白馬合宿レポート
ご無沙汰です。最近部署がクリエイティブ本部に変わりました、1年目の増田です!
さて突然ですが、「新人研修」って学生の皆さん、どんなイメージを持たれていますでしょうか。
・会議室で座って聞く、講義形式の堅そうなイメージ?
・ワークショップやディスカッション形式みたいな?
まあ大抵研修ってそんな感じのイメージですし、大体はこの2パターンに集約されます。もちろん例外はありますが。
弊社新東通信では、毎年この時期に行われる、1年目(及び若手社員)のための「研修プログラム」があります。それがタイトルにもある「白馬合宿」です。
例年、新人だと話す機会も多くはない役員クラスの方とじっくり交流したり、クラフト研修ということで何か自分を表現するモノを作ったりと、ある種のゆるふわ〜な研修イベントだったようで、私も楽しみにしていたのですが、、、今回はなんと…
「企画」と「プレゼンテーション」
を徹底的にやる研修に変貌を遂げていました。(うそやん…)
いやまあ研修っぽくっていいんですけどね。でも楽しいゆるふわイベントだよって聞いていたのが、急に殺伐としたハードワークなイベントに変わってたら、文句の1つも言いたくなるじゃないですか…。
(終わってみれば案外楽しかったので良かったですけどね。)
では何が行われていたのか、以下レポートです。
舞台は秋の白馬村
スキー・スノボーを嗜まれる方ならご存知かもしれません。研修は長野県の北部にある、北安曇郡白馬村で行われました。
白馬村に、結構立派な会社の別荘があるんです!(福利厚生)
夏やウインタースポーツの季節は毎週末予約で一杯だそうです。
今回は
事前研修として、企画に関する研修を社内で受けた後、実際のコンペのようにオリエンを受けました。全体の流れとしては、
→合宿1日目:白馬で実地フィールドワーク
→合宿2日目:グループで企画を練る
→合宿最終日:プレゼンテーション という流れです。
3グループに分けられ、グループA(1年目4人)、グループB(1年目4人)、グループC(2年目・3年目計4人)という構成。
1年目は下克上を狙い、2年目は実力を見せつけよう!と息巻いてこのプロジェクトに臨む構図です。
0日目:バスで白馬村へ移動!
白馬研修スタート前日に我々1年目は白馬に前入り。
マイクロバスで移動です。
スーパーで買い出し。
ここから先のハードワークを誰も予期していなかったので、今から遠足いくんかお前ら、お?って感じでお菓子とかお酒を買い込んでいます。
1日目: 急遽山登りフィールドワーク
平和な0日目が終わり、1日目がスタート。
総括すると…1日目は肉体的にハードなものになりました。
道中叫んでストレスを発散するヤツ
フィールドワークは午後からの予定でしたが、急遽午前中に山登りイベントが降臨。
道中は秋らしい景色が
片道45分くらいずーっと登りましたかね。
運動なんてしなくなってる社会人1年目にはしんどかったみたいで、登り切った先にテラスがあったのですが、みんなそこでとりあえず座りこんで無言状態でした。
午後からは予定通りフィールドワーク開始。
午前の登山で体力を消耗し、すでに脚のHPが0に近いメンバーも。
ちなみに白馬村って、長野オリンピックの際にスキージャンプ競技が行われた場所なんですよ。こちらがそのジャンプ台に登った際の風景。この高さから競技者は滑り降りるんです。そんな勇気ないわー
まあそんな感じで1日目は歩く歩く歩くといった行程で、フィールドワーク終わった頃には僕は体力0を通り越してマイナスに近い状態だった気がします。
2日目:いちにち缶詰
2日目はほとんど写真ありません。
というのも、1日中、屋内で閉じこもり企画を考えていたため。(あと前日の疲れが*w@ap@[)
2日目は違う意味でハードでした。精神的な方ね。
後からわかったのは、今回お題が講師陣からしても難しかったようで、企画すること自体は楽しいものの、アイディア出してもいやそれ違うね、いやそれはこういう理由で合わないんじゃねって進んでいって、なんか相手の意見否定する会になって精神的苦痛が。。。
もちろん、これだっていうアイディアなんてポンポン出てくるものではありません。大体アイディアを50個くらい出したとして、少し光るアイディアが数個あるくらい。その光るアイディアが50個くらいあって、「これだ!!」ってアイディアが1個あればいい方だと思います。(個人的な感覚ですので人によります)
という感じで出口が見えない状態で、もがき苦しんでいたので精神的にハードでした。。。
ただ、夕方にはBBQが催され、美味しいお肉をいただけたのが唯一の精神回復ポイント。
めっちゃ高い肉らしいです。値段相応かがわかる舌はありませんが、とりあえず美味でした。
3日目:いざプレゼン
3日目は午前にプレゼンがあり、それで研修自体は行程が終了。
講師として指導してくださった社員の方から講評をいただき、優勝プレゼンを決めてなどなどしているうちにあっという間に終わりました。
プレゼンに関しては…
2年目の完成度の高さに、1年目は圧倒され、自分たちの企画がすごく拙いなって思ってしまうくらい(メンