新卒でアパレル業界に入り、2016年にリクルートへ転職。ジョブチェンジを経て、2022年にsincereedにリサーチャーとして参画した佐藤。現在はサイト立ち上げ、CRMなど、役割に限定せず事業成長のために奔走する佐藤に、スタートアップの魅力をインタビューしました。

ーはじめにご経歴を教えてください。

新卒ではアパレル会社に入社し、約4年間販売の仕事をしていました。その後、自分の視野を広げたいと思い転職を決意し、リクルート（当時のリクルートキャリア）に入社。リクルートでは入社当初から一貫して中途採用領域に携わっていました。当時リクルートでは、取引企業の採用支援の一つの手法としてスカウトサービスを提供しており、私はそのスカウトプランナーとして従事していました。
2020年に携わっていたスカウトサービスが撤退することとなり、リクルートのエージェント事業内で異動を経験しました。異動先はRA組織の一部工程をフォローする部隊で、私はSV（スーパーバイザー）として派遣社員の方のチームマネジメントに従事しました。

その後、2022年にsincereedにリサーチャーとして入社しました。

ーアパレル業界から大きなジョブチェンジだったと思いますが、前職のリクルートで経験した業務について教えてください。

スカウトプランナーは、担当企業様の採用充足に向け応募数を増やすために、スカウトターゲットの調整、スカウト文面作成などを行う仕事です。企業が求める経験、スキルと採用市況感から、ターゲット緩和や年収調整の提案なども行っていました。なかなか採用が困難な企業様をご支援できた時は、スカウトの価値を感じましたね。

SVとしては、メンバーが人材業界未経験の派遣社員の方で構成されていたこともあり、求人作成のポイントをお伝えしたり、職種理解の勉強会を行ったりと、教育の要素も多い仕事でした。日々伴走しながら、どうしたらチームメンバーの成果が出るかを試行錯誤していましたね。

ーリクルートから転職を決意した理由や、sincereedに入社を決めた理由を教えてください。

スカウトプランナーからSVへと仕事内容が変わったタイミングで今後のキャリアを見直したときに、他の環境でチャレンジする選択肢もあるのでは、と考え始めていました。ただ、会社を辞めることまでは正直考えていなかったのですが、そんな時に、リクルートの知り合いからsincereedに興味はないかと声をかけてもらったんです。当時sincereedではスカウト業務専任のリサーチャーを探していたようで、まずは話だけでも聞いてみないかと誘っていただいたのがきっかけです。代表の南雲をはじめ、社内のみなさんとカジュアルにお話させていただき、面接後に内定をいただき入社を決めました。

最終的な入社理由は、sincereedはまだ規模も小さく、自分の仕事の成果が会社の成長に直結する手ごたえを感じることができるのでは、と思ったからです。また、これから会社を創っていくフェーズであれば、大手企業では経験できない新しい領域にもチャレンジできると感じたことも大きかったです。

もちろん、まだ創業2期目のベンチャーに飛び込む不安もありましたが、それ以上に面白そう！というワクワク感が勝っていました。前職の同僚や先輩は、私が転職を即決したことに驚いていましたね（笑）。

これまでは、決まった範囲で成果を出すことを求められてきましたが、役割に捉われず動ける環境は自分を大きく成長させてくれるはずですし、転職しないと得られないものだと思いました。

ー現在の仕事内容について教えてください。

入社時から一貫して、エージェント事業の集客に携わっています。

入社当初はスカウトを通じた集客が主なミッションでした。その後、求人掲載といったスカウト媒体を通じた集客全般を担い、業務委託の方の力を借りながら、今ではsincereedの集客の一つの柱にすることができました。

同時に、入社時から集客を目的としたサイトの立ち上げにも携わらせていただき、取引企業へのインタビュー記事作成や編集、写真撮影、ライターさんのマネジメントなども行っています。

現在はそれらに加え、顧客向けメルマガの運用も担っています。ツールの導入、メルマガ内容やスケジュールの設計、実際の配信まで、立ち上げから関わっています。集客という大きなテーマの中で、リクルート時代にはできなかった幅広い業務に携わることができており、成長実感を得られています。

ーこれまでの仕事の中で、一番印象に残っている出来事は何ですか？

入社後数週間で、サントリー様へのインタビュー取材へ同行したことは新鮮な体験でした。誰もが知る有名企業のDX本部長への取材が実現できていること、採用コンサルティングから入り込み実績を作れているからこそのリレーションの強さなど、企業様の魅力はもちろん、sincereedの魅力も同時に実感することができました。

ー今後、sincereedでやっていきたいことを教えてください。

エージェント事業拡大の要となる集客に関する業務には引き続き携わっていきたいと思っています。複数のミッションを持っているため毎日が目まぐるしく過ぎていますが、sincereedがさらに大きく成長するために、自分ができることは何か？を常に探っていきたいと思っています。

ーsincereedはどんな会社だと感じていますか？

チームワークが非常に良い会社だと感じます。「協働共創」というバリューがあるように、コンサルタント、事業推進、プロダクトなど部署間での壁がなく、より良いものを目指して全員が協働できています。2年前の入社時から、急拡大している現在もそれは変わっていません。

今後もさらに成長するフェーズで変化の多い環境ではありますが、協働しながら柔軟性を持って取り組める方にはピッタリな会社だと思っています。

■PROFILE

佐藤 由加利　事業戦略室

新卒でアパレル業界を経験し、2016年に株式会社リクルートキャリアに入社。
スカウトサービスのプランナーとして、IT・WEB領域を中心に中途採用支援を行う。また人材紹介事業BPOでのSVも経験。
2022年にsincereed株式会社に参画。