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「カッコイイオトナ」が世界を変える。僕たちがこの挑戦を続ける理由

ーー今日は代表の楓さんにインタビュー!まずはざっと経歴から。学生時代から創業までの流れを教えてください。

高校まで岐阜で過ごして大学進学で上京しました。大学生の時は毎日サークルか飲みっていう典型的な感じだったけど、3年生の終盤にひょんなことから友人と就活支援会社をはじめて、その頃から「事業作り」と「キャリア支援」の楽しさと意義を知りました。

ただ、当時(2006年頃)は学生起業が珍しい時代でだったのもあって、その会社を続けることにビビって新卒では広告代理店に入社しました。広告代理店ではCM作ったりアイドルと飲んだりと、The代理店という経験をして、めちゃめちゃ大変で楽しかったんだけど、3年働いてみて「もっと人の人生に関わる仕事をしたい」と思ってCARTA HD(サポーターズの親会社)に人事として転職した、という流れがあります。

そこから3年間、新卒採用に関わらせてもらって、人生を賭けたいと思える課題とそのソリューションをどうしても実現したくなった時が2012年で、まさにサポーターズを創業した時ですね。というわけで学生起業→代理店営業→ベンチャー人事→社長という謎のキャリアを歩ませてもらってます

創業時に感じていた世の中への課題意識を、サポーターズによってどう変えようと思ったのか。

ーー不思議なキャリアですよね。CARTA HDの人事時代に多くの地方学生と会う中で、彼ら・彼女たちの持つ選択肢の数やその先の未来に課題意識を持った話は入社時に聞いたんですけど、当時は具体的にどんな課題が顕在化してたんですか?

人事として転職した2010年は、世の中はiPhone、facebook、Twitterとか、今みんなが当たり前に使ってるものが急速に広がり始めた頃でした。「これはマジで世界を変える」って衝撃を受けて、改めてITやインターネット、そしてそれを生み出す "エンジニア" という存在の大切さを痛感しましたね。人のキャリアに関わる者として、この「世界を変える」未来を担う若者たちを増やすこと、育てていくことが自分の使命かもしれないと本気で思い始めたのがこの頃。

一方、実際に人事として全国の学生さんと話すと、それが到底できないような不遇な状況がたくさんあることに直面して、これはヤバいと思ったのが一番の大きな課題意識です。地方にいるってだけで、偏った情報しか入ってこなかったり、物理的な距離もあって、何かアクションすることさえできない状況がある、と。

例えば、地方の大学でゴリゴリにWEBサービス創ってる学生さんが、学校の先生や地元の人と話すと「そんなの仕事にできるわけないから、もっと現実見て地元の工場見学とかしなさい」とか言われてるわけですよ。そして「自分の興味、能力なんてそんなもんなんだ」と諦めて、気づくと言われたことをやり続けるだけの社会人になっている、みたいなことが日常的に起きていると知ってショックを受けました。


ーー楓さんはその状況を目の当たりにして、どうやって変えようとしたんですか?

そんな状況を変えるには自分が事業として仕組みを提供するしかない、と思ってサポーターズを創業しました。「カッコイイオトナと出会える」仕組みによって情報格差を、「交通費支援」というお金の面で物理的な格差を解消をするイメージでサービスを作って、それをリアルでもWEB上でもやっていこうと考えていました。

4月で創業から10年経つけど、使ってくれた学生さんは累計で10万人を越えて、彼らに支給した交通費はもうすぐ4億円越えようとしています。実際10万人という数字はWEBサービスとして小さな数字ですが、この積み重ねが1人1人の人生を変えて、ひいては日本の未来を変えうるサービスになるんじゃないかと思うと、少しは誇っても良いのかなという気持ちになる時もあります。。

ーー楓さんから見て、実際何か変わってきた、という実感はありますか?

元ユーザーの方と飲む機会も多くて、彼らから「新しいサービスをリリースした」「CTOになった」「サポーターズで知ったキャリア観を、今学校の後輩たちに伝えている」って報告をもらうたびに、少しずつだけど、確実に彼らの人生と日本の未来が変わり始めていることを実感できる瞬間があります。

そういうキッカケとなる出会いを作り続けていこう!って意思を表したのが、経営理念でもある「カッコイイオトナを増やす」

僕らが存在することで、カッコイイオトナになりたいと思っている若者が、カッコイイオトナと出会って、実際にそこに向けての一歩をスタートできる。そんな存在でありたいと思ってずっとやってきました。

サポーターズが今後解決したい世の中の課題と、なぜそれをするのか。

ーー今でも楓さん自ら多くの新規事業を立ち上げたりしてる中で、今後サポーターズはどんな課題を解決していくべきだと考えてますか?

ズバリ「ITエンジニア不足」という大きな社会課題です。

ITエンジニアは求人倍率10倍を超え、今最も採用が難しい&最もビジネスで必要とされている人材です。更に2030年には今の倍以上、人材不足が深刻化する、と言われています。その影響は、皆さんご存知の通り、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れ、GDP減少など、僕たちの生活に大きな影響を及ぼし始めています。

そんな社会課題に向け、これまでは「エンジニアを目指す学生により良いきっかけを与える」をやってきましたが、これからはそれに加え「社会に必要なエンジニアを育てる」ことも重要だと考えています。

ーー具体的にはどんなことができそうですか?

2年前に始めたキャリア教育事業「技育(ぎいく)プロジェクト」がまさにそのためのアプローチです。

「 "技" 術者を "育" てる」プロジェクトとして、テックカンファレンス「技育 "祭" 」、ピッチコンテスト「技育 "展" 」などを実施し、学生エンジニアのインプットとアウトプットのサイクルを創り出しています。

これは単なる「エンジニアを増やす」だけではなく、今社会で最も必要とされている、「自ら課題解決策を考え、自らテクノロジーを用いて創る」エンジニアを増やす取組で、1年で約5,000名の学生さんが参加し、世の中にアウトプットを贈り出してくれました。

ちなみに、「技育」は「GEEK」と「"技" 術者を "育" てる」をかけた造語で、めちゃくちゃお気に入りです。笑


↑楓さんが論破される技育祭の人気セッション「ひろゆきだけど何か質問ある?」


これからサポーターズに入社されるアナタへ

ーー技育プロジェクト、本当に世界を変えるかもしれない、と割と信じてます。そんな社会課題解決に向け、やること多すぎて仲間が足らないわけですね。楓さんから見て、どういう方に来てほしいとか、その辺のイメージ聞かせて下さい!

一番は自分自身も「カッコイイオトナ」でありたい、と思う人に来てほしいです。

「カッコイイオトナ」に関して強烈に頭に残っていることがあって、CARTA HDに転職した直後、会社とユーザー(学生)のメリットどっちを優先するか、みたいな二択で悩んでいる時に、上司に相談すると「お前それ、どっちがカッコイイの?会社のメリットとかダセーことで悩むな。まずは人としてカッコイイかどうかだろ。全てはそこからだよ」と本気で怒られたことがありました。

社会人って自分の価値観よりも、まず会社に利益があるか、メリットがあるかどうかが全てだって教わってくるじゃない?会社員である以上それは仕方ないと思ってたんだけど、それを真っ向から否定してくれる上司と会社がすごいカッコイイなと思ったし衝撃的でしたね。

だからこそ、自分たちの会社も、サービスも、まず「カッコイイ」と胸を張れることをする、というのが大前提だと思っていて、そんな働き方、生き方がいいなと思ってくれる方にぜひ来てほしいです。

一緒に、カッコイイオトナになって、世の中にカッコイイオトナを増やしましょう!

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