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渥美俊英さんインタビュー ~AWSとスカイアーチ~第5章 『スカイアーチを選んだ理由は何ですか?』

2017年よりスカイアーチ顧問に就任された元AWSエバンジェリスト、渥美俊英さんに、
スカイアーチ専務の高橋が、これからのクラウド業界について、
さらには、なぜスカイアーチの顧問を引き受けていただいたのか、
改めてお話をおうかがいしました。
ロングインタビューになりましたので、第1章~6章に分けて、ご紹介させて頂きます。

第1章『ITとのかかわりと今後のクラウド業界』
第2章 『クラウドと仮想化は似て非なるもの?』
第3章 『AWSは今までのITベンダーと何が違うの?』
第4章 『AWSのパートナービジネスって?』

第5章
『スカイアーチを選んだ理由は何ですか?』

高橋
その中(注.1)でもスカイアーチは後から参加したので、最初、どういう風に見えていたのかをお聞きしたいのですが…
これまでのビジネスにおけるパートナー制度というのは、商材をたくさん売っている会社であったり、歴史のある企業がずらーっとパートナーランクの上の方を占めていて、おなじみの人達が沢山いるって感じになっていたと思うのです。
しかし、AWSのエコシステムって、スカイアーチも含め、思いがけない小さい会社も混ざっている。
これは何故、このような形になったとお考えでしょうか?

渥美
今までのシステムというのは、システムが大きくなればなるほど、それを管理する大きな組織が必要で、その組織を維持する為には、そのシステムの仕様、内容を文書にまとめて共有する、ということが重要でした。
一旦、ハードウェアを購入すると、一度設定したシステムは、簡単には変更できないので、念には念を入れた設計、テストを行う必要がある。
結果として大きなシステムであればあるほどほど、文書や設定作業、関わる人数や管理工数が雪だるま式に大きくなってしまって、結果的にはコントロールできなくなるという側面がありました。

これに比べて、AWSを利用すれば、1時間単位で試してみることが出来るので、やってみないと解らないモノは全部試してみれば良い…これが、今までと大きく違う点となります。
仮に100台のサーバーが必要というのならば、実際に1時間、クラウド上に用意して、試してみることも出来る。
何よりも試してみるということで実証することの方が、ずっと確実な訳です。

そういう意味で言うと、実はクラウドのプロジェクトというのは、今までのプロジェクトに比べると、ものすごく小さく早く、造り上げる事が出来る。
今までならば色々な組織とか、色々な会社が集まっている必要があった処を…今は「フルスタックエンジニア」という言い方をしますが、「ネットワーク」「セキュリティ」「インフラ」「アプリケーション」…これら全てを理解し使用できる、という人が、プロジェクト全体を管理すれば、クラウドを最小限で使い、実行する事でプロジェクトを構築出来てしまいます。
大手のベンダーよりも、必ずしも大きくない会社であっても、クラウド技術を理解しているエンジニアを集めた少数のチームによってならば、同じ様にプロジェクトを構築する事が出来る。
こういう考え方も、5~6年前までは、理屈では「可能だろうな」と思っていたけれど、実際にこの数年間で現実になって、小規模なベンチャー企業などが、大手ベンダーと全く互角にコンペで勝負をして、受注を勝ち取るということが、この数年間で当たり前になっていますね。

本当にITの民主化ということで…
「ITのビジネス、技術が解る処で、クラウドに徹していれば大手には絶対負けない」ということが現実的になってきたので、とても楽しい話。
技術者もワクワク出来る楽しい時代になったと思いますね。

高橋
そうですよね。パブリッククラウドの出現によって、ITの仕事の仕方も変わってきて、そこで活躍する会社も多様性が出てきた。
大手が必ずしもダメっていうわけではないけど、小さい会社でも活躍出来る可能性が増えた。ということですね。
ではこの度、渥美さんには2017年の1月から、ご縁があって、スカイアーチの顧問になって頂いた訳ですけれども、数あるパートナー企業の中で、スカイアーチにどんな可能性とか期待をもってご参画いただいたのか改めてお聞かせ頂けますでしょうか?

渥美
私がスカイアーチの顧問をお引き受けした理由は、いくつかあるんですけど…

詳細は下記リンク先よりご覧下さい!

https://www.skyarch.net/blog/?p=14475

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