クラウドエンジニアグループのメンバーとして、2025年5月に参画した白井 颯。入社から約半年、まさに今、実践で学びながら知識を身につけ、活躍の場を広げようとしています。そんな白井がストリートスマートに入社を決めた理由や入社して感じた魅力について、詳しく語ってもらいました。
なお記事の執筆には、株式会社ストーリーテラーズさんにご協力いただきました。
ーストリートスマートに入社した経緯を教えてください。
新卒で、約8年間化粧品営業をしていました。その後、「将来を考えた時にITスキルがあった方がいいのではないか」と思い、IT業界に転身することに。クラウド型システムを取り扱うベンダーの会社に転職しました。
そこで1年余り働いた後、「条件面や働き方を改善したい」と思い、転職活動をしていた時に出会ったのがストリートスマートです。
求人を出しているIT企業は数が多く、正直なところ、「ITをやってみようかな」程度の専門性が高くない企業も存在するのが実情だと思います。そうではなく、ITを主軸にした専門性の高い会社を探していました。
そんな中、ストリートスマートはGoogle Workspace をメインに取り扱っていることに興味をひかれました。世界的に使われているツールなので、今後の自分のキャリアを考えた時に汎用性が高いと思ったんです。
とはいえ、最終的な入社の決め手は会社の雰囲気でした。入社前に体験入社という形で6、7時間オフィスに滞在し、ランチも一緒にいただく機会があったんです。私一人のために、ここまで時間を割いてくださることに驚きました。
その時に感じたのは、会社として様々なルールや制度が細かい部分まできちんと整備されているということ。他にも選考が進んでいるIT企業がいくつかありましたが、その中で一番好印象だったのがストリートスマートで、2025年5月1日に入社しました。
ー入社前のイメージと入社後のギャップはありましたか?
体験入社でかなりイメージができていたので、大きなギャップはありませんでしたが、想像以上に教育体制が充実していることに驚きました。
これまで働いてきた会社では「実践で慣れろ」精神が強く、マニュアルや丁寧に教えるという文化はあまりありませんでした。しかし当社は、教育体制が本当に整っていました。
またIT企業というと、黙々と作業するタイプの人が多いイメージを持っていたのですが、当社はコミュニケーションを取りやすい人ばかりなことも嬉しいギャップでした。これは、主要なお客様が教育委員会で、教員出身の方が多いことも関係していると思います。もともと教員をされていた方は、人とのコミュニケーションも上手な方が多いんです。
さらに驚いたのは、社内で困りごとが起こった時のためのルールブックの存在です。1冊の本として出版できるくらいのボリュームがあり、何かあった時はそれを確認すれば、大体のことは解決できるようになっています。
何十年も歴史のある老舗企業ではなく、わずか十数年でここまでの体制を整え、しかもそれが社内に浸透している。そのことに今でも節々で驚かされています。
ー入社後、先輩からはどのようなサポートがありましたか。
入社後、約1ヶ月間、Google Workspace の基本から社内ルールまで、先輩方に丁寧に教えていただきました。
そして実際の案件では、先輩方がバックにつき、お客様とのミーティングにも同席してくださったので、安心感がありました。ITの専門用語はAIに聞けば簡単に教えてくれますが、当社のルールや「この案件ではどんなスタンスでお客様と接すべきか」といった感覚的な部分は、当然AIでは教えてもらえません。ミーティングでは基本的に私がメインで話しましたが、何かあったら先輩が会話に入って補足してくださるので、安心して臨むことができました。
また、先輩からのサポートで特に印象に残っているのは「お客様からの要望に対する線引き」です。これまで自分の営業経験では「お客様の要望は基本的に全て聞く」というスタンスで、どんなに時間や手間がかかっても「何でもやります」という姿勢でやってきました。
しかし、当社はお客様のご要望やゴール設定が企業によって様々なので、どこまで支援できるのか、逆にどこからが守備範囲外なのかという線引きがあります。
ある時、お客様からのお問い合わせに私が答えようとした時、先輩が代わりに「それはプランの範囲外なので、お客様ご自身で調べていただくか、別の業者の方にお問い合わせしていただく必要があります」と適切に答えてくださいました。このようにコントロールしてくださって、本当に助かりましたね。
ー印象に残っている案件について教えてください。
一番印象に残っているのは、「ある自治体の教育委員会へのGoogle Workspace 新規導入」です。初期段階から納品完了まで、お客様と直接やり取りする「フロント」という立場を担当しました。
そのお客様はそれまで別のシステムを使われていたのですが、他の自治体でもGoogle Workspace に置き換えていく動きが活発になっているため、その波に乗りたいというご希望をお持ちでした。
お客様はITリテラシーがあまり高くなく、DNSサーバーやメール設定といった専門的な部分について「何を気をつけたらいいのか、全く分かりません」という状態。「Google Workspace とは何か」という基本から説明する必要がありました。
これが初めて自分で一から最後まで担当した案件だったので、強く印象に残っています。
ー入社から約半年たった今、ご自身の成長を感じる部分はありますか?
管理能力が向上したと感じます。
教育委員会向けのドキュメントやファイルには、一つ一つに徹底したルールがあります。前職では、誤字脱字が多少あったり、フォーマットが整っていなかったりと、精度にバラツキがありました。しかし教育委員会という性質上、そうしたバラツキは許されません。当社もその点に関して、非常に高い意識を持って業務にあたっています。
ルールを満たすためには、様々な情報やドキュメントを日々しっかり管理する必要があります。小さなことでも全て整理して管理していく意識が求められますが、最近は自身も様々なファイルを適切に管理できるようになってきたと感じています。
ただ、「どういう風に管理するのか」という方法が分からなければ、正確に管理できません。その点もマニュアルが整備されているので、苦手な方でも時間をかければできるようになると思います。
ーこれからの目標や挑戦したいことを教えてください。
完遂した案件はまだ1件のみですが、現在10件ほど並行して進めている中から、少しずつ完了していくことが目下の目標です。そして「白井さんに任せておけば大丈夫」と言ってもらえるようなメンバーになることが直近の目標ですね。
また、今は基本的に全国の教育委員会を担当していますが、Google Workspace は様々な企業でも導入されているので、今後は企業に対する導入支援も経験したいです。
そしてゆくゆくは、PM(プロジェクトマネージャー)として、一担当者ではなく大きなプロジェクト全体をコントロールするような立場になりたいです。
ー最後にストリートスマートの業務面以外での魅力を教えてください。
一言で言うと「本当にいい会社」ですね。
この会社は社員のプライベートにリスペクトがあるんです。家庭の事情や体調不良で休まざるを得ない時も理解がある。そして、助けてもらったら「次に何かあったら言ってくださいね」という助け合いの文化があります。有給を取りたいけど言いにくい、フレックスで早く帰りたいけど周りが忙しそうで気が引ける、といったことが全くありません。
これは本来、当然のことかもしれませんが、実際にできている企業はそう多くないと思います。そういう意味でも、本当にいい会社だとお伝えしたいです。
常に新しい挑戦を行い、スピード感がありながらも、それを支える社内体制や助け合える仲間の存在で、新しく入社した方も学びやすい環境のストリートスマート。少しでも当社に興味をお持ちいただいた方、ぜひ一度気軽にお話しませんか?