アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を軸にアートビジネスを展開するスタートアップ「The Chain Museum」に、2026年8月から新たなメンバー「小田川 祐希(おだがわ・ゆき)さん」がジョインしました。
これまでのキャリア、The Chain Museumへの入社の決め手や、今後チャレンジしていきたいことなどをインタビューしました。ぜひご覧ください!
■社員プロフィール
小田川 祐希さん/Art Coordinator・Gallery & Bakery Tokyo 8 min
愛知県立芸術大学 美術学部 美術学科 芸術学専攻 卒業。中日新聞社事業局にて、主に文化事業部で本社主催展覧会の予算管理、作品借用契約、保険手配、搬入出・展示立会、券売、広報、グッズ開発、会期中の会場運営など、展覧会実施に関わる業務全般を担当。2026年8月よりThe Chain Museumに参画。Art Coordinatorと、Gallery & Bakery Tokyo 8 min のProject Managerを務める。
〜小田川 祐希さんへの3つの質問〜
Q1:入社前はどんなことをされていましたか?
美大在学中から、美術に関心を持たない人たちに対しても、広く社会に芸術文化を開いていくことに関心があり、ギャラリーや美術館でのインターンシップ、企画公募展への応募・実現など、展覧会を「つくる」側の経験を積んできました。
それまでは展覧会を「みる」立場にいたため、美術館が単独で展覧会をつくっていると思っていました。実際に企画・運営に携わるなかで、行政やマスコミ、民間企業などのさまざまな主体が関わっていることを知り、展覧会が社会に届くまでの仕組みやプロセスに興味を持つようになりました。
その経験から、地域に密着した展覧会事業の現場に携わりたいと考え、2019年に中日新聞社へ入社。主に文化事業部で7年以上にわたり、「古代エジプト展」「ジブリの大博覧会」「ゴッホ展」など、美術展を中心とした本社主催展覧会の開催に携わってきました。
予算管理、作品借用契約、保険手配、搬入出・展示立会、券売、広報、グッズ開発、会期中の会場運営など、展覧会実施に関わる業務全般を担当。また、コロナ禍には新たな券売方式の考案や自然災害時の顧客対応を経て、企画力・運営力・広報力とあらゆる現場で臨機応変に対応する能力を培いました。
Q2:入社のきっかけとして、The Chain Museumにどんな魅力を感じてくださったのですか?
前職では「ジブリの大博覧会」「ゴッホ展」など、話題性や収益性の高い展覧会を手掛ける一方で、現代を生きる作家たちと仕事をする機会が限られていました。
入社8年目を迎え、30代に突入したタイミングで今後のキャリア形成を考えた結果、「今まさに活躍している作家と仕事がしたい」「同時代の作家や作品と社会との接点をつくる仕事がしたい」という思いが強くなり、The Chain Museumへの転職を決意。
新卒時からArtStickerのユーザーとして同社の存在を知っていたため、前職で展覧会業務全般を幅広く経験しながら、The Chain Museumの事業展開にも注目してきました。特に、ArtStickerを通じて作家と鑑賞者をつなぐだけでなく、ギャラリーやホテル、商業施設、居住空間など、多様な場でアートとの接点を生み出している点に大きな魅力を感じていました。
アートの「届け方」や「接点設計」までを含めて、芸術文化が人々の日常に入り込む仕組みをつくるという方向性が、自分の実現したいことと重なったことが、入社を決めた大きな理由です。
Q3:今後、The Chain Museumでチャレンジしていきたいことは?
まずは、これまでに展覧会事業で培ってきた経験を生かしながら、担当するGallery & Bakery Tokyo 8 minという場を通じて、同時代を生きる作家や作品と、人々との日常的な新たな接点をつくっていきたいです。
前職では、多くの人に展覧会を届けるための企画・運営に携わってきました。一方、The Chain Museumには、自社ギャラリーという場所だけにとどまらず、ArtStickerやさまざまな企業・施設との協働を通じて、アートとの出会い方そのものを広げられる可能性があると確信しています。
The Chain Museumの一員として、作家が新たな挑戦をできる環境と、訪れる人が偶然作品に出会い、興味を持つきっかけをつくること。その経験を積み重ねながら、将来的には場所や事業の枠を越えて、作家と社会との新しい接点を生み出す企画にチャレンジしていきたいです。人々の日常的なおでかけ先のひとつに、ギャラリーが自然と加わるような時代を目指します!