「答えは絶対に教えない。でも最後はすべての責任を取る」。自らの手で圧倒的な成果を掴み取るためのサバイバル術を持つリーダー。全員が考える力を習慣づけ、周囲を巻き込みながら自走して道を切り拓いていく
――それが、TAPP中古仕入課の流儀。
「いいと思う。じゃあ行こう」面接の場で下りた即決内定。
その足で前職に戻り、退職を告げたあの日。
「不動産業界って、なんとなく体育会系で、ゴリゴリの強引な人たちがいるイメージだったんです。でも、TAPPのオフィスに入った瞬間、そのイメージは180度覆されました。社内の雰囲気がとにかくフラットで、何より驚いたのが意思決定のスピード感でした」
そう爽やかに笑うのは、TAPPの開発事業部で中古仕入担当課長を務める三上さん。
彼のTAPPとの出会いは、まさに電撃的でした。
転職サイトで見つけたTAPPの面接に臨んだその日、当時の採用責任者からその場で内定を提示されたのです。
「面接の中で色々とお互いの本音を話して、すっかり意気投合してしまって。その場で『いいと思うから、うちに来てよ』と。他の会社と迷う余地なんてありませんでした。決定のスピード感、そしてフラットな社風に魂を奪われた私は、面接が終わったその足で元いた会社に戻り、『辞めます』と退職を伝えました」
創業70年、社員数1500人規模の「超安定企業」に身を置いていた三上さんが、
なぜそこまでしてTAPPへの参画を即決したのか。
その裏には、彼が前職で抱えていた「強烈な渇望」と、TAPPという環境が持つ圧倒的なポテンシャルがありました。
キャリアの原点:
使って捨てられるものから、人生を35年単位で支える「不動産」へ
新卒で入社したのは、愛知県に本社を置く大手印刷会社。
コンビニの支払い伝票や国相手の仕事など、極めて公共性の高い印刷物を扱う営業職でした。
「自分がデザインに関わったものが実際に全国で使われているのを見たときは、確かにやりがいを感じました。でも、扱うものの多くは『一度使われたら捨てられてしまうもの』。次第に、流れては消えていく成果物に対して、どこか物足りなさを感じるようになったんです。せっかく人生をかけて仕事をするなら、もっと長く人々の生活に寄り添い、形として残り続けるものに関わりたい。そう考えるようになり、人生で最も大きなお買い物である『不動産』に興味を持ちました」
同時に、大企業ならではの「意思決定の遅さ」にも限界を感じていました。
「当時はペーパーレス化の波が押し寄せていた時期。
生き残りをかけて、展示会で見つけた新しい技術やアイデアを何度も社内で提案しました。しかし、何段階もの承認プロセスを経ていくうちに、企画は骨抜きになり、いつの間にか立ち消えになってしまう。経営陣がどこを目指しているのかも見えづらくなり、
『このままここにいても、自分が望む変化は起こせない。人生の舵を切るなら、環境を変えた方が早い』と、転職を決意したんです」
自分で道を切り拓いた、フランクで素直な「巻き込み力」
そうしてTAPPへと飛び込んだ三上さんを待っていたのは、
前職とは何もかもが異なる「超高速」の世界でした。
「社長に物件の購入稟議を上げると、情報が揃っていれば、早いときは1分後に『いいよ』と返ってくる。
前職での数ヶ月に及ぶ承認プロセスは何だったんだと、最初は脳の処理が追いつかないほど感動しましたね(笑)」
「当時は社長と直接やり取りをしていましたが、実務の細かなステップを教えてくれる先輩は社内に誰もいなかったんです。でも、そこで立ち止まっていても始まらない。誰も教えてくれないなら、自分で動いて情報を取りにいくしかないなと、すぐに気持ちを切り替えました」
そこで三上さんが取った行動は、
気負った根性論ではなく、極めて合理的で素直なものでした。
「本当に右も左もわからない状態だったので、社内に聞ける人がいないなら、外の人に聞けばいいやと思って(笑)。取引のある弁護士や司法書士の先生、さらには他社で同じ中古仕入をやっている同業者のところへ直接足を運びました。
