AI時代だからこそ、私たちは「その前」に目を向けています
近年、プログラミング教育やAI教育という言葉を耳にする機会が増えました。
小学生向けのプログラミング教室やロボット教室も増え、「将来のために何を学ばせるべきか」を考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
ALQ寺子屋碑文谷校も、これまで起業家教育やプログラミング教育について研究や実践を重ねてきました。
また、グループには㈱フューレックス をはじめ、複数のシステムエンジニアリングサービス(SES)事業を営む企業もあり、IT業界やエンジニアのものづくり、システムづくりの世界ともALQは実は関わっています。
実際に、今夏からは、新たな取り組みとして、グループ企業の協力を得ながら、3Dプリンターでものづくりを体験する企画も地域の子どもたちへ提供を開始しました。
だからこそ、私たちはプログラミング教育そのものの価値を理解しています。
一方で、このような環境にいるからこそ感じることがあります。
それは、
「プログラミング言語を学ぶ前に、もっと大切な力があるのではないか」
ということです。
エンジニアに必要なのはプログラミングだけではない
「エンジニア」というと、一日中プログラムを書いている仕事を想像する方もいるかもしれません。
しかし実際には、
・お客様の要望を理解する
・資料を読む
・問題の原因を考える
・解決方法を整理する
・チームで協力する
・何度も試行錯誤する
といった場面の方が圧倒的に多くあるのだそうです。
プログラミング言語はあくまで道具です。
その道具を使いこなすためには、
・集中力
・論理的思考力
・読解力
・継続力
・試行錯誤する力
といった土台が必要になります。
これはIT業界だけではありません。
どのような仕事に就いても、どのような時代になっても求められる力です。
私たちが考える「プログラミング教育の前に身につけたい5つの力」
① 集中力
プログラムは一文字違うだけでも動かなくなることがあります。
エラーの原因を探すためには、目の前のことに集中し続ける力が必要です。
そろばんでも同じです。
珠を一つ間違えれば答えは変わります。
だからこそ、子どもたちは自然と集中する力を身につけていきます。
② 論理的思考力
なぜそうなるのか。
次に何をするべきか。
順序立てて考える力はプログラミングの基本です。
そして、そろばんもまた同じです。
計算の過程を理解しながら進めることで、論理的に考える習慣が育まれます。
③ 読解力
プログラミングを学ぶ際にも、
説明を読み、
ルールを理解し、
指示を読み解く力が必要です。
エンジニアの現場でも、
仕様書や設計書を読み解く力は欠かせません。
だからこそALQでは、読書や自主学習の時間も大切にしています。
④ 試行錯誤する力
世の中に最初から正解が分かっている仕事はほとんどありません。
プログラムも、
動かす
↓
失敗する
↓
原因を考える
↓
修正する
を繰り返します。
そろばんも書道も同じです。
うまくいかない。
どうすればいいだろう?と考える。
もう一度挑戦する。
その積み重ねが、試行錯誤する力を育てます。
⑤ 継続する力
どんな学びも一日では身につきません。
コツコツ続けること。
思うように成果が出なくても諦めないこと。
これは子どもたちが将来どんな道に進んでも必要になる力です。
書道もそろばんも、その力を育てる学びだと私たちは考えています。
なぜ「そろばん」と「書道」なのか
ここまで読んで、
「それなら、そろばんや書道と一緒にプログラミングも学べばいいのでは?」
と思われる方もいるかもしれません。
実際、ALQでも過去にはプログラミング講座を提供し、そろばんや書道と併せて受講できる期間がありました。
なぜなら、私たち自身もプログラミング教育には大きな価値があると考えていたからです。
プログラミング教育を否定していない私たちが、 なぜ現在は「そろばん・書道」を学びの中心に据えているのか。 その背景には、 私たち自身の挑戦と気づきがありました。
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現代の寺子屋
あったかい人がいる
あったかい場所がある
技術が進化しても、変わらない温かさを。
読み書きそろばん、その先へ―
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