スリーカウントでは、withコロナを経てなにか困ったことが発生したときのために「在宅勤務制度」を整備しています。
でも実際に、その在宅勤務制度を利用するメンバーはごくわずか。それも感染症対策や車のパンク等、のっぴきならない事情のみ。
原則としてメンバー全員に出社をお願いしており、在籍するメンバーは皆がその文化について理解のもと、浜松市内のイチオフィスから最先端のWEBマーケティングにおけるご支援を生み続けています。
なぜこの時代にIT企業が「出社」に拘るのか?
実はスリーカウントでもフルリモートを許可したことがありました。
その結果が、「コミュニケーション不足による生産物の質の低下」。
スリーカウントでは「コミュニケーション」を「考えと考えのやりとり」と定義しています。フルリモートでの勤務となると、基本的にコミュニケーションツールがチャット、メール、電話等…普段の何気ないコミュニケーションも減るなか、表情やしぐさ等の視覚的情報も得られないとなると「考えと考えのやりとり」に大きな支障を来たすことなど明白です。
お客様の問題解決をするために細心の注意を払って「コミュニケーション」しているのに、メンバー同士の「コミュニケーション」もままならなければ、お客様の問題解決どころでなく私たちに問題だらけの状態が生まれてしまうわけです。
出社することの時間的・労力的負担については充分理解してます。そして出社に拘らずフルリモートにすることで日本中でスリーカウントの思いややりたいことに賛同いただける皆さんと出会える可能性が大きく広がることも十分理解しています。
それでも、そうだとしても、スリーカウントが出社で築く文化、「コミュニケーション」に大きな意義を見出しているのです。
とは言え仲がいいので皆が出社したがる
申し訳ないけど出社していただきたく…と頭を下げてまわるまでもなく、結局メンバー全員出社したがる。
これは事実です。
平均年齢が31歳程度のスリーカウント。人生のステージが似通っている‥趣味に生きたり、結婚を考え始めたり、妊娠を待ち望んでいたり、子育てに奔走していたり‥と、似たような境遇のメンバーばかりですのでお互い共感しあい、尊重しあう、とても良い関係が築けています。
昼休み、事務所にいるメンバー全員で大盛り上がりしたり、スタバ片手にふたりで散歩に出たり、最近好きな動画やアイドルで盛り上がったり、懐かしのキャラクターで爆笑したり……
「考えと考えのやりとり」を重要視しているぶん、お互いの距離が縮んでいるのは確かです。
見学に訪れた方や入社して間もない方は業務中のクリック音のみが響くほどの静寂さと、休憩中の年相応かもしくは年甲斐もない賑やかさと、ギャップに驚く方がほとんどです。
スリーカウントは代表も役員もリーダーも一般社員もパートもひっくるめて皆メンバー。週3勤務のパートのメンバーが代表を茶化して皆で笑い合うのも、スリーカウントならではかもしれません。
かくいう、この記事を書いている私はお客様からいただいたおもたせをメンバーが選ぶ順番が不平等とならないよう、いそいそとあみだくじを作っていて「うちの子(小学生)みたい」とご指摘、ご失笑いただいたところです。
コミュニケーションを楽しむ文化が羨ましい、楽しそうと感じた皆さん。朝起きて憂鬱な気持ちになっている皆さん。
出社して、ほんとに楽しい! と前向きになれるこの文化、いかがでしょう?