What we do
「モノづくりにパラダイムを」という理念のもと、システム開発における「プロセス」「働き方」「報酬体系」の新しいスタンダードを確立すべく活動しています。プロセス改革を促進するPLAY GROUND WORKの企画・開発を主軸に、多様な新規事業支援も展開しています。
Why we do
システムの開発プロセスは、ウォーターフォールからアジャイルへと段階的に進化してきましたが、業務の進行形態を分析すると、依然として「前工程から次工程へ」というバトンリレー方式が主流となっています。
近年では、顧客ニーズや市場価値が多様化する中で、企画段階ですべてのニーズを正確に把握することは極めて困難になっており、小規模単位での迅速な市場投入と検証を繰り返すアジャイル開発が広く採用されるようになりました。しかし、多くの現場では「実際に利用してみなければ価値が判断できない」というモノづくりの本質的な課題に正面から向き合えていない場面が増えたように感じています。
そんな中でAIの進化は私たちに新たな可能性を示しています。うまく使えば、中堅エンジニアと同等の成果を生み出せると考え、このAIを作業の担い手として活用すれば、開発の初期段階から動く環境をすばやく作れ、従来の「前から後ろへ」というバトンリレー式から、「ゴールから逆算する」新しいプロセスへの転換が可能だと考えました。
この仮説を検証するために実証検証を重ね、「PLAY開発」という新たな開発手法を確立。これは開発プロセスの改善にとどまらず、働き方や報酬体系を含めた包括的な変革をもたらすことができると感じ、モノづくりに携わるすべての人々の体験価値を向上させることを目指しています。
How we do
【アクションアイテム】
1. 開発プロセス - PLAY開発の推進
AIを活用して初期段階で動作環境を構築することで、画面を操作(PLAY)しながら要件を定めていく新たな開発プロセスを提唱しています。これまでは最終テスト段階でしか気づけなかった細かなユーザビリティの問題点や潜在的な要件を開発初期段階で特定できるようになり、手戻りの少ない効率的な開発を実現しています。
2. 働き方 - パラレルキャリアの推奨
月間の業務時間を20~160時間の範囲で柔軟に選択可能。単一組織に限定される従来型の雇用概念を超え、専門性を活かした収入源(Rice Work)と情熱を注げる活動(Like Work)の両立を促進し、重層的なキャリア構築をサポートします。
3. 待遇 - 時間労働からの解放
スパプラでは時間ではなく価値に基づいた報酬システムを導入しています。
案件価値を機能単位で算出し、固定給を超えた利益をインセンティブとして半年ごとに還元しています。