴い開発メンバーも増え、エンジニア各個人がスピーディーに開発するだけでは組織成長が難しいフェーズになってきています。
メンバーの開発スキルももちろん重要ですが、それに加え、組織/チームとして活動しやすい方針やルールを見直し、現在アップデートしています!!
特に、現在再検討中の課題は下記の通りです。
①PRD, TDD, ADR(ドキュメンテーション文化、承認フロー、etc)
②デザインガイドライン
③持続可能な開発フロー
toridoriは、設立して8年ですが2022年にグロース市場に上場するなど上場企業としての「安心感」とベンチャー企業としての「自由」の両方が味わえる環境です!
また、挑戦することに対して歓迎的な社風なので、「こういう仕事がやりたい!」「こんなキャリアを築きたい!」等、自分の“Want”を伝えれば、それを叶えるための機会が与えられ、応援してくれる会社です。(勿論与えられた機会を活用できるかは自分次第です!)
皆さん一人ひとり、服装や髪型、ワークスタイルなどは異なると思います。toridoriでは、評価制度や開発フローの更新に取り組み、プライベート/キャリアプランで“自分の在りたい姿”を尊重してもらいながら働くことが出来る職場環境の提供に取り組んで参ります。
開発部も会社/組織の拡大に伴い一緒に働いてくれるメンバーを募集しています!!
これまではプロダクト開発に専念していた側面が強かったですが、今後はテックブログ、ミートアップの開催やイベントに参加しエンジニアの皆さんとの接点を増やして行くことを予定しています!!
是非、オンライン/オフライン問わず開発部にご興味を持って頂けると嬉しいです😄
最後に
toridoriプロダクト開発部では通年採用を実施しています!
私たちは【「個の時代」の、担い手に。】をミッションに掲げ、さらには社会を代表する存在へと進化することを目指しています。
自社開発のエンジニアとしてユーザーの幸せについて真剣に議論したり、「やってみたい」で新しい技術に挑戦をしてみたり、気づいたら30分雑談していたり、ゆるく真面目に開発しています。もし興味を持ってもらえたら、こちらを読んでみてください!