1
/
5

「設計も不動産もできる」という礎を築いた人

ワンストップリノベーションの「EcoDeco」での事業部長として不動産仲介から設計まで幅広い業務範囲で活躍する岡野にインタビューしました。

株式会社Style&Decoに入る前

大学では、『よい建築とは何か?』と考えて、コンセプトを建物に落とし込んでいく。そうした建築を考えてきました。けれど、体が気持ちいいと感じる建築とはズレがある。どうやら建築だけを学んでも見えてこない。大学院では、総合芸術の道に進みました。

大学院卒業後から入社前まで約9年間、商業空間から住空間まで、幅広い分野の設計デザイン業務に携わってきました。その内容は住宅リフォーム、オフィスや店舗の設計、特注家具デザイン、特注キッチンデザイン、FFEコーディネート、マンションモデルルーム、外構デザインなど、守備範囲の広いデザイナーでした。

入社のきっかけ

前職時代は店舗で接客販売もしました。『どんな暮らしをしたいんですか?』とたずねることで、ほんとうにほしい家具がわかることもあります。イスを求めてきたお客様が、ダイニング一式を買ってくださることもありました。10年間働いたときに、自分は長い目でどんな仕事がしていきたいのか。改めて考えると、2つの軸が浮かんできた。

一つは実際につかう人の声を聞きながら、つくりたかったんです。それから、ライフスタイルのコーディネートをしたいと考えたとき、家具に限らず人が暮らす空間をベースにしたいと思いました。さらに言うと、設計士は、すでに物件が決められた中で仕事をします。もちろん、そこでできることは色々りますが、物件選びから関われると、より選択肢が広がり、実現したい暮らしにも近づくことができます。

前職では不動産に関わる部署がなかったので、転職活動をする中で出会ったのがStyle&Decoです。

現在の仕事

入社すると、まずは設計を担当しました。お客さんと接する上で大切なこと、現場で職人さんたちに気持ちよく仕事してもらうこと。そうした点は、これまでの経験がベースとなりました。あとはスケジュール管理や、施工にかかる予算感をつかむこと。お客さんと話しながら、慣れていきました。不動産に関わるコーディネーターを兼務するようになったのは、入社してから一年が経過してからです。

実際にやってみると、やることが色々あって、まず大変になりました(笑)。たとえば不動産の探し方です。宅建は取得しましたが、物件の良し悪しがわかるには、経験を重ねることが必要です。物件を条件検索するだけなら、誰にでもできます。一枚の図面から、バルコニーでお酒を飲む姿、子どもが遊ぶ姿。そこではじまる暮らしを妄想して、お客さんに伝えていくんです。代表の谷島からは「物件探しは宝探し」だと叩き込まれました。

一生に一度の買いものだからこそ、責任は常に感じています。例えば、お客さんが、お風呂にこだわりを持っていたとしますよね。古いマンションの浴室は、コンクリートの躯体壁で囲まれていることが多いんです。内見のときに『この壁は壊せますか?』と聞かれて間違った情報を伝えてしまうと、望む暮らしが実現できなくなります。適当に『はい』『できると思いますよ』とは言えません。宝探しの妄想と責任ある現実。その両方を抑えたところに楽しさがあると思います。

現場でお施主様と打ち合わせをしている様子を施主目線でレポートしていただいた動画がありますので、ご覧いただくとどんなことをしているのかイメージしていただけると思います。

>>リノベーション現場での打ち合わせ
お施主様とリノベーションの工事現場で打ち合わせをしている様子をお施主様目線の語りでまとめた動画です。

リノベーションセミナーの講師やYoutubeでリノベにまつわるレクチャー等もしています。
>>今すぐ動画で!リノベーションセミナー <理想のリノベを叶えるチェックポイント>

株式会社Style&Decoって、どんな会社?

みんな自分の得意とする分野(不動産や設計など)を主軸に幅広く業務に携わっている会社。

1つのプロジェクトや、お客様に対して、業務内容で担当者を分けず、できるなら全て自分でサポートできるという顧客にマンツーマンで向かい合っている感があります!また、不動産の物件紹介の時からリノベの話をじっくりして、そのまま設計を担当することもありますし、不動産と設計を別のスタッフが担当することもあります。自分ができる範囲外の事も対応する必要がある場面もありますが、各自の業務範囲が明確に線引きされていないので、いろいろやりたい意欲のある方には自由度が高い会社だと思います。

今後、どういうことをしていきたいか

買取再販! 今までのような目の前にいるお客様のためにデザインしていく、という行為とは真逆で、明確な対客がいない状況でのリノベのデザイン企画は「エコデコとは?」を現すことになると思います。この会社は、やりたいことがあればやらせてもらえる環境です。もちろん会社の方向性やタイミングなどが合致すればですが、少なくとも「やったことがないからやらない」を良しとはしていないので、チャレンジしながらフィールドを広げていきたいですね。


株式会社Style&Deco's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Rie Amai's Story
Let Rie Amai's company know you're interested in their content