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Techouseでビジネスインターンの採用担当をしている中村です。
「自分のやりたいことがわからない」「将来の明確なビジョンが描けない」—そんな悩みを抱えている学生の方は多いのではないでしょうか。
今回のインターンストーリー第四弾では、「自分に合った仕事や環境を見つけたい」という思いからTechouseでのインターンをスタートし、わずか4か月で人材プラットフォーム事業部で顧客対応を担当するまでに成長した加藤さんに話を聞きました。
行動力はあるものの方向性に迷いを感じていた加藤さんの体験談には、実際に働いてみることで見えてくる適性や、失敗を成長の糧に変える姿勢のヒントが詰まっています。
目次
留学経験から見えた「目的」の大切さ
入社2か月で顧客を担当ーコンサル型セールスの醍醐味
失敗を恐れずに挑戦する
やりがいと挫折ー成長を支えた周囲のサポート
成長実感と今後の展望
失敗を恐れず自分らしく挑戦できるTechouse
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
留学経験から見えた「目的」の大切さ
ー 簡単に自己紹介をお願いします。
青山学院大学経営学部3年生の加藤隆太です。2025年2月にインターンを開始し、現在は人材プラットフォーム事業部のセールスインターンとして活動しています。よろしくお願いします。
ー なぜインターンを始めようと思ったのですか?
私は現在大学を休学しています。というのも、英語が好きで、英語力を高めたいという思いから留学を考え、実際に3か月ほどフィリピンへ語学留学をしました。
留学中は、自分の価値観や考え方にさまざまな刺激を受ける一方で、「このまま英語だけを学び続けていても、将来の明確なビジョンがないままでは意味がないのではないか」という不安も強くなりました。振り返ってみると、当時の私は英語力の向上を「目的」として捉えていたため、学んだ英語をどう将来に生かすのかという視点が欠けていたのだと思います。
そこで、語学留学後に予定していたワーキングホリデーを中止し、自分に合った仕事や環境を見つける目的で、帰国して長期インターンを探すことにしました。
ー 多くの長期インターンがある中で、なぜTechouseを選んだのですか?
もともと、アパレルの接客アルバイトの際の仕事がとても楽しく、人と接する力が自分の強みだと感じていました。そこで、ビジネスの現場でも自分の対人能力が通用するのか確かめてみたいと思い、セールス職で長期インターンを探していました。
Techouseからはスカウトをもらい、セールスのインターンがあると知って面接を受けることにしました。最初は「セールスの仕事があるから」という軽い気持ちだったのですが、面接でその印象が大きく変わりました。
面接では、人事の方が自分の悩みや不安に対して、表面的ではなく根本から真摯に向き合ってくれたことが印象的でした。そして、この会社には、人に寄り添う文化があると強く感じました。ここでなら、将来への不安にも向き合いながら前向きに働けるかもしれないと思えたことが、入社を決めた一つの理由です。
また、将来のキャリアについても丁寧に相談に乗ってもらい、Techouseのセールスが単にTechouseのセールスは単に数字を追うのではなく顧客の本質的な課題に向き合うスタイルであること、そして誰でもできる業務を割り振るのではなく自分の適性に合わせて挑戦できる環境があると思えたことも、Techouseを選んだ決め手です。
自分自身、「誰かのために動くこと」にやりがいを感じるので、面接を通してTechouseの考え方と自分の価値観がマッチしていると直感で思いました。
入社2か月で顧客を担当ーコンサル型セールスの醍醐味
ー 加藤さんは具体的にどんな業務を行っているのですか?
私は人材プラットフォーム事業部の主力事業『ジョブハウス』のセールスとして、顧客を複数社担当し、営業活動を行っています。『ジョブハウス』とは、採用活動を行う企業と、求職者とのマッチングを行うプラットフォームの役割をはたしています。
具体的な業務としては、月に一度の定例ミーティングをはじめとした担当顧客とのコミュニケーションを通じて、採用課題を丁寧にヒアリングします。そのうえで、定性・定量の両面から分析を行い、短期~中長期的な施策を自ら考え、提案していきます。売上の獲得はもちろん、そこに至るまでのプロセスまで、一連の業務を一人で担当しています。
非常にタフな仕事ですが、顧客の本質的な課題解決に直接関わることがやりがいにつながっています。
ー その仕事にはどういったミッションがあるのですか?