『本当にゼロから勉強中なので、教えてください!』と、
変なプライドは全部捨てて、バカになって素直に聞きにいったんです。
普通なら競合他社にノウハウなんて教えたくないはずですが、壁を作らずにフラットに飛び込んでいく姿勢を、逆に『面白いやつだな』と面白がってくれて、皆さん本当に丁寧に教えてくださいました。
あの時、誰かに頼るのではなく、自分で動いて周りを巻き込みながら知識を吸収していった経験が、今の私の確固たる基盤になっています」
そして、この『自分で考えて動く人間には、無限の裁量とチャンスを与える』という姿勢こそが、TAPPという会社の思想そのものだったんです」
差別化が極めて難しい「中古仕入」の世界で、三上さん流の「先回り」と「想像力」
現在、三上さんが率いるのは、中古ワンルームマンションを買い取る「仕入営業」のチーム。
中古ワンルームマンションをはじめとする収益不動産の仕入とバリューアップ企画(アセットデベロップメント)です。B to Bのビジネスであり、協力会社である仲介業者から物件情報を得て査定し、条件が合えば購入して営業部門へと繋ぎます。
しかし、中古不動産の仕入れは、競合がひしめき合う極めてシビアな世界。
他社と条件が同じであれば、「購入金額が高い会社」が勝つという単純なマネーゲームになりがちです。
その中で、三上さんは圧倒的な実績を上げ続けてきました。
それは、単なる「仕入作業」を、高度な「仮説検証の頭脳戦(情報戦)」へと昇華させているからです。
「ただ金額を出すだけのQ&Aマシーンになってしまったら、プロとしての価値はありません。
私たちがやっているのは、競合の一歩先をいく『情報戦』であり『仮説検証』です。
例えば、日々市場のニュースや再開発の情報を追いかけています。
『5年後にここに新駅ができる』という情報を他社より早く掴んでいれば、他社が『現状は需要がない』と見送るような物件でも、当社なら『新駅ができれば価値が跳ね上がる』という確固たる仮説のもと、適切な金額で買い取ることができる。
さらに、バリューアップのアイデアも重要です。
間取りを見て『ここに壁を1枚追加して部屋の構成を変えるだけで、家賃の価値が上がるのではないか?』とひらめき、見立て通りに利益を数百万円単位で伸ばせたときは、本当に面白いですね。
単に物件を買うのではなく、
まだ世の中に顕在化していない『不動産の真の価値』を自分で見抜く。
その価値をお客様が認めてくれる。
このクリエイティブな醍醐味こそが、中古仕入という仕事の最大の面白さです」
「ダメです」を飲み込まない。スピード昇進を掴んだ圧倒的当事者意識
プレイヤーとしてトップを走り続け、スピード昇進で課長職へと駆け上がった三上さん。会社から「マネジメントを任せたい」と評価された最大の要因を、彼はこう自己分析します。
「数字を出していたことはもちろんですが、一番は、困難な局面でも絶対に『諦めなかった姿勢』だと思います。
以前、銀行の融資締切が物理的に過ぎており、普通なら『今月の決済は不可能です』と諦めるしかない大ピンチがありました。そこで多くの人は『ルールだからダメです』と諦めてしまう。
でも、私は『どうすれば融資を押し込めるか?』を考え抜き、銀行の担当者と徹底的に交渉し、泥臭く突破口を開いて決済を間に合わせました。
うちの社長や役員陣は、こういう『限界を決めて諦めるか、それともどうすればできるかを脳がちぎれるほど考え抜いて行動するか』を本当によく見ています。
できない理由を並べるのではなく、できる方法を提案し、最後までやりきる。
その圧倒的な当事者意識が、私を次のステージへ引き上げてくれたのだと思います」
答えは教えない。「改善提案」がもたらす自律型チームの流儀
かつては「自分が数字を積み上げることが何より楽しい」という完全なプレイヤー気質だった三上さん。しかし、マネジメントを経験する中で、視座は大きく変化していきました。
