転職活動をしている皆様には、
・入社後のキャリア設計はどうなってるの?
・どんな人と一緒に働くの?
・(業界が未経験の場合)未経験でも活躍できるの?
など、様々な気になるポイントが発生することが多いかと思います。
上記について少しでも参考になるお話を共有できればと思い、【Member Stories|Startline】では、既に入社して活躍されている様々な社員の様子を更新しています。
今回は2012年6月に入社し、現在は広報責任者として活躍する藤野さんにインタビューいたしました!
ぜひ、最後までご覧ください!
|入社までのご経歴と、スタートラインへの転職の背景について教えていただけますか?
大学卒業後は大手人材サービスの会社に入社し、人材派遣のコーディネーターや営業として3年ほど勤務しました。
大手企業ということもあって、1つ1つのミッションに対する自分自身の役割は明確でした。分かりやすい一方で、どこか物足りなさを感じていたことが転職を検討するきっかけとなります。
スタートラインの創業メンバーの一人と接点があり、スタートラインが中途採用を募集していることを知り、転職することになります。
|大手企業から創業間もない会社へ転職をすることへの不安はありませんでしたか?
特に不安はありませんでした。正直なところ、当時は障害者雇用支援という事業自体に興味があったわけではありませんが、"誰と一緒に働くか"という点でとても魅力的に思いました。
|誰と一緒に働くかは、会社を選択する上でとても重要な要素ですよね。スタートラインでは法人営業リーダー、新規事業責任者を経て、2020年から広報として活躍されていますが、仕事をする上でどのような工夫をされていますか?
広報を担当する以前は、顧客である人事担当者の視点に立ちながら1対1且つ対面コミュニケーションを行う機会がほとんどでした。一方、広報では、対面ではなくコーポレートサイトやSNSなどを通じた社会全体との対話や、メディアを通じたコミュニケーションが中心となり、様々な立場の方の目に触れることを想定する必要があります。
例えば、新しい事業をプレスリリースで発信する際は、障害のある方やそのご家族、企業の人事担当者など障害者雇用というテーマが身近な方々はもちろん、そうではない方々がいることも踏まえ、プレスリリースを見た時にそれぞれの立場の方がどう捉えるか。発信先が社会全体であるため、それぞれに適切に情報や想いを届けることができているか慎重に検討する必要があります。一度発信した情報は後から修正することができないことも、難しい要因の1つですね。
発信する内容の具体的な中身についても、細部に至るまでこだわりを持っています。最近の例だと、サービスコンセプトの変更に伴うキャッチコピーに入れる文言について、「過ぎ行く時間」と「過ぎゆく時間」、どちらの表記にするか様々な側面で検討しました。
|一見、どちらも似ている意味に思いますがどのような点を意識されましたか?
時間そのものは、すべての人に平等に流れているものです。同じ時間の流れの中で、アクションを起こして前進している人がいる一方で、人によっては今この瞬間は無理に進まず、立ち止まって考えてみることがベストなケースもあると思います。
もちろん、キャッチコピー上の「過ぎ行く」が指すものは「時間」ですが、「行く」という漢字表記は人に対して"進む"ことを連想させるのではないかと考えました。だからこそ、今回はひらがな表記の「過ぎゆく」に決定するべきではないか、と結論を出しました。
テキスト、ロゴ、イメージ画像、デザインetc・・・発信内容の細部に至る全てに責任を持って、スタートラインとして届けたい内容を正確に伝えることにこだわり続けています。
|様々な人に対して、スタートラインの価値観や世界観を適切に届けるために工夫をされているんですね。藤野さんは入社されて13年目に入られますが、スタートラインで働き続けている理由を教えていただけますか?
私自身、変化することやチャレンジすることをポジティブに捉えています。障害者雇用を取り巻く社会が変化し続ける中で、その時々の社会のニーズに応え続けようとするスタートラインの風土が、自分自身に合っているのかもしれません。
【会社がなにか新しいことにチャレンジする】=【社会にまだ受け入れられていないことに取り組む】ということだと捉えています。社会課題に対して、スタートラインならではの解決策を事業としてアウトプットし続けていますが、、まだ世の中にない新しい取り組みだからこそ、危うさのみを切り取られないように発信しています。当社の事業や取り組みに多くの方が共感いただけるよう、その都度、広報としてのアイディアや力が求められることにやりがいを感じています。
|チャレンジをし続ける組織風土や、広報として変化に適応していく力を求められることがマッチされているんですね。今後については、どのようなビジョンをお持ちでしょうか?
広報という仕事柄、行政や教育機関など様々な方とお会いしたり仕事をする機会がありますが、その中で、地方都市の課題についてお聞きする機会が多いです。例えば、学びの場や働く選択肢が首都圏と比較するとかなり少なく、とても切実な社会課題となっています。
スタートラインは障害者雇用の課題解決という観点で様々な選択肢を社会に提案していますが、まだ事業展開できていない地域が多くあります。また、私たちの力だけでは解決ができないこともたくさんあります。だからこそ、地域の様々なプレイヤーと協力しながら解決に努めたいと思いますし、そのきっかけや繋がりを広報として生み出していきたいと考えています。
また、社会に対してより多くの共感を生むという観点では、広報担当だけでなく社員一人ひとりが広報視点を持つことが重要になると考えています。一人ひとりが「なぜ社会に必要だと考えるのか」、「社会にとってどのようなメリットがあるか」、「なぜ取り組むのか(動機や熱量)」、アウトプット先の目線に立って取り組むことで、今まで以上に共感の輪を広げられるようになると思います。そんなスタートラインでありたいと考えます。
|最後に、記事をご覧になっている方へメッセージをお願いいたします。
スタートラインは一人ひとりのチャレンジを最大限バックアップする環境です。会社自体もチャレンジし続けます。誰もが自分らしく生きる社会を創造するという価値観に共感していただき、少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ、一緒に頑張っていきましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
・どんな人と一緒に働くの?
・採用プロセスでは会社の良い面ばかりの話で、言いづらい話はしないでしょ?
・志望動機が明確じゃないし、少し気になっている程度だけど応募していいの?
など、転職活動を進めていく中で感じる疑問や悩みはたくさんあると思います。
採用に携わるメンバーが共通して大切にしていることは、双方にとって入社後のミスマッチを発生させないことです。面談や面接の場では、皆様が気にされている点についてしっかり開示し、双方納得した上で握手ができればと思っています。
また、志望動機はコミュニケーションを経て初めて固まるものだと思っています。面談の場では、どんな疑問も解消できるよう努めてまいりますので、少しでも気になった方はぜひ【話を聞きに行きたい】をクリックしていただければと思います!