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「満足にはまだほど遠い」 あくなき向上心で創業初期からSustechの成長を支えるコーポレート担当

今回のメンバーインタビューは、Sustechのコーポレート業務全般を担っている熊谷です。
社会人として早く経験を積みたいという思いから高校卒業後すぐに就職し、持ち場で着実に結果を残しながら自らのキャリアを切り拓いてきた熊谷。「転職は全く考えていなかった」という一年前、なぜSustechへ転職する決意をしたのか、入社からこれまでの業務や、Sustechで描く自身の展望について話をしてもらいました。

コーポレート担当 熊谷 咲良 (くまがえ さくら)
高校卒業後、金融事務やブライダルアシスタントを経て、IPOを目指す地元ベンチャー企業等で経理担当としての業務経験を積む。2022年1月、まだメンバーが5人未満(役員含む)だったSustechに入社。Sustechには経理職として入社し、加えて現在は人事労務や総務等コーポレート業務全般に従事。


事業のスケール感と業務の幅に惹かれてSustechへ

-先ずはSustech入社前のご経験を教えてください。
元々早く社会人になりたい気持ちが強く、高校卒業後すぐに就職して、地元の金融機関で約4年間勤めました。最初は窓口で預金の受け入れや払い戻し、振込対応等を行っていて、そのうち窓口業務からバックオフィス業務も担当するようになりました。しばらく働いていると業務に慣れてきたことに加えて、私自身「業務効率化が好き」という性格もあり、業務時間をどんどん短縮できるようになってきました。ただ、その分新たに他の業務に取り組めるような環境ではなく、退社になるまで時間を待つという状況が続き、言ってしまえば暇な時間が増えて辛くなったんです(笑)。それで転職を考え始め、元々関心が強かったブライダル業界に飛び込みました。ブライダルの会社ではプランナーアシスタントとして、メインのプランナーさんに付く形で、事務サポートやお客様対応、結婚式費用の管理業務等を行っていました。

-Sustechは経理職で入社されていますが、最初から経理のご経験があったわけではないんですね。
はい、経理業務をやるようになったのは次に入社したフィットネス系の会社からです。ファッション誌よりもゼクシィを愛読していたくらいブライダル業界が好きでしたし、職場も楽しかったのですが、自分のキャリアを考えたときに、商業高校で学んでいたことや新卒での金融事務の経験、ブライダルの会社でも営業管理や小口管理等をやっていたこと等、これまでの経験を活かして一度経理に特化してやってみたいという気持ちが湧いて、当時IPOを目指していたフィットネス系の会社へ経理職として入社しました。この会社で、当時の上司から経理業務のイロハを教えてもらい、経理担当としてのスキルを伸ばして頂いたと思っています。また、会社のフェーズ的に人が足りていない状況は常にあって、経理業務に加えて営業事務や総務、面接対応等の人事業務も経験させてもらっていました。今と少し似ていますが、ゼネラリストのような働き方でした。

-その後どのような経緯でSustechに入社されたのでしょうか?
フィットネスの会社は業務も面白く一緒に働く人たちも良い人たちばかりで、この会社でずっと働き続けたいという想いでやっていたんですけど、コロナの蔓延によってフィットネス業界全体が大打撃を受け、私がいた会社も例外ではありませんでした。元々はIPOを目指していたものの、そのような状況で業績が下がり続け、事業を売却しなければならなくなったんです。その時、有難いことに売却先に行くという選択肢もご提示頂いたのですが、職種が変わる可能性もある。私の中では、まだ経理としてスキルを高めていきたいという思いがあり、転職することにしました。そこで引き続き経理業務に携わることができ、特に大きな不満もなく働いていたのですが、あるとき人材紹介業をしている知り合いから「経理を探しているスタートアップがあるんだけど誰か知り合いで良い人いない?」と連絡があったんです。そのスタートアップというのがSustechで、最初は知人に良縁があればと思って「ちょっと探してみますね」と会話していたのですが、会社の話を聞いていくうちに私自身すごく興味が湧いてきて。フィットネスの会社に所属していたときに、外部環境の大きな変化でIPOを諦めざるをえなくなったという経験が、自分の中で消化不良だったんだと思います。SustechもIPOを目指すスタートアップで、しかも創業の初期も初期で、メンバーは役員含めても5人未満。まさに会社という組織を立ち上げるタイミングから働けるチャンスは今後滅多に出てこないだろうと思い、気が付けば「私が立候補して良いですか?」と手を挙げていました。面接で役員メンバーと話をさせてもらった中で、会社が目指していることのスケール感や、経理担当というポジションはありつつも、会社全体のオペレーションを作り上げていくことに、とても魅力を感じたことを今でも覚えています。


