Webメディア「はたママ Project」を運営する弊社シンプルメーカーでは、社員の約8割が子育て中の女性です。
弊社では元々子育てを理由に働くことができない方にテレワークと時短を組み合わせることで働く場を提供しています。
ママのための会社になると決めたきっかけ
弊社が、子育て中の方を積極的に採用し始めたのは、最初にママさんを採用した2015年から3年後の2018年です。
ママさんたちがテレワーク環境下でも、サボることなく、真面目に仕事に取り組み、人の親だけあって、コミュニケーションもしっかり取ってくれました。
しかし、時間に制約があり、テレワーク環境で、その場にいないということもあり、あくまでもサポート人員という立場で働いて頂いてました。
本格的にママさんを中心に採用を始めたのは、社内を完全テレワーク環境に切り替えた2018年のことです。
当時はまだテレワークという言葉もなく、在宅で働ける会社はとても少ない存在でした。
そんな特別な環境だった弊社には、多くの方から働きたいというオファーがありました。
オファーをされた方たちは、皆さん訳ありで他の会社では働けず、とても切実な思いを持っていました。
生きづらさを感じる人がいる社会を変えたい
弊社がテレワーク環境で働けることを知り、多くの方から働きたいというオファーがありました。
子育てを理由にキャリアを一度は諦めたが、弊社ならSEとして、もう一度仕事ができるのではないかと希望を持った方がいました。
LGBTQ(性的マイノリティ)の方は、職場のトイレを使いにくいからという理由でした。パニック障害や身体に障害があり、通勤ができないという方もいました。 また、親の介護をされている方もいました。
残念なことに、そういった切実な思いを持った方全員を雇用することが弊社にはできませんでした。当時、システム開発が主な事業だった弊社では、人件費のことや、スキルやキャリアを見極める必要もありました。
しかし、そういった方たちのオファーを断るたびに、生きづらさを感じる人がたくさんいるこの社会を変えていく必要があると強く思うようになりました。
Webメディア「はたママ Project」を立ち上げる
まず弊社が始めたことは、ワーママが働きやすい社会を創ろうと考えました。
弊社には、2015年から子育て中のママさんを在宅で働いて頂いていたノウハウがあったからです。
もっと多くの企業に、子育てしながら働くことへの理解を広げていき、少しでもワーママが働きやすい会社を増やしたいと考え、2019年11月にWebメディア「はたママ Project」を立ち上げました。
それから多くの企業様から賛同を頂き、子育てする方を応援する企業の輪が広がっています。