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【社員インタビューvol.1】Webメディアを通じて、登山業界の課題を解決したい!登山メーカーから『YAMA HACK』へ挑戦した理由

こんにちは。採用担当の小野です。

スペースキーでは個性的かつ「アウトドア大好き!」なメンバーが、会社ビジョン・ミッションの達成に向けて日々仕事に取り組んでいます。アウトドアに対する熱い想いをもったメンバーを、スタッフインタビューとしてご紹介していきます!第1回目は、登山Webメディア『YAMA HACK』副編集長として、サービス当初から事業を牽引している草替萌波さんにインタビュー。なぜ『YAMA HACK』にジョインしたのか、今後『YAMA HACK』をどうしていきたいのか、想いを伺いました。


全く真逆のことをしてみたかった。これが登山とのきっかけ。

新卒で登山ブランドのマムートに入社したのですが、この頃はアウトドアとは全く無縁で。むしろインドア派で、「なぜマムートに行ったの?」とよく聞かれます。受けた理由は、全く真逆のことをしてみたかったから。出会うチャンスがなかっただけで、やってみたら実は面白いんじゃないかなと思い、マムートに入社しました。

スイス発祥のマムートは、登山ブランドのなかでも本格派な部類です。プロの登山家からの信頼も高い、高品質・高機能が売りのブランド。入社後は店舗に配属され接客をしていたんですが、お客さんのレベルに私がついていけませんでした。山の名前とか、登山用品とか、全然分からない。これではとても売れない、私も登山をやらなくてはと思い、やり始めたのがきっかけです。

六甲山を皮切りに、標高の高い山に少しずつチャレンジしていたんですが、ある日雑誌を見ていたら、見開きページにあった槍ヶ岳のかっこいい写真がどーんと目に飛び込んできて。「ここに行きたい!」という想いだけで登山数回目にして北アルプスに挑戦したんです(笑)。槍ヶ岳は日本で5番目に標高の高い、3180mの山です。当時は「山で泊まるとはどんな感じなんだろう?」「寝袋やテントはどれがいいんだろう?」というレベルだったんですが、何とか頂上に立てたんです。たった一人で登って泊まって、山頂でご来光を見て、ものすごく感動しました!山小屋のおじさんとかも優しくて、とにかく登山が楽しくて感動的で、もっとたくさんの山を登りたいと強く思いました。これが私の登山の原点ですね。

マムート時代には、本社で広報活動にも従事しました。ブランドの顔として、登山業界のいろいろな人に出会うことができ、この経験は、今の仕事にも役立っています。

登山業界の悩みを、『YAMA HACK』で解決したい

メーカーの中にいると、メーカー側が発信したい情報と、ユーザーが欲しい情報に乖離があることを度々感じるようになりました。機能やデザインを訴求しても、それは既存のファンにしか響かないし…。私が在籍していた当時はWebマーケティングも遅れており、主流は紙媒体。また、新規の登山ユーザーが増えないことも業界全体の課題となっていましたが、それに対して私ができることもなく。モヤモヤとした気持ちだけが膨らみ、自分自身何がしたいのかわからなくなっていました。

そんなときに、スペースキーの求人を見つけました。とりあえず話を聞きにいってみると、社長が面談をしてくれました。「山に関する情報を、全部Webに集約したい」という想いを聞き、思わず「私がやりたかったこと、それ!」と思いました。登山業界のマーケティングが遅れていること、登山人口が増えないこと、それらの課題解決には『YAMA HACK』が必要だと感じました。また、広報としての業界のコネクションや知識を活かして『YAMA HACK』を面白くできるのではないかという可能性も感じ、スペースキーにジョインしました。

実際、『YAMA HACK』のコンテンツ制作にも、マムート時代のコネクションが役立っています。また、以前はメディアに「取材される側」だったので、そちらの気持ちがわかるのが一番大きいかなと思いますね。どのように交渉すれば協力を得られるのか、どこまで準備しておけば相手が喜ぶのか…など、取材される側だったこそわかることが、今のコンテンツ制作に役立っていると思います。

スペースキーに来て学んだことも多くあります。最初は、メディアの運営や記事作成は文章が書ければいいのかなと考えていましたが、違いました。『YAMA HACK』の編集は「情報を分かりやすくする手直し的な仕事」であり、ライターとは違います。編集部のみんなで「ここ変じゃない?」とか指摘し合いながらより良いコンテンツを配信できるよう頑張っています。また、メディア運営には数字を追っていくということもイメージになく、今まさに学びながら実践しているところです。WebはPV、CVRなど結果が数値として返ってくるので、そこははっきり見えて好きですね。数字の見方や効果測定など、まだまだ学ぶことは多くあり、日々勉強中です。

楽しさもリスクも伝える。知って欲しいことを伝えるメディアになりたい。

『YAMA HACK』はこれまで、メディアの認知度を上げるための活動をしてきました。今は次のフェーズとして、「質の高い情報を配信する」活動に入っています。具体的に何をするかというと、取材記事や監修記事を沢山出していっているところです。例えば最近では、山小屋を紹介する記事を配信しました。(https://yamahack.com/2463)今回取材した山小屋のご主人もやはり知り合いです(笑)。誰が、いつから、何のために山小屋を運営しているのか、単純に知りたいなと思ったのがきっかけ。今まで『YAMA HACK』になかった記事を配信したい。リアルな現地の情報を伝えたい。実際に配信してみて、「面白かったよ!」という声もいただきました。こういった企画は続けていきたいです。

また、『YAMA HACK』は登山メディアとして大きく成長しました。遭難や滑落など登山にはリスクがあることを気付かせ伝えていくのが、メディアとしての責任ということも感じています。登山の魅力も楽しさも、危険も伝える。登山をする人が知って欲しい情報を伝えていくメディアになりたいと考えています。


-ありがとうございました!登山大好きな人もしない人も、ぜひ『YAMA HACK』をチェックしてくださいね!次回もお楽しみに!

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