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「採用」には答えがない、だから価値発揮は自分次第。人材採用のプロとして、採用企業人事・部門採用責任者の期待に応え続ける

2021年のsincereed設立当初からジョインし、コンサルタントとして従事する丹羽。リクルート時代のRA、RPO経験を活かし、現在はsincereedのRA組織の第一人者として活躍しています。
リクルートからsincereedに転職した経緯やsincereedならではの経験、お客様に向き合う上で大切にしていることなどをインタビューしました。

ーはじめにご経歴を教えてください。

2013年に、旅行会社のHISに新卒で入社して丸3年勤務しました。最初の1年はカウンターセールスとして、店舗で来客受付やツアー旅行を売る仕事をしていました。途中でタイのバンコク支店に出向し、現地で日本人観光客の受け入れ業務などに半年強携わり、その後法人営業を1年半行いました。

2016年にリクルートキャリア(現リクルート)に転職して、丸5年勤務しました。最初の3年は北新越エリアというところに配属になり、石川県と福井県の人材紹介の法人営業を担当しました。その後RPO事業に手を挙げて異動して、RPOコンサルタントとしてソニー系の総合電機メーカーと、外資のコンサルティングファームなどの中途採用支援に従事していました。そして2021年に、副代表の藤井とのご縁でsincereedに転職しました。


ーsincereedに入ることに決めた経緯を教えてください。

実は家庭の事情で、リクルートは一旦辞めないといけない状況だったんです。妻の実家側の事情だったのですがそれが半年くらいで落ち着いたので、次を探していたタイミングでたまたま藤井が起業することを知り、連絡してご縁に繋がりました。
リクルートで5年働く中で充実感や成長実感もありましたが、リクルートという看板無しでやってみたい気持ちは芽生えていたので、sincereed以外の企業も、ベンチャーやスタートアップ企業にいくつか話を聞いていました。その中で、創業メンバーが知り合いの会社に出会う機会って今後の人生でもないだろうと思って、飛び込んでみようという感覚でした。

また、代表南雲と副代表藤井から会社の構想を当時聞いたときに心から共感共鳴したのも理由の一つです。リクルートでRAとRPOを経験する中で、人材業界や採用に関わる「不」をまざまざと感じてきたので、それを人とテクノロジーの両輪で解決できる、唯一無二の会社になれる、そうしたいと思って入社しました。


ーsincereedでの仕事内容や役割を教えてください。

もともとRA、RPO経験があったので、入社して1年半くらいはコンサルタントとしてRPO案件を受けつつ、企業様から前課金をいただくコンサルティング契約業務も行っていました。
担当企業数が増えてきたので、今はRA組織の一人目として、主に大手企業様の採用支援を担当しています。新規開拓及び受注後の採用充足がメインの業務です。

sincereedは創業初期からDX人材に特化した両面エージェントとして企業様の期待にお応えしてきましたが、その実績もあり、ありがたいことに日本を代表する大手企業様から中途採用に関するご相談が増えている状況です。

それに対して、その企業様1社1社のフロントに立って採用充足期待に応える機能を担っています。顧客は大手企業様がメインですので、採用オーダーもDXに限らず製造業エンジニアや営業職、コーポレート専門職など様々です。そのニーズに対して、sincereedの人材紹介チャネルだけではなく、自社プロダクトであるResumeeや時にスカウト代行などの自社以外のソリューションも含めてご提案し採用充足期待に応えていくために行動しています。


ーRA経験も長いと思いますが、RAとして働く上で大事にしていることや、お客様と向き合う中で大事にしていることはありますか?

月並みかもしれませんが、目の前の相手の本質的なお困りごとに応えるのが仕事だと思っているので、それをしっかり把握して応えられるような、採用で困ったらまずは丹羽に相談しようと思っていただける存在でありたいと思っています。

人材紹介って、ともすると人さえ紹介しておけばいいとか、紹介した候補者ありきでお金がもらえてしまうビジネスにもなり得ると思います。ただリクルートRA時代、「コンサルティングフィー」のことを「紹介料」と言うなとよく上長に怒られていたんです。ただ人を紹介して「何人紹介したからいくらもらえる」というような仕事じゃなくて、採用という答えがないもので「あなたがいなければ成功できなかった」という状態を作れる介在価値があるからこそ、他採用手法と比べて高いコンサルティングフィーを支払っていただけるんだと教わりました。
これはいまだに僕の頭にあるので、例えば契約の有無やフィーの金額などにかかわらず、お客様との打ち合わせなどではその場で何らか価値を発揮してお役に立つ、困りごとにお応えする、というのはとても大事にしていることです。


ー入社して2年半が経過しますが、大変だった思い出はありますか?

