助太刀、新経営体制のおしらせ
■ 新役員人事 (役員紹介ページ: https://suke-dachi.jp/company/info ) ■ 新経営体制の目的 当社は「建設現場を魅力ある職場に。」をミッションに掲げ、建設業界に従事する全ての人たちを支えるマッチングプラットフォーム「助太刀」を提供してまいりました。 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000027771.html
こんにちは、助太刀HRです。
2021年6月にこんなリリースを出しました。
助太刀の役員体制は、これまでの代表我妻を中心とした取締役4名体制から、執行役員含めて7名の体制へと大きく増強しました。
そのうちの一人、事業担当執行役員の添田さんにインタビューを実施しました。
新卒でコンサルファームに就職し、ベンチャーを経て上場企業の役員だった添田さんがなぜ助太刀にジョインしたのか、またどんなことを考えているのかインタビューしました。
※役職は取材当時(2021年6月)のものです。
添田 優作 執行役員
東京大学法学部卒
2007年 ベイン・アンド・カンパニー入社、戦略コンサルティング業務に従事
2013年 ベトナム在住、料理教室、ブライダルサロン、レストランの立ち上げ・経営に参画
2017年 CX/EXクラウドのEmotion techを経て、建設・IT専門職派遣の夢真HD(現夢真ビーネックス)にて常務取締役として事業戦略策定、事業推進、M&A、人事制度構築、管理部門・内部統制等を統括
2021年 株式会社助太刀に参画。執行役員として事業全体を管掌
はじめまして、添田 優作と申します。
現在は、事業担当の執行役員として事業部門全体を管掌しています。
大学前半はESS(English speaking society)に所属し政策ディベートに没頭していて、卒業前には東京大学新聞で記事を書いたりしていました。
大学卒業後はベイン・アンド・カンパニーという外資系コンサルティングファームで、戦略コンサルティングに従事していました。そこでは、日系大手製造業の営業戦略実行支援、外資系保険企業の日本支社での成長支援、PEファンド傘下の飲食店のブループリント、大手旅行代理店の中期経営計画策定支援等、様々な業界・業務に携わりました。
その後韓国への半年間の語学留学を経て、知人の誘いでベトナムで料理教室・ブライダルスタジオの経営、ピザレストランの立ち上げに関わりました。自分でお金を入れて会社を経営する中で、ローカルスタッフとぶつかったり、出資者とうまくいかなかったり、税務当局との関係など、痺れることも多かったですが、今となっては得難い経験だったなと思います。
その後日本に帰国し、Emotion techというCX/EXをクラウドで測定し改善するスタートアップでマーケティング・広報として働いた後、夢真ホールディングスに入社しました。最初は経営企画・戦略担当として一人部署でしたが、次第に業務やメンバーが拡大し、辞める前は技術社員の育成・定着に関わるチームを立ち上げたり、より現場に近い業務に関わるようになりました。上場企業の役員という立場で海外の機関投資家と話したり、コーポレートガバナンスコードに対する方針策定を行うなど、コンサルやスタートアップとはまた違った経験ができたのも面白かったです。
ベトナムでレストランの立ち上げに携わっていたとき、予約は一杯でお客さんからの評判はとても高いのに、従業員の離職が原因で新しい店舗が出せず、成長を毀損しているという状況を経験しました。
従業員の働き方・会社との関係性の最適化が経営戦略にとっても重要なイシューであるということを身を持って体験し、働き手の満足と企業の成長の最適化を実現したいという思いで働いてきました。
帰国後は、顧客体験(CX)と従業員体験(EX)を可視化して最適化を目指すEmotion Techを経て、夢真ホールディングス(現夢真ビーネックス)に入社し、常務取締役として事業戦略策定、事業推進、M&A、人事制度構築、管理部門・内部統制等を統括していました。
「未経験者を正社員として採用し、施工管理の専門職として育成して派遣する」というビジネスモデルが、個人のエンプロイアビリティを高めつつ、建設業界の人手不足を解消するという両立を図る面白いものだと感じ、経営に取り組んできました。
