就活はこうやって乗り切れ!【IT・エンジニア業界】のビジネスモデル・働くメリット・そして志望動機例10選
「就活って、何から始めたらいいんだろう」「IT業界って気になるけど、プログラミングとか難しそう…?」 そんなふうに、興味はあるけれど一歩踏み出せずにいる方はいませんか?
こんにちは、Stella Point代表の米川です。
僕たちは、キャリアに悩む新卒の学生と、採用に悩む企業のあいだに立ち、日々“選択”の瞬間に向き合っています。働くことは、ただの生活手段ではありません。自分らしさや可能性をどう社会とつなげるか――それがキャリアであり、就活の本質だと思っています。
米川凱 / ㈱Stella Point 代表取締役社長
1997年生まれ。東京都葛飾区出身。株式会社Stella Point 代表取締役社長を務めている。新卒で不動産系ベンチャーへ入社。営業として結果を残すも、自身が受けた“企業選びの違和感”から人材業界への挑戦を決意し、2021年にStella Pointを創業。創業当初から「半径5メートル以内の人を幸せにする」を理念に掲げ、学生一人ひとりの「ココロが弾む」意思決定に寄り添うキャリア支援を展開。キャリアデザイナーとして、そして経営者として、信念は「太陽のように、自ら光を放ち周囲を照らす存在であること」
今回は、エンジニア職を中心とした「IT業界」に興味を持つ就活生の皆さんに向けて、業界のビジネスモデルや働くメリット、さらにはそのまま使える志望動機例までを、わかりやすくご紹介します。
近年は業界の伸びとしても需要が高まっているので、未経験でも積極的に募集されています。それでは見ていきましょう。
IT業界のビジネスモデルを解剖してみよう
IT業界とは、ソフトウェア開発、インフラ構築、クラウド、セキュリティ、データ分析など、さまざまなテクノロジーを駆使して企業や社会の課題を解決する業界です。エンジニアやデザイナー、ディレクターといった職種が連携し、Webアプリ、業務システム、スマホアプリなど、私たちの暮らしに不可欠なサービスを創り上げています。
ビジネスモデルとしては「受託開発型(クライアントの依頼に応じてシステムを作る)」「自社開発型(自社でサービスを開発・提供)」「SES型(エンジニアを他社へ常駐派遣)」などがあります。いずれのモデルにも共通しているのは、“技術”を手段として、課題解決や価値創出を行う点です。
IT業界に興味はあるけれど、未経験だから不安——
そう感じている方は多いと思います。
けれど実際、いまIT業界では“未経験歓迎”の採用が大きく増えており、社会全体のITニーズの高まりを受けて、企業側も充実した研修体制でしっかりと育てる姿勢を取っています。
しかもITの仕事は、ただ黙々と作業するだけではありません。チームで開発したり、お客様と対話しながら進める場面も多く、実は「人と関わる力」こそが強みになります。
そのため、技術一辺倒の理系タイプよりも、柔軟な発想や伝える力を持つ文系出身の人材を求める企業も少なくありません。未経験だからこそ、素直さや学ぶ意欲を武器に活躍される方も年々増えています。
IT業界で働くメリットとやりがい
1つ目のメリットは、社会への影響が大きいことです。自分が関わったアプリやシステムが、何万人・何百万人という人の生活を支えることもあります。
2つ目は、成果や成長が目に見えやすいこと。コードを書けばサービスが動き、改善すれば数字に表れる。努力と結果がつながる環境は、仕事への納得感にもつながります。
3つ目は、スキルが資産になること。IT業界では、技術力や論理的思考力、課題解決力が日々鍛えられます。その力は職場を超えて、どんな時代でも通用する“武器”になります。
また「完全在宅勤務ができる」「副業がしやすい」といった柔軟な働き方が実現できるのも、IT業界ならではの魅力です。
そのまま使える!IT業界の志望動機例10選
それでは、最後に実践編です。
ここではそのまま面接やESで使える志望動機例を、10パターン用意しました。
① ユーザー視点
私は普段からスマートフォンやパソコンを使う中で「どうしてこんなに便利なのだろう」とITの仕組みに関心を持つようになりました。
大学のレポート作成やサークル運営でもITツールを活用することが多く、使いこなすほどに、裏側で動くシステムや設計に興味が湧いてきました。
今後は、まず基礎的な知識をしっかりと身につけ、将来的には“誰かにとって使いやすい”サービスを作れるエンジニアとして活躍したいと考えています。
② チーム開発の魅力
大学のゼミでグループワークに取り組む中で、誰かの意見をコードに落とし込んでいく過程に面白さを感じ、IT業界に関心を持ちました。
