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ふたりはPM!実は昔から続くデジタル事業。TOPPANの開発部門ってどんなところ?

こんにちは、技術広報担当の椿です💡
今回は、新卒から開発部門で働き続ける2名の社員に話を伺いました!この記事を通して、新卒からTOPPANのシステム開発部門で働くイメージを広げていただければと思います。

目次

  • 人物紹介

  • TOPPANに、システム開発のイメージがない?

  • ITに携わり、ものづくりがしたくてTOPPANを選んだ

  • お客さまからいただく反応と、内側からの変化

  • 仕事に対するモチベーションの変化

  • チーム自慢、一緒に働きたい仲間の特徴

  • 自分の考えをアウトプットできることは、周りにもよい効果を与える

  • ビジネス(顧客の利益)を考え続けられること

  • さいごに

人物紹介

髙木 龍(たかぎ りゅう)|フルスタックエンジニア/プロジェクトマネージャー
新卒でTOPPAN(旧:凸版印刷)へ入社し今年で8年目。主に受託開発システムの運用・保守をメインとしていたが、現在はフルスタックエンジニアの傍ら、自社サービスのプロジェクトマネージャーも行う。趣味はお酒とサブカル系全般。


佐藤 淳紀(さとう じゅんき)|グループリーダー/プロジェクトマネージャー
新卒でTOPPAN(旧:凸版印刷)へ入社し今年で10年目。入社当時からICT開発センターに配属。受託開発のSE/PL/PMを経験し、現在は自社サービスの開発・新規サービスの立ち上げにも従事。趣味はゲーム(Apex)


--まずはじめに、経歴と現在の業務内容を教えてください。

髙木|入社から現在と同じICT開発センターに所属しています。当時は、運用・保守をメインに担当していました。2020年頃からは改修だけでなく、新規のシステム開発に携わるようになり、現在は立ち上げ期の自社サービスのPMとして奮闘中しています。

佐藤|入社してすぐ、生活産業系のお客さまを中心に業務支援系の受託開発を担当していました。(TOPPANの生活・産業事業分野を詳しく知りたい方こちらから)開発の上流から下流までを一気通貫で担当し、営業チームとともにお客さまへソリューション提案しに行くこともあり幅広い業務を経験してきました。
PMの経験を経て、現在は新規サービスの開発をする一方でグループリーダーという立場で組織のマネジメントも務めています。

--お二人は、普段から交流はありますか?

髙木|以前は、生活産業系のいくつか案件を一緒にしていたことがありますね。それから、淳紀(佐藤)さんの案件を引き継いだりもあったので、業務上で結構絡みはありましたが、現在はチームが別になったので業務上はあまりなくなったかも。部の飲み会くらいですかね。

佐藤|そうですね。飲み会も新型ウイルスの流行により回数が減ってしまいましたねー。あ、実は髙木さんと私、トレーナー(配属後のメンター兼OJTの先輩)が同じ方なので、兄弟弟子なんです。交流というか共通点です。

TOPPANに、システム開発のイメージがない?

ITに携わり、ものづくりがしたくてTOPPANを選んだ

--「TOPPANがシステム開発をしているなんて知らなかった」といった声をよくいただきます。そんな中で、入社を決めた当時のTOPPANへのイメージを教えてください。

佐藤|私の場合は、印刷会社の仕事をしたくて入社したというより、IT系の仕事がしたくて探したところ出会ったのがTOPPANでした。当時、情報コミュニケーションと呼ばれるデジタルマーケティング分野が既に勢いのある事業領域でしたので、IT業界を調べてTOPPANが面白そうと思って入社を決めました。大学では画像系の研究をしていたので、何か役立てられたらうれしいなくらいの気持ちでした。

髙木|え、私も顔画像関連の研究していたんですよ!すごい偶然。
確かに私も印刷会社の面接を受けたという意識は全くなかったです。就職活動では、IT系の企業を見ていました。その中に凸版印刷もしっかり入っていたんですよ。説明会では、EC系・キャンペーンサイト・電子書籍/電子媒体などの印象が強く、印刷が発端になったような事業が多いのかな?と思いました。実際はそれだけではないのに、ちょっともったいないなと思いました。今は改善されているのかな?

佐藤|TOPPANって、今でこそCMの影響もあって「印刷だけでない」と知られていますが、"ITに力を入れ始めたのは最近" というイメージが拭えないですよね。私たちが入社した10年前の時点で、既にデジタルマーケティングの長い歴史とたくさんの実績がありました。その事実をもっと広く知ってもらえたらうれしいです。
結局、2023年10月に社名から印刷という文字が消え、TOPPANになりましたが、社名が変わったから何かが変わるというよりは、会社が常に変わり続けてきた結果、社名を変更したに過ぎないのかなと思います。

お客さまからいただく反応と、内側からの変化

--印刷業界では確立していたトッパンブランドが、一般生活者にも届く方法でのメッセージ発信を行うようになり、内と外とでどのような変化を感じますか?

