こんにちは。PRチームの大澤です。
法令点検のプラットフォーム事業を展開するスマテンで、パートナー様と現場をつなぐ大事な役割を担っているPTQA(パートナークオリティアシュアランス)チーム。今回はそのチームで今年4月からサブマネージャーとして活躍する石川さんに、これまでのキャリアから今後のビジョンまで、お話しを伺いました。
目次
■飲食業界で15年。人と向き合い続けたマネジメント経験
■「何をするかより、誰とやるか」。尊敬する上司を追ってスマテンへ
■「頼ってくれてありがとう」点検者様との関係づくりがやりがいに
■チームを束ねる“ブレない存在”へ
■ミッションは「信頼」、業界の課題を“交流”で乗り越える
■共感できる仲間と、ビジョンを一緒に
■飲食業界で15年。人と向き合い続けたマネジメント経験
―初めに、スマテンに入社する前のご経歴を教えてください。
前職では飲食業界に約15年間勤めていました。居酒屋割烹、ビストロ、カフェ、レストランなど、さまざまな業態で店舗の管理やマネジメントを行っていました。
―大変だったこと、やりがいを感じたことは何ですか?
パートやアルバイトが中心の現場だったので、みんなで同じ方向を向いて進んでいくのが難しく、そこに力を注いでいました。でもだからこそ、チームとして一つの形になったときのやりがいは本当に大きかったですね。
■「何をするかより、誰とやるか」。尊敬する上司を追ってスマテンへ
―スマテンへ入社されたきっかけを教えてください。
前職で一緒だった上司に、もう一度ついていきたいと思ったのがきっかけです。何をやるかももちろん大切ですが、僕は「誰とやるか」を一番に考えました。
―冨澤さんの紹介で入社されたんですよね!
そうです。冨澤さんとはカフェで一緒に働いてたことがあり、お互いにその会社を退職してからも交流が続いていました。情に厚く、どんな場面でも絶対にあきらめない。そんな冨澤さんの姿勢にずっと影響を受けてきました。そこは今でも変わらないですし、困った人を絶対に見捨てずに道を示してくれる素敵な方なので、スマテンに入社出来て心から良かったと思っています。
■「頼ってくれてありがとう」点検者様との関係づくりがやりがいに
―今の業務で、楽しいことや大変なことを教えてください。
楽しいことは、やっぱり点検者様と直接関わることができる点ですね。信頼して頼っていただけたり、感謝の言葉をいただいたりすると本当に嬉しいです。
―印象に残っているエピソードはありますか?
独立したばかりの点検者様がいて、なかなか案件が取れずに悩んでいました。多くの案件をお渡しする確約はできませんが、少しでもお役に立てたらと意識して取り組んだことを覚えています。結果的にたくさんの案件に対応していただき、私たちも大変感謝しています。
―点検者様との信頼関係を築く上で、大事にしていることは何ですか?
一番は「相手の立場に立つこと」ですね。その方に合ったご案内や、案件のアフターケアなどもしっかり行います。アイスブレイクや雑談も大切にしていて、ただの“仕事相手”ではなく、人と人としてつながることを意識しています。
全国に点検者様がいると地域ごとで「感じ方」や「反応」の違いがどうしても生まれてしまうので、業界の情報共有を積極的に行い、地場の話題も交えたりして、とにかくコミュニケーションを多くとることを大切にしています。
■チームを束ねる“ブレない存在”へ
―サブマネージャーとして、日々意識していることを教えてください。
チームの“同じベクトル”を保つことを、常に意識しています。KPIは個人ではなくチーム全体で達成するもの。だからこそ、誰か一人が走りすぎたり、逆に遅れてしまったりしないように、方向性を揃えることが何よりも大切だと思っています。
そのために、毎朝のMTGやSlackでの進捗確認、困りごとの共有など、情報共有は徹底しています。小さな変化も拾い上げやすい雰囲気づくりを意識し、チーム内のコミュニケーション量を減らさないようにしています。
また、メンバーひとりひとりの得意・不得意を把握することも、サブマネージャーとしての重要な役割だと感じています。定期的にランチミーティングを設け、業務のことだけでなく、個々の強みや苦手なことを気軽に話してもらえる機会をつくっています。ただ業務を任せるのではなく、その人の得意を伸ばしてあげられるように、日々意識しています。
―どんなサブマネージャーを目指していますか?
目指しているのは、“ブレない軸”を持った存在です。チームが悩んだとき、「あの人がそう言うなら大丈夫」と思ってもらえるような、指針となる存在でありたいと思っています。
特に、今は変化が多いフェーズなので、スピード感を保ちつつも焦らず、冷静に物事を捉える姿勢を持つよう意識しています。
また、育成面でもリーダーシップを発揮できる人材になりたいです。業務だけでなく、キャリアやモチベーションに関する相談も受けられるような“頼られる存在”になることで、チーム全体の力も底上げできると信じています。
今後はマネージャー職にチャレンジしたいと思っており、そのためにも今は、組織づくりの基盤となる動きや、他部署との連携力を磨いているところです。
■ミッションは「信頼」、業界の課題を“交流”で乗り越える
―今後の部署のミッションは?
業界の課題解決のため、パートナー様との信頼関係を築くことだと思います。法令点検の未実施が多いという現状を変えるためには、パートナー様との密な連携が不可欠です。ただ案件をお任せするのではなく、「なぜ点検が必要か」「どうすれば現場で負担が軽減されるか」といった、本質的な部分まで一緒に考える姿勢が重要だと感じています。
―具体的に、どんな取り組みをしていきたいですか?
パートナー様と直接お会いできる機会を設け、業界全体の課題やスマテンのサービスへのご意見をヒアリングできる場を作りたいと思っています。参加者同士の横のつながりも生まれることで、点検者様を取り巻く環境にもポジティブな変化を与えられると考えています。
また、長期的な構想として、若手点検者の育成にも力を入れていきたいと考えています。現在、点検業界は高齢化が進んでおり、「若い人が育たない」という声を多くのパートナー様からいただいています。そこで、若手人材を育てる研修制度や資格支援、OJTの仕組みを作り、業界全体の人材不足にアプローチしたいです。
点検という仕事が「かっこいい」「社会に貢献できる」と若い世代にも感じてもらえるように、価値の再定義も必要だと思っています。交流の場を通じて、パートナー様と同じ目線で未来の業界を一緒につくっていきたいですね。
■共感できる仲間と、ビジョンを一緒に
―今後、どんな方と一緒に働きたいですか?
自分の利益のためだけではなく、相手のために動ける方。
スマテンのビジョンや社長の想いに共感して、一緒に本気で動ける仲間と働きたいですね。
この仕事は社会に貢献できる、誇れる仕事だと思っています。誰かに胸を張って伝えられる仕事を、一緒に築いていけたら嬉しいです。
ー言葉の端々から、「誰かのために」という芯のあるスタンスと、常にチーム全体を見つめるまっすぐな視線を感じることができました。石川さん、本日はありがとうございました!