※この記事は前後編構成の【後編】です。
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【キャリア観:「新しい領域に飛び込む」】
Q. 既存の強みから離れ、新たな領域に挑戦する決断を後押しした原動力は何でしたか?
A. 僕のキャリアは「新しいところへ飛び込む」ことだと自覚しています。最初は開発、そこからコーポレートエンジニアの立ち上げ、同時期にセキュリティもやり始めました。さらにノーコードツールをベースにして作成したプロダクト(Style Workspace)の立ち上げから営業、開発責任者も務めました。つまり“開拓”を続けてきたということですね。
僕自身は元々保守的な性格で、学生時代に取り組んでいた弓道における”型”の世界でやってきた人間です。でも二十代という時間の使い方を考えたとき、「あらゆる経験を積める環境」に身を置くと決めました。スタイル・エッジの“ガンガン行こうぜ”な社風に飛び込んだ、という感じですね。
【チームに求める人物像】
Q. 現在募集している4ポジションの中で、共通して求めるものは何かありますか?
A. どの職種でも「現場を本気で変える気」がある人が必要だと考えています。結局AIは手段でしかないので。“モノ(ツール)への関心”より“コト(現場を変える行為)への関心”が重要だと考えています。半年後に使っているツールが何かなんて分からない世の中です。だから“コト志向”の人がフィットすると考えていますね。
それと「泥臭さ」。ただしフィジカルじゃなく“頭の泥臭さ”です。AIは脳を拡張してくれるけど、同時に思考をサボる誘惑もあります。AIの出力を鵜呑みにせず、現場に合わせてどう使うかを“本気で”考え抜ける人、そんな人と一緒に働きたいですね。
【ビジョン:AI時代の「本物のプロ」】
Q. AI時代における人の価値、どう見ていますか?
A. “なんちゃってプロ”は淘汰されると思っています。AIで情報を得るハードルが下がる中で、調べたらわかる情報の価値は薄れています。だからこそ、現場を知り、セキュリティや業務設計まで踏まえて提案できる「本物のプロ」に光が当たると思います。
スタイル・エッジは、集客から人材、システム、ブランディングまで“現場が変わるまで”やる会社です。AIの力でその強みを最大化していくなかで、自動化できるところは機械に任せ、僕らにしかない暗黙知はナレッジ化して、プロとしてのレベルを引き上げることが人の介在価値だと考えています。
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【キーワード:「価値創造」】
Q. スローガンのように大切にしている一言はありますか?
A. 「価値創造」です。AIを“ただ使っているだけ”では価値は生まれません。なぜなら丸く平準化された情報が増えるだけなので。本物のプロがAIを使うからこそ生み出せる価値にコミットする、ということを常に言っていますね。
【成果の見立て(評価の物差し)】
Q. 半期の成果や評価軸のイメージはありますか?
A. 共通項は「どれだけ価値を創れたか」だと考えています。新しいツールをすぐ提案することだけが正義じゃないので、あえて“古い”と言われるツールを使ってでも、現場で“使える状態”を作るならそれも価値だと思います。
もう一つは「新しい仕組みを作る」こと。正解がない領域で、AIを現場にインストールして価値を生み出す流れを自ら考え形にすることです。
さらに、AI戦略室は社内外の“ハブ”だと考えています。全方位から情報が入るので、AI以外が解決に効くなら他部署に繋ぎます。組織として価値を最大化する動きも大きな評価ポイントです。
【学び方:問いを立てる/現場主義】
Q. 何も知らない領域をどうインプットしていますか?
A. こうやったらこうなるのではないか?という「問いを立てて検証する」サイクルを回します。まず各AIツールの機能を学ぶ⇨各ツールの強みや特徴の仮説を立てる⇨AIに仮説を問いかけてフィードバックを得る⇨判明した認識のズレを修正して再度仮説を立てる…みたいなかたちですね。
次に“現場に効く事例”をYouTubeや記事で吸収→自分で試作品を作って検証→修正します。
そして徹底的な現場主義。画面収録や会話の文字起こしで“現場の暗黙知”をデータ化し、AIで一気に整える。原石を拾ってAIで磨く、を回し続けます。
【応募を迷っている人へ】
Q. 一歩踏み出したい人に一言。
A. 今は “AI革命”の初期フェーズだと思ってます。産業革命・情報革命に続く波。このフェーズに携われるのはチャンスです。波に乗りたい人、人のためにその力を使いたい人はぜひ来てほしいです!
【最後に:一緒に働きたい「開拓者」へ】
Q. 室長として最後に伝えたいことはありますか?
A. 一言で言うと「開拓者と働きたい」。誰かが用意したパッケージじゃなく、自分で“キャリアを拓く”ことです。今まで培ってきたベース力を活かして、新しい領域に飛び込んでいける人なら、何者にでもなれます!道がないなら創ってしまいましょう。そういった方と一緒にAI時代のキャリアパスを作っていきたいです!