株式会社Silbird取締役の井澤です。
ユーザデータ分析や会社の経理・財務を担当しています。
今回は、弊社でも重視している「目的意識」を就職活動を例として話をしようと思います。
目的意識
データマイニングの分野って、えてしてデータを分析すること自体が目的化してしまい、データ分析を通じて何を達成したいのかを見失いがちになってしまう傾向があるように思います。
ソーシャルゲームの世界で話をするならば、分析を通じて「お客様によりおもしろい体験を提供する」ことにつながる何かを見出せるかが肝となります。
そのような取組み方ができるかどうかは、目的意識に起因すると考えています。
この意味で、就職活動という場は「採用される」ことを目的に行動をする場なので、わかりやすいんですね。
例えば、書類選考のための書類提出。
企業に提出しなさいと言われたから書いて出しました、という行動をとっていませんか?
書類選考に通過したいという意図を明確に表す書類を書けていますか?
採用面接当日。
面接官に自己紹介を求められたら、本当に自己紹介だけしてませんか?
自己紹介を通じて、自分がどのように企業に貢献できるか、入社したいという意思をちゃんと表現できていますか?
採用面接という目的が誰の目からも明確な場でこれができていない人は、企業活動の中でも目的意識が低いままに仕事をしてしまうことになるでしょう。
今回は就職活動を例にあげていますが、目的意識をしっかり持つことは社会の中で生きていくためには必要になってくることだと思います。
特に、ソーシャルゲームに限った話をするならば、自分はデータが語るユーザ心理を自らの体感を踏まえて解釈できる人と一緒に仕事がしたい。
ランキングトップをめざして、このヤロー!!!と思いながら必死にプレイした経験がある方とか。
ソーシャルゲームだけでなく、部活動や勉強とかでもいい。
もっと強くなりたい、もっと上位に入りたい、そんな思いを個人もしくは仲間とともに体感し、その目的に向かってアクションをとった経験をしていることが、お客様に熱中していただけるゲーム作りに役立つと思います。
面接時に「ランキング1位になったことあります!」とかってアピールすると、かなり好印象だと思いますよ。
就職活動は「選ばれる」だけなく「選ぶ」もの
最後に、就職活動は「選ばれる」だけなく「選ぶ」ことも意識してください。
仕事をする時間は人生の中で消費する時間の大半を占める要素になります。
この時間をいかに充実して過ごすことができるかが、「幸せに生きる」ことにつながっていくと思います。
なので、採用面接の場では、自分自身の熱量を伝えることもそうなのですが、会社から熱量を感じること、それが自分自身のやる気につながるかどうか、ここも重視すべきではないかと思います。
せっかくだから、楽しく充実した気持ちで仕事したいじゃないですか。
本気で楽しいと思える、最高の環境を見出すことができるように頑張ってください。
そして、その場としてSilbirdを「選ぶ」ことになったら、お互いにとってとてもハッピーなことですよね。
追記
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