自分一人では思いつかないアイデアも、仲間との対話で形になっていく体験は、まさにシステム開発と通じるものがあると感じています。
未経験ではありますが、チームで何かを作り上げることが好きな自分だからこそ、ITの現場でも貢献できると信じ、努力を続けていきたいです。
③ プログラミング初学者
私は大学の授業をきっかけに初めてプログラミングに触れ「自分で作ったものが動く」という体験に感動しました。初めはエラーの連続でしたが、一つずつ原因を突き止め、正しく動いたときの達成感が忘れられません。
今後も学習を継続し、いずれは実際のプロダクトづくりに関わりながら、より多くの人の役に立つサービスを開発できるようなエンジニアを目指しています。
④ 文系出身でも挑戦したい
私は文系出身ですが、日々の生活でITの恩恵を受けている中で、自分も“つくる側”にまわってみたいという思いが強くなりました。
未経験からの挑戦になりますが、大学では論理的思考や調査力を養ってきたと自負しており、学びながら成長していけると感じています。
まずは現場の業務にしっかりと向き合い、将来的には文系出身ならではの視点を活かして、ユーザーに寄り添ったサービスづくりに貢献したいです。
⑤ クリエイティブな仕事がしたい
私は「自分の手で何かを生み出す仕事がしたい」という思いから、IT業界に興味を持つようになりました。
WEBデザインやアプリのUIなどに触れる中で、技術と感性の両方が求められる仕事に大きな魅力を感じています。
今後は、ユーザー目線を大切にしながら、見た目にも使いやすさにもこだわったものづくりができる人材を目指していきたいと考えています。
⑥ 課題解決が好き
私は「どうすればもっと便利になるか」を考えることが好きで、アルバイトでも業務の効率化を考えて行動してきました。
そうした経験を通じて、ITは「仕組み」で人を助ける力があると感じ、興味を持つようになりました。
まずはプログラミングや設計の知識をしっかりと身につけ、将来的には身近な課題をITの力で解決できるようなエンジニアを目指したいです。
⑦ ゲームやアプリから興味
私は昔からゲームやスマートフォンアプリに親しんでおり「どうやって作られているのか」に関心を持ったことがITへの入り口でした。
大学では情報系の授業を受ける中で、少しずつ仕組みがわかるようになり、より深く学びたいという気持ちが強まりました。
今後は基礎技術を積み上げ、将来的にはエンタメや教育など、幅広い分野で人々の生活を豊かにするプロダクト開発に携わりたいです。
⑧ 社会課題への関心
私は「誰かの役に立つ仕事がしたい」という想いから、社会課題を解決する手段としてITに興味を持ちました。
災害情報の共有や医療の遠隔支援など、ITは場所や時間の制約を越えて支援できるツールであることに魅力を感じています。
今後は、社会課題に寄り添う視点を忘れずに、地道にスキルを磨きながら、必要とされる技術者になれるよう努力を重ねていきたいと考えています。
⑨ 働き方の柔軟さに惹かれた
私は、柔軟な働き方ができるIT業界のスタイルに魅力を感じています。
在宅勤務やフレックスタイムといった制度が整っていることに加え、成果で評価される環境は、個人としても成長を実感しやすいと感じました。
将来的には、自律的に働けるプロフェッショナルな技術者となり、ライフスタイルに合わせた働き方を実現しながら、価値あるサービス開発に携わりたいです。
⑩ 正当に評価されたい
私は「努力が結果として評価される環境で働きたい」と強く思っています。
学生時代はアルバイト先で業務効率を上げる提案を行い、売上向上に貢献したことが評価されました。その経験から、自分の工夫が形になることにやりがいを感じました。
IT業界では、スキルを高めれば高めるほど可能性が広がると聞いており、学習と挑戦を続けながら、価値を提供できる技術者を目指したいです。
まとめ:“どう貢献したい?” 誰かの未来を支える技術者に
IT業界で求められるスキルは多岐にわたりますが、共通して重要なのは「論理的思考力」と「ユーザー視点」です。単にコードを書くことが目的ではなく、技術の先にいる“誰か”の課題を解決し、日常をより便利にしていく視点が必要です。
また、チームでの開発が基本であるため、コミュニケーション力や協働姿勢も欠かせません。
「誰かの役に立ちたい」「仕組みで人を助けたい」という気持ちが、ITというフィールドで形になる。
今この瞬間も、あなたの中にある“気づき”が、未来の誰かの“ありがとう”につながっていくかもしれません。
IT業界という選択肢を、ぜひ前向きに見つめてみてください。