入社初日にRPOの提案をしたり、大きな金額の案件受注を任されたり、枚挙にいとまがないですね(笑)。色々あって難しいのですが、一番大変なのは何にしても仕組みがないことだと思います。資料作成も一からだったり、システムも無かったり、データも手で数えていたり。リクルートには全部あったものが無くて、その代わり全部自由にやっていいよっていうところが大変でもあり楽しいところでもあります。

あとは、リクルートだと入社後の厳しい育成研修があり、そこである程度業務の基準を揃えてから現場に配属になっていたところが、sincereedでは現場で基準を揃えていく流れになります。そこもベンチャーならではの大変さを感じているところです。


ー逆に嬉しかったことや、sincereedでないと経験できなかったようなことはありますか?

両面コンサルタントとしての喜びはひとしおですね。企業部門側からも、求職者の方からも感謝していただけるというのは斡旋業としてとても嬉しいです。ご支援した求職者の方が採用側の責任者になって、また発注いただくということも複数ありました。

また、sincereedでのRA/RPO担当としてのエピソードとしては、サントリー様や三井不動産様、東京海上日動火災保険様をはじめ、多くの大手企業様から本当に頼りにしていただいている点です。弊社のような名もなき会社に対してどうしたら良いか相談していただいたり、助けてほしいとお声掛けいただけるのはとてもありがたいと感じています。中でも、サントリー様のDX部門立ち上げ時にDX人材採用戦略の企画立案から採用チャネル選定、オペレーション構築に渡るところまですべてご支援させていただけた案件については、本当にやりがいを感じました。

sincereed社内の経験でいうと、「こうしたい」と言ったことに対して、代表の南雲と副代表の藤井の2人が基本的には任せてくれる所です。自身の両面コンサルタントとしての候補者面談を一度ストップして、RA部署を立ち上げた方が良いのではないかと提案したのは僕でした。エージェントのフォーメーションが世の中でざっくり3つ(RA、CA、両面)ある中でsincereedがどのスタイルでやっていくか、という議論をした時に、僕はこれが良いと思うという話をしてそれをやらせてもらっています。基本的に任せてくれるスタンスなので、自由度高くやらせてもらえるのは楽しいですね。


ー会社も大きくなってきましたが、sincereedをどんな会社にしたいですか?

求職者の方や企業様に対しては、南雲が話しているキャリアパートナープラットフォームのように、sincereedを頼っておくとキャリアに関する問題・人材採用の問題が解決されるという状態に近づけたいです。それは採用チャネルといったデータベースがいくつもある状態かもしれないし、コンサルテーションかもしれませんが、社外に対してはそういった存在でありたいです。

社内の組織に関しては、やっぱり人材採用やキャリアに関するプロの集団でありたい、という気持ちがあります。ただ仲が良いということではなく、個々人が何らかの領域のプロフェッショナルという前提があって、お互いに背中を預け合える。そのうえで和気あいあいとした一体感があるような仲間でありたいです。
sincereedは比較的優しいマイルドな文化だと思うのですが、それが先行するのではなく、プロである土台の上にそういった文化・良さを活かしていきたいなと思っています。例え新入社員であっても分からないことは自分でしっかり調べたり社内をしっかり頼ってお客様に向き合う、ビジネスパーソンとしてプロであってほしい。副代表の藤井とも以前に話したことがありますが、今後社員が増えても仕事の当たり前レベルが高い集団でありたいです。そのうえで、自分も生き生きと働いていきたい。もちろん、強みは凸凹あっても良いと思っています。ただ、仕事を曖昧にしないとか、お客様に対して妥協しないなど、当たり前レベルは高い組織でありたいですね。


ー今後、どんな人に入ってきてほしいですか?

成長中で引き続きカオスな環境でもありますし、すごい速度で変化しているので、それを全て楽しめる人ですね。枠組みを与えられるというよりは、それを作りたいと思える人と働きたいです。あとは会社が上場を目指している中でみんな一生懸命走っているので、例えるなら青春をもう一回謳歌したいみたいな、そんな気持ちの人と働きたいです。今の仕事に飽きてきているような方、少し悶々としているような方で、もう一度仕事に本気で向き合って頑張りたいと思っている方にはぜひ来てほしいと感じます。

僕自身は、大袈裟ですけど寝食忘れるくらい、夢中で2年半働くことができています。是非、また仕事に夢中になりたい方と一緒に走りたいですね。

■PROFILE

丹羽 健人 エージェント事業本部 マネージャー

1990年生まれ、立命館大学経済学部卒業。
2013年に株式会社エイチ・アイ・エスに入社、法人営業/海外勤務を経験。2016年に株式会社リクルートキャリア(現リクルート)に入社。地方エリアの法人営業を経験後、RPOのプロジェクトマネジャーとして大手顧客の全社採用戦略の立案~実行を担う。
2021年にsincereed株式会社に参画。
国家資格キャリアコンサルタント保有。

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