最近新聞などでもジョブ型に関する記事を目にすることが多いですが、1つの組織に所属して働く場所・時間・業務内容を問わず働く「メンバーシップ型」雇用から、組織を超えて専門性を発揮して働く「ジョブ型」雇用へのシフトは、日本の労働市場全体の大きな流れでもあると思っています。
いわゆる登録型派遣(仕事があるときだけ雇用される)と異なり、正社員として雇用の安定性を確保したうえで専門性を高めるという専門職派遣は、ジョブ型化の方向性とも軌を一にするものと考えており、最終的に働く自由を高めるものだと思っています。
前職で建設業界に携わっている中で助太刀の存在を知りました。
人手不足という課題に対して、未経験から技術者を育成するという夢真のソリューションに対し、マッチングの仕方を変えるという助太刀のソリューションは膝を打ちましたし、テクノロジーを活用して仕組みを変えることのインパクトや、建設現場を魅力ある職場に、という職人の立場に立った助太刀のビジョンに惹かれました。
建設業における派遣は施工管理等の技術者にしか法律上認められておらず、施工管理者は全国で30万人程度しかいません。しかし職人と呼ばれる建設業の技能者はその10倍の300万人いて、技能者全体にインパクトを与える点でよりやりがいのあるものに感じ、参画を決めました。
また個人的な事情としては、父がオフィスの内装を行う職人だったので業界に親近感もありましたし、仕事が安定しない、体一つで動けなくなったら終わりなどの問題意識を感じていたことも、建設業界、特に職人の働き方に関わりたいと思った理由の1つでもあります。
入社の経緯でお話した通り、建設業界のマッチングの仕組みを変えて、働き手にとってのやりがい向上と会社、ひいては業界の魅力向上・成長に貢献したいという思いで入社しており、その点今やっていることは正にそのものだと感じています。
そのうえで、どういった情報があれば適切なマッチングの質を担保できるのか、それは職種によってどう異なるのか、最適な顧客体験を実現するプロダクト・プライシング設計はどうあるべきか等の具体的な方法論について、我々のバリューでもあるゲンバ主義に沿って現場の声を聞きつつ、スタートアップのセオリーも参考にしながら日々正解を探している状況です。
毎日やるべきことはたくさんありますが、自分が事業を作っているという実感もありますし、想いの近いメンバーと一緒に働けることは責任とともにやりがいを感じる機会が多いです。
また、20代後半から30代前半の若いメンバーが多いのですが、彼らの事業に対する思いやキャリアや成長に対する焦燥感のようなものは自分がコンサルを辞めて海外に行った時期と重なる部分もあるように感じます。私もまだまだ出来ていないことも多いのですが、彼らの気持ちを理解したうえでワクワクする未来に自分達が向かっていると実感できる組織でありたいと思っています。
まずは、今まで以上のマッチングの精度向上を通して、受注者・発注者双方に圧倒的に支持されるプロダクト・サービスを作り、業界構造の変革を実現したいと思っています。
そのうえで、将来的にはマッチングだけでなく、資格取得、許可証の認定、協力会社のマネジメントなど、建設業に関わる人が個人としても組織としても成長していける手助けを助太刀でできたら良いですね。
個人的には、子どもたちが将来なりたい職業の上位に職人がランクインするようになると良いなと思っています。
また、世界的に建設業界は人手不足だと言われているので、助太刀のビジネスモデルや世界観を世界にも広げていけたら面白いと思っています。
ビジョンに共感する人には是非来て頂きたいですが、建設業界に強い拘りがなくても、AIや今後の働き方の変化に興味がある人、日本の労働市場に違和感を感じている人、正しいと思うことを実現したい人、マーケットデザインに興味がある人、マーケットプレイスとSaasの最適化について考えてみたい人など、色々な観点で面白い職場だと思うので、少しでも興味のある人は話を聞きに来てもらいたいと思います。
助太刀では、事業拡大フェーズの真っ只中にいて、ともに働く仲間を積極的に募集しています。
多様なバックグラウンドを持つ仲間が集まり、ミッション達成に向けて毎日楽しく働いています。
成長しているスタートアップで優秀な仲間と働きたい!という方はぜひご応募お待ちしています!