The Chain Museumの募集・採用・求人情報 - Wantedly
The Chain Museumの新卒・中途・インターンの募集が15件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
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アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を軸にアートビジネスを展開するスタートアップ「The Chain Museum」に、2022年1月から新たなメンバー・「塚田萌菜美」さんがジョインしました!
アートビジネスに長年携わってきた経験があるということで、アートとの出会いのきっかけ、これまでのキャリア、The Chain Museumへの入社の決め手や、今後チャレンジしていきたいことなどをインタビューしました。ぜひご覧ください!
大学で近代西洋美術史を専攻しながら、アルバイトやインターンなどで団体展、美術館、欧米のオークション会社、ギャラリーの裏側を見て回る。骨の髄までアートの魅力に浸かった結果、成城大学文学研究科美学・美術史専攻博士課程前期を修了。
国内のオークション会社へ就職し、作品のハンドリング、ドキュメンテーション、カタロギング、解説文執筆という裏方を担当しつつ、オークショニア、営業、広報という前線にも携わる。休日も美術館とギャラリー訪問を主目的に全国行脚し、コロナ以前は名作に会いに行くために気軽に海外へ飛ぶ生活をしていた。
コロナ禍ではその資金と時間をコレクションに全振りし、アート系のイベントでアートラバーたちと歓談するのが生きがいになりつつある、自称「趣味を仕事にしたアートオタク」。好きな国はイタリアとタイとスリランカで、各国語を勉強中。
大学と大学院で美術史を専攻していたので、当初から卒業後の進路はアートビジネスしか考えていませんでした。ただ、当時の大学のキャリアセンターはアート業界を全くカバーしておらず、どういう職種があってどういうことが仕事になるのか、全く分からない状況でした。そのため、「とりあえず在学中に全部見てやる...」と、業界内にある縦割りの壁をバイトやインターンという形で越えながら見て回ることにしました。
実際にアートワールドに飛び込んだ当時は、アートといえば「美術館へ展示を見に行くもの」という認識が一般的でした。次第に「なぜ欧米のようにもっと生活にアートが入り込まないんだろうか。そもそも作品を買わないのはなぜか...」という疑問に行き当たりました。
欧米圏によく出張に行っていたアート好きな両親の影響で、幼少期から美術館に連れ回され、子供向けのワークショップなどにも参加しながら楽しい思いをしていた私にとって、この日本の現状がより不思議に思えたんです。
日本のアートプレーヤーをあちこち見て回り、改善すべきポイントが分析できるようになった矢先、アルバイト先のオークション会社が当時同じ問題意識を持ってアクションを起こし始めていたので、そのままそちらへ就職をしました。7年間働いた中で、いつしか一般の方がアートを買う土壌・空気・コミュニティが根付いてきたように思います。まだ欧米や香港などの中心地に届く規模ではありませんが、面白味のある変革期に、アートビジネスの最前線ともいえる場所にいられたことはとても良い経験でした。
展覧会の入場予約を行うために、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を使ったことを機に、The Chain Museumの存在を知りました。関心が更に湧いてきたのは、2021年夏頃に独自企画としてスタートしたリアルな場でのギャラリー展示(「REAL by ArtSticker」)に足を運ぶようになった時からです。
私自身、アートのプロとして働きながらプライベートでは作品のコレクションもしていたのですが、「ArtSticker」を1ユーザーとして使っていく中で、展示予約から、Sticker機能を通した作品への感想・コメントを残せるコミュニケーション、更にはその後の作品購入など、様々な鑑賞体験が楽しめることは新たな発見の連続でした。特に、「作品購入」という動線は、目から鱗の様な仕組みが沢山あり、印象的でしたね。
日本のアートビジネスは、どうしても慣習や不文律・縦割りの壁と戦いながら動かすもの、という印象が根付いていますが、The Chain Museumは良い意味でアート業界の常識にとらわれず、新しい挑戦を続けているんです。こういったビジョナリーな姿勢に、更に成長していくポテンシャルを感じられたことが、なによりの入社の決め手ですね。
国内のアート業界がここまで活況になったのはここ数年のことですが、その進化はさまざまなプレーヤーが試行錯誤を重ねてきた結果です。一方で、その分、プレイヤーも疲労・疲弊が蓄積しており、関係者間で認識の齟齬などが生じる場面も時折見かけたりしています。
だからこそ、私はそろそろ「サスティナブルで成熟したアートシーンを作るべき時だ」と考えています。
「キュレーション目線」・「ビジネスサイド目線」・「コレクター目線」という自らが強みとする多角的な視点を活かして、新しい生態系を作ることを野望に掲げています。
「アートやアーティストが世界と直接つながることを希求する」というThe Chain Museumのビジョンを意識しながら、アーティストの皆様に対して従来の型にはまらない活躍の場を提供し、新たな収入源と世界へのタッチポイントを創出すると共に、アートラバーにとっても使いやすいコミュニティ支援の形を、The Chain Museumのフットワークの軽さとリソースをフル活用しながら着実に作りあげていきたいです。
記事をお読みになって、アートビジネスとThe Chain Museumに大きな未来を感じていただけた方は、ぜひご応募をお待ちしております!
ご興味のある方は、ぜひ以下よりご応募ください!リモート面談も実施中です
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