佐藤|社外ではCMなどの影響で認知度が高まり、お客さまから「そういうことやってるの?」と聞かれることは確かに多くなりました。
社内では、デジタル分野が印刷事業を上回るようになってきた事実を知っていますから、連続的に変わり続けてきた会社の実態に沿って、社名も変化を遂げたと認識しています。

私自身は、入社当時からIT分野という意味で業務自体は変わりませんが、組織体制が最適化されたり、関わる業界の広がりからも改めて変化を実感することがあります。

髙木|TOPPANデジタルが設立されたことで、圧倒的に横串の動きが取りやすくなりました。特に、地方営業所からの相談や連携が非常に増えました。これまでは、過去に一緒に仕事をしたことがあることでつながりを生むことがほとんどでしたが、コミュニケーションツールや勉強会を通してそれまで面識がなかった方とも気軽に連携をとることができるようになりました。


仕事に対するモチベーションの変化

--これから先、TOPPANで挑戦したいことはありますか?

佐藤|今までやってこなかったような業界・領域に目を向けて新サービスを開発していきたいです。また、固定観念に捕らわれないビジネスモデルの確立にも挑戦していきたいと思っています。TOPPANの次の武器となる新サービスをつくるべく鋭意検討中です。

髙木|私はシンプルに「売れる自社サービスをつくりたい」です。現在はまだ受託開発の割合が多くを占めていますが、自社サービスの展開もここ数年で増えてきました。0→1でサービスを考える力を身に着け、開発フェーズだけでなく、売れるサービスへと成長させていくフェーズにも、力を注いでいきたいです。

--お二人は入社してから約10年間、TOPPANでシステム開発業務を行ってきていると思いますが、仕事で大事にしている価値観や、自分自身の役割をどのようにお考えですか?

髙木|働く上では「楽しく働きたい」ので、仕事が自分のやりたいこととかけ離れないようにしています。忘れてはいけないのが、会社へ利益を生み出すことが「楽しく働く」ための必須条件ということです。ただ「楽しかった」で終わらないようにする、そんなことはいつも念頭に置いています。

加えて、年々立場が変わってきたことによる気持ちの変化もあります。チームメンバーには、私がそうさせてもらったように、許される範囲で好き勝手仕事をしてもらいたいです。例えば「新技術を使ってみたい」という声があれば、プロジェクトの中でチャレンジする機会をどう用意できるかを考えることが今の私の役割だと思っています。

佐藤|少し前まではお金のために働いていると思っていました。しかし、最近そうでない自分がいることに気づきました。一言で言うと、プライドが自分のモチベーションになっているような気がします。"IT業界でものづくりをする" ということの責任感と言いましょうか。

また、グループリーダーという立場になったことで、みんなの残業を減らすこともモチベーションの一つになりました。働き方改革以降、世の中の残業に対する意識は大きく変わりました。「残業をするな」と声をかけられることはあっても、具体的にどうすれば残業をせずに仕事を遂行できるのか、なかなか示唆してもらえるものではないなぁと実感しています。メンバーに残業をさせないためにはどう業務を振るべきか、自分の立場と現実に向き合って務めています。

チーム自慢、一緒に働きたい仲間の特徴

自分の考えをアウトプットできることは、周りにもよい効果を与える

--お二人が所属するチームのよいところや、またはこんな人は一緒に働く上で大歓迎!みたいなイメージ象を教えてください。

髙木|自分の考えを表に出せる人と一緒に働きたいです!内側にとどまらずアウトプットするということは、それだけ考えたことの解像度が高くなりますので、とても重要なことだと考えます。また、業務外のことでもアウトプットしてもらえると、お互いのスキルセットや、今後のキャリアパスを描く上での相互理解が深まるので、よいこと尽くしですよね。

佐藤|私たちICT開発センターでは、月1で勉強会を開催しているのですが、登壇に自ら手を挙げるメンバーがとても増えました。上司に指示されてではなく、メンバー皆、主体性を持ってアプトプットする行動をとっている姿は自慢したいところです。

ビジネス(顧客の利益)を考え続けられること

佐藤|自己実現のためのチャレンジ・スキルは大事だと思いますが、敢えてほかの意見を出すならば、「顧客の利益を本気で考えられる人」ですかね。分解すると、「責任感」「想像力」「行動力」が含まれると思っています。サービスが顧客に対してどのような価値を生み出すことができて、どのような経験を与えられ、その先に明確な利益をもたらせるものなのか。この辺りはチームとして大事にしていきたいです。

  • 責任感:顧客の利益を追求し、寄り添い遂げる
  • 想像力:サービスのタッチポイントから体験後まで、顧客がどこに、何を価値と感じるのかを考え続ける
  • 行動力:想像では補えないドメイン知識、現場の声を直接聞き、次のアクションにつなげる

髙木|淳紀(佐藤)さんに聞いてみたいのですが、このケイパビリティって例えば私たちのようなプロジェクトマネージャーに向けられたものなのでしょうか。それとも、どのような職種の方にも必要だと思いますか?

佐藤|非常に難しいところです。技術や社会の発展とともに開発現場も変わってきており、今はエンジニアでも現場を知らなければよいサービスは作れない時代になってきました。少なくとも、DXを推進する私たちTOPPANデジタル社員は、全員に求められる能力なのではないかなと思います。

さいごに

新卒入社から長くICT開発センターに在籍し、現在プロジェクトマネージャーを務める2名が、TOPPANデジタルでどのような業務を、どのような想いで走り続けているのかお届けしました。

この記事で、TOPPANデジタルという会社の雰囲気や文化が少しでも伝わりましたら本望でございます。
それでは次回の投稿をお楽しみに👋

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