Techouseは「We Develop」というコーポレートスローガンを掲げ、社会の課題を事業で解決する会社です。このスローガンに基づいて考えると、顧客のニーズを短期的に満たすだけではTechouseのセールスとして十分に課題解決ができているとは言えません。それよりも、例えば顧客企業で働き続けられるような求職者をいかに多く、恒常的に採用してもらえるような体制を作っていくかといった、より長期的な視点での課題解決が求められます。
そのため『ジョブハウス』を活用していただくことはもちろん、採用コンサルティングに近い形で、時には顧客企業がとるべき採用部門の体制などについても提案をさせていただき、採用活動における課題の根本的な解決に向き合います。
失敗を恐れずに挑戦する
ー お客様を担当するに至るまではどのようなことをしていたのですか?
入社してから約1か月半ほどは、研修と事務的な業務に取り組んでいました。『ジョブハウス』の事業内容や仕組み、売上構造など、サービスに関する基礎知識を幅広く学ぶと同時に、日々の定常業務にも携わりました。ひたすら手を動かしながら、業務の質を保ちつつスピードを上げることを意識していました。
その後は、先輩社員が担当している大手クライアント向けの提案資料の作成や、ミーティングの議事録から顧客の課題を抽出するなど、少しずつ業務の幅を広げていきました。そうした中で信頼を積み重ね、2か月目からは実際に担当顧客を持ってセールス活動を行っています。
ー 比較的早くお客様の前に立つ仕事を任されるんですね。不安などはなかったですか?
正直、わからないことだらけで、ビジネスマナーすらあやふやな状態だったのですごく不安でした。実際、はじめての顧客とのミーティングで、自分としては顧客をもっと知りたいという気持ちによる質問だったのですが、それが失礼にあたる内容だったということがありました。幸い、大きなトラブルにはなりませんでしたが、その経験を通してどこまでがOKで、どこからがNGかといったビジネスのコミュニケーションにおける線引きを学ぶことができました。
他にも失敗はたくさんありましたが、それらを「失敗のまま終わらせない」ことを常に意識してきました。私はどちらかというと、まず飛び込んでみるタイプなので、人より多く失敗もしてきました。ただ、失敗の数だけ学びも多く、それが自分の成長につながっているので、次にどうすればよいかを考え、行動に移すことで、その失敗を価値ある学びに変えてきたと思っています。
そういった姿勢を評価していただいたのか、人材プラットフォーム事業部でインターンMVP賞をいただくことができました!自分がやってきたことが形になって返ってきたようで、すごくうれしかったです。
やりがいと挫折ー成長を支えた周囲のサポート
ー 一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?
まさに今取り組んでいる業務すべてが、「顧客の本質的な課題を解決する」という点で強くやりがいを感じています。自分で課題をヒアリングし、解決に向けて施策を考え、提案し、実行し、効果を測定する—その一連のプロセスを自分主導で進められることが魅力です。
特に自分の提案が実際に成果として表れたときは、大きな達成感があります。たとえば、採用率が明確に上がったり、よりジョブハウスを利用したいと顧客が予算を増やしてくださったときは、自分の仕事が顧客の役に立ったと実感でき、非常にうれしく思います。
ー 一番大変だったことはなんでしたか?それをどのようにして乗り越えましたか?
インターンを始めて最初の2か月です。正直、パソコンの基本的な操作すらおぼつかない状態で、自分だけが取り残されているように感じていました。成果も出ず、日々の業務をこなすことで精一杯で「自分はこの仕事に向いていないのではないか」と悲観的になることもありました。
しかし、上長や先輩社員、さらには役員までが日々丁寧に自分と向き合いサポートやフィードバックをしてくれたため、地道にコツコツと努力を重ね、少しずつ自分自身の成長を感じられるようになりました。
成長実感と今後の展望
ー 自分の中でここが成長したなと思うことはありますか?
様々な側面から成長実感を得られていますが、特に「行動の質を意識するようになった」点は成長したなと思います。
もともと自分は思い立ったらすぐに動くという行動力が強みでした。語学留学を通じて、「まず動いてみる」ことの大切さは学べていたと思いますが、Techouseでのインターンを通じて、さらにその一歩先の「行動に目的と意義を持たせること」の重要性を学びました。
また、行動したあとに必ず振り返る習慣が身につき、「行動 → 振り返り → 改善」のサイクルを意識的に回せるようになりました。
行動の質を意識するようになって、自然と業務に優先順位をつけられるようになり、タスク管理もスムーズにできるようになったこともインターンでの大きな成果ですね。
ー 今後の目標はありますか?
インターンを通じて、自分にはセールス、それも顧客と長期的な関係を築いていく法人営業が向いていると感じるようになりました。今後はさらに営業スキルを磨き、顧客の本質的な課題に向き合い、解決に導けるような提案ができるレベルの高いビジネスパーソンを目指していきたいです。
目先の数字や成果ももちろん大切ですが、それだけにとらわれず、「成果の背景にある価値」を見極められる存在でありたいと考えています。
失敗を恐れず自分らしく挑戦できるTechouse
ー Techouseでのインターンの魅力は何ですか?
1つ目は、「自分のペースで成長できる環境」です。
Techouseでは、自分の出勤頻度やスケジュールに合わせて業務を調整してもらえます。そのうえで、主体的に手を挙げれば、周囲を巻き込んでプロジェクトを動かすこともできます。さらに、業務でつまずいた際には、先輩社員や、時には役員からも丁寧なフィードバックがもらえる環境です。
多角的な視点から「自分の強み・弱み」をフィードバックしてもらえるので、自然と自己認識が進み、自分の伸びしろや課題に向き合えるようになりました。
2つ目は、「課題解決力を実践的に身につけられること」です。
Techouseの「社会の課題を事業で解決する」という考え方がインターンにも浸透しています。そのため、ただ売上を追うのではなく、「顧客が本当に求めているものは何か?」という視点から物事を考える姿勢が求められます。
顧客の課題を発見し、それに対してどのようなアプローチで解決していくのかを常に考える必要があるため、論理的思考力や仮説思考、提案力が鍛えられます。これは、セールスに限らず将来どんな職種や業界に進んでも通用する力だと思います。
3つ目は、「ともに切磋琢磨できる仲間の存在」です。
特に大きかったのは、同期インターンの存在です。お互いに切磋琢磨できる関係性があり、成果が出ないときも励まし合い、悩んだときには気軽に相談できる環境があります。就職活動においても、志の高い仲間同士で情報交換や将来の話ができるのは本当に貴重です。
最近では、インターンだけでプロジェクトを進める機会も増え、よりインターン同士のチームワークが求められるようになりました。大学3年という将来を考える重要なタイミングで、同じ思いを持った仲間と刺激し合いながら過ごせていることに日々感謝しています。
ー Techouseのインターンはどういう人におすすめですか?
まずは、熱意のある人にこそおすすめしたいです。
今この記事を読んでいる時点で「何かしなきゃ」「変わりたい」と少なからず思っているのではないでしょうか。たとえ明確なビジョンや目標がなくても、「何かに本気で取り組んでみたい」という気持ちがあれば、Techouseの環境はきっと応えてくれます。
実際、自身もここに来る前は将来何がしたいかなんて全然決まっていませんでしたが、本気で働く中で、「自分はこういう仕事が向いているかもしれない」とか、「こういう人間になりたい」という想いが自然と見えてくるようになりました。
また、学生のうちから実践的なスキルを学び、ビジネスの現場に触れておくことは、間違いなく将来の自分への投資になります。
そして何より、インターンを通じて仕事のスキルだけでなく、人としても大きく成長できたと実感しています。正直、始める前はただ毎日をなんとなく過ごしていましたが、今は目の前の仕事にも、自分自身にも真剣に向き合えるようになりました。
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
ー 最後に、これから長期インターンにチャレンジしようとしている皆さんへメッセージをお願いします。
大学生の時期は、無限に時間がある貴重な期間ですよね。もちろん遊ぶことも大切で、それ自体は素晴らしい経験です。でも、それとは別に、何か熱中できるものを見つけることも同じくらい大事だと私は考えています。
たとえうまくいかなかったとしても、「次はどうすればいいか」を考えて行動を続ければいいだけです。とにかくアクションの数を増やすことが、成長のカギだと思います。
10年後の自分が今の自分を見て、「よく頑張っているな」と思えるような毎日を送ってほしいです。もし、そんな気持ちに少しでも心当たりがあるなら、ぜひTechouseの環境で一緒にチャレンジしてみてください!