こんにちは。トレタ採用担当の金子です。
トレタでは事業と別に、FOODITという飲食業界関係者向けのコミュニティ運営を行なっています。
FOODITとは?
日本が世界に誇る外食産業。 そのリーダーが一堂に集結し、飲食店におけるテクノロジーの最新動向を探りながら前向きな未来へと議論を行う場
コロナ禍の影響で大きく形を変えた運営にチャレンジしている運営担当者の中山さんに、FOODITの活動について詳しい話を聞いてみました。
担当者プロフィール
中山 記男 コミュニケーションマネージャー
2000年よりフリーランスのライター・ブロガー。その後2012年より入社した会社でインフルエンサー/アンバサダープログラムのディレクターを担当し、2020年2月よりトレタに入社。現在は6歳の息子を育てつつ、広報・PR室にて社外とのコミュニケーションを中心とした施策やFOODITを担当。トレタのファンを増やすことに従事している。
-FOODITはどんな目的で活動しているコミュニティなのでしょうか?
FOODITとは、私たちが以下の理念に基づいて実施するイベント、コミュニティ、メディア活動の総称で「FOOD」+「IT」の造語です。
このFOODITを通して、フードテックやデジタル事例を多くの飲食業界関係者へ伝えることで、飲食店が適切なDXを取りやすくし、さらに繁盛すること、さらにはエンドユーザーである飲食店のお客様により良い顧客体験を得てもらうことを目的としています。
-どんな活動をしているんですか?
これまでの活動
2015年から、FOODIT TOKYOという「外食産業の未来を考えるカンファレンス」を、飲食業界関係者が一同に集う形で開催していました。
FOODIT TOKYO 2018の様子
しかし新型コロナ感染拡大の影響から、2020年は初のオンラインイベントを開催しました。
もちろんですが、オフラインには直接会って会話できることなどに価値があります。一方で、オンライン開催には地方や海外の方も気軽に参加することができるため、これまでFOODITに参加したくても参加できなかった方々と出会うことができました。
オンラインだからこそ価値提供できることもあるので、オンライン・オフライン両方の良さをうまく取り入れつつ、さらにその価値を高めていきたいと思っています。
そのため、今年から新しいFOODITの動きを模索しています。
イベント運営
これまでは年に1度大きなイベントを行ってきましたが、開催形式やテーマなどが社会の情勢に大きく左右される可能性が高いため、オンラインイベントを短期スパンで開催し、タイムリーな情報を発信していくことにしました。
その第一段として、5/18にFOODIT Live!を開催します。どなたでも無料で参加可能ですので、ぜひご参加ください。
無料の視聴登録は下記リンクからお願いします。
メディア運営
先日から、フードテックを扱うメディアとしての活動も始め、第一弾としてフードラボ『キムチ,ドリアン,カルダモン,,,』に取材に行ってきました。
その狙いと、利用者の声。新大久保に誕生した食産業を元気にする施設「Kimchi, Durian, Cardamom,,,」を解説します|FOODIT TOKYO 実行委員会|note
ある統計によれば、 世界における食産業の規模は700兆円にものぼると言われています。しかしいざ国内を見回してみると、コロナ禍もあり食に関する産業は少々疲れ気味な印象を受けてしまいがち。そんな中、とても勢いのある、食産業に大きなインパクトを与えてくれそうな施設がJR新大久保駅の真上にオープンしました。「 キムチ, ドリアン, カルダモン,,,(Kimchi, Durian ...
コミュニティで飲食業界の皆さんへ、「どこに取材して欲しいか?」「何を聞いてきて欲しいか?」などを聞いてみたところ、実は結構リアクションがあることに気がつきました。
今後は継続的に「気になってはいるけど、話を聞きにいくのはなかなか難しい場所や人」について、取材し発信していけたらと思っています。
Facebookユーザーコミュニティの運営
さらに今年からFacebookでFOODITのユーザーコミュニティ運営を始めました。
最新フードテック情報や飲食店の取り組みの紹介をしたりしていますが、ゆくゆくは参加いただいてる皆さんが自発的にコミュニケーションがとれるようなコミュニティに育てていきたいと思っています。
下記リンクから誰でも参加可能ですので、ご興味がある方はご参加ください。
-FOODITコミュニティとしてこれからやっていきたいことを教えてください
地方にフォーカスした活動
今後は地方にフォーカスしたイベントやメディア記事も取り組んでいきたいと思っています。
関東と比較して地方の飲食店のDX化はまだ進んでいない印象があります。新しいツールを知るチャンスや、成功事例を共有する機会を増やすことで、地方の飲食店の皆さんがもっとやりたいことができるように、フードテックを盛り上げていきたいですね。僕も地方の出身者(静岡県)なので、自分の地元の盛り上げにも寄与できれば最高だと思っています。
海外のフードテックの動きを共有
海外のフードテックは日本に比べ遥かに進んでいます。成功事例も無数にあるのですが、中でもいまの日本で参考にしやすいものを積極的に紹介するよう、意識してキュレーションを行っています。
日本にまだ普及していない海外の新しいサービスやツールを知ることで、フードテックを取り入れた、飲食産業の数年後の未来をイメージしやすくなるかもしれません。
3~4年後を見据えた飲食業界をつくっていく
コロナ禍となり、フードテックを取り入れる飲食店が増えてきましたが、FOODITではアフターコロナの世界である(と信じている)3〜4年後の飲食業界を見据えています。
飲食業界は今まさに厳しい状況下におり、先のことを考えづらい日々が続いていると思いますが、少しでも前を向いてコロナ後の未来を想像したコミュニケーションが取れるよう、機会や場を作るなど、全力でサポートしていきたいと思っています。
さいごに
FOODITとしての活動など事業以外のトレタの取り組みについても、今後はnoteでお伝えしていけたらと考えています。
面談や面接でもぜひお気軽にご質問ください。
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