0→1の経験をたくさん積める環境が心地良い

-約一年前に入社されていますが、入社から現在までどのような業務に従事されてきましたか?
元々経理ポジションとして入社したので、日々の仕訳業務や請求書管理、税理士さんと連携しながらの税務対応等、先ずは経理担当としての業務ですね。それと同時に、人事労務や総務、株主総会対応や取締役会の運営、経営陣の秘書業務等、会社運営において必要なバックオフィス業務ほぼ全てに携わらせてもらっている状況です。オファーを頂いた時、会社規模を考えるとオファーレターに書いてある業務以外にも色々やることが出てくるんだろうなという予想はしていて、私自身それが楽しみでもあり期待感もあったのですが、まさかここまで広範囲に広がるとは思っていませんでした(笑)。

-入社時の想像以上に広範囲に渡る業務を担当されているかと思うのですが、現在の仕事のやりがいは何でしょうか?
Sustechへ入社して一年経ちますが、事業の展開も組織状況も日々変化があり、新たにやるべきことがどんどん増えている状況です。もちろん大変なこともありますが、ルーティーン業務としてずっと同じことをやり続けるわけではなく、私が期待していた“常に変化がある”環境があることをとても嬉しく感じています。この一年間でやってきた業務のうち、半分以上がこれまで私が全く経験したことない、ゼロベースで取り組んだこと。これまでの経験は活かしつつも、“全く知らない”0の状態から“経験した”1にステップアップできたことが増えて、自分の経験や知識が蓄積できている感覚もあり、非常にやりがいを感じています。
これまで複数社経験してきた中で、私は一つの分野のプロフェッショナルというよりも、どちらかというとゼネラリストの方が合っているし好きだと感じており、今はものすごく当てはまっているように思います。あとは、会社やそこで働く人たちを後方からサポートをするのが好きなので、経営陣やメンバーの皆さんから頼られたり、業務サポートをお願いされたり、やっぱりそういう一つ一つが自分の存在意義ややりがいにも繋がっていますね。業務を進める上でヘルプを出すことがどうしても出てきてしまうのですが、皆さんさっと手を差し伸べてくれて、「相談していいよ」という雰囲気をつくってくれる方ばかり。その環境にものすごく助けられていて、この会社や組織をもっと良くしていきたいという向上心が生まれる好循環になっています。

自身の成長が組織の成長に繋がるからこそ感じる責任とやりがい

-元々“業務の効率化”が好きだとお話されていましたが、Sustechでもその力を発揮される場はありますか?
そうですね。各事業が本格的に拡大しはじめ、社員が増えてきた中で、これまでのような“目の前で起きたことにとにかく対応する“状態から、多くの業務を定型化するタイミングにきていると思います。ですが、私にとって未知の事も多く、調べたり、勉強したりしながら進めている状態で、まだまだ満足できるレベルではありません。もっと洗練された制度やオペレーションを構築していきたいと思っています。
例えば、今でこそ色々な社内制度やルールを整備してきましたが、私が入社したときは社員がほぼいなかったので、就業規則も一から作る状態です。以前もIPOを目指していた会社にいたことがあるのである程度想像をしていたつもりですが、今振り返れば、創業からある程度経ち、前任者がいたので、何かあれば社内で前例を確認することができました。Sustechの場合は、ほとんどの事が一からつくる仕事だったので、簡単な物事でも、本当にこれで良いのか、と迷うことも少なくありません。一方で、求められるスピードは非常に速いので、自分自身の知識や経験が追い付けていないと感じることもあります。事業や組織はものすごいスピードで拡大しているので、自分の業務が、この組織の成長を左右しているのだと考えると、以前にも増して責任とやりがいを感じます。

-入社当時とくらべると組織の人数もかなり増えてきていると思います。事業も組織も変化がある中で、熊谷さんが今後Sustechでチャレンジしたいことを教えてください。

これまではとにかく組織の変化についていくことに必死で、常にチャレンジをさせてもらっている状況でしたが、結果的に自分が対応できる業務の幅を大きく拡げられたと思っています。これからはもう一歩進んで、一つ一つの領域で知識や経験をより深めていきたいです。
Sustechは今後さらに事業を拡大させていく中で、IPOも一つの目標として置いています。そうするともちろん組織も大きくなり、組織や業務担当の境目が緩やかな今の状況から、業務担当の縦割りが必要に変わっていくと思います。そのときに、私自身がさらに会社に貢献できるよう、自分のスキルセットを増やしておきたいという想いがあって、今だからこそ、経理に限らず様々な経験を積みながら、自分の得意不得意や興味関心のベクトルを見極めていければと考えています。

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