「1人でどれだけ死に物狂いで働いても、仕入れられる金額や件数には限界があります。でも、自分が培ったノウハウを部下に伝え、彼らが育って1人10件ずつでも仕入れられるようになったら、チームとしてとてつもなく大きなゴールに到達できる。仲間の力を借りた方が、はるかに遠くまで行けることに気づいたんです。
それがマネジメントの何よりの面白さですね」
そんな三上さんが率いるチームの育成方針、
そしてTAPP全体の教育思想として根底にあるのが、徹底した「自律する人を育てる文化」です。
「部下から質問をされても、私は絶対にすぐ答えを教えません。
まず『どうしたいの?』と問いかけます。自分で考えて、仮説を持って動かないと、
ただの指示待ち人間になって成長が止まってしまうからです。
その思想を仕組み化したのが、
チームメンバーに課している毎週の「改善提案」です。
「『このデータ入力作業、プルダウン形式にすれば1分短縮できます』といった些細なことでいいんです。大切なのは、日々の業務を『当たり前』と思わず、常に『もっと良くできないか?』と頭を働かせる習慣(自律的思考)をつけることです」
さらに三上さんは言います。
「『自分で考えて動け』と言うからには、失敗した時の逃げ道は作っておかなければいけない。
だからこそ、『答えは教えないが、何か問題が起きたら、最後は上司である私がすべての責任を取る』と決めて打席に立たせています。
自分で意思決定を経験し、失敗し、それを上司がカバーして次の糧にする。
このサイクルがあるからこそ、メンバーは萎縮せず、本物のプロフェッショナルへと急速に育っていくんです。
これらは単なる私のこだわりではなく、
TAPPという会社が全社を挙げて体現している『自律型人材の育成思想』そのものです」
求めるのは「1つの事象から複数を描ける『想像力』」と「調和力」
中古仕入のプロとして、さらに強い組織を作ろうとしている三上さん。
彼がこれから一緒に働きたいと思う人物像は、明確です。
「一つは、想像力がある人。
例えば、世の中のルールが1つ変わったとき、『自分たちの仕事のあそこにも影響が出るな』と先回りして想像できる人は、仕入営業として間違いなく化けます。
もう一つは、バランス感覚と調和力。
仕入は営業力だけでなく、契約やタスク管理などの細かい実務が山ほどあります。
そして、付き合う取引先も、年齢も性格も本当にバラバラです。だからこそ、相手に合わせてコミュニケーションのトーンを変え、多くのタスクを並行処理できる調和力を持った人と、ぜひ一緒に働きたいですね。
ダラダラと残業するのは大嫌いなので、効率化して早く成果を出せるなら、19時の定時にサクッと退勤して野球観戦に行ったっていい。
自分で自分の仕事をコントロールし、やりたいことのために成果を上げる。
そんなスマートでカッコいいチームを、一緒に作っていきたいですね」
終わりに
「どうすればできるか」を常に考え抜き、上司不在の荒波も自力で突破してきた三上さん。その語り口は非常にフランクで話しやすく、取材中も笑いが絶えませんでした。しかし、仕事に向き合う姿勢には、一切の妥協がない「プロフェッショナリズム」が満ちていました。
「答えを教えない」という厳しい指導の裏にあるのは、部下のキャリアを本気で考え、
自立したビジネスパーソンに育て上げたいという温かい情熱。
そして、「最後は自分が責任を取る」という圧倒的な男気です。
彼の育成スタイルはTAPPが掲げる「圧倒的自律カルチャー」という思想で繋がっていました。
単なる仕入業務ではなく、
情報戦と仮説検証を繰り返す「アセットデベロップメント」という頭脳戦に挑む。
そして、自走できる強いプロフェッショナルへと成長する。
TAPPという環境には、自ら人生のハンドルを握り、
どこにいっても通用する市場価値を身につけられる仕組みとカルチャーが整っています。
泥臭く、
しかし誰よりもスマートに、
自分の頭で考えて成果を出す快感を味わいたい方。
ぜひ、三上さんが率いるTAPP中古仕入チームの門を叩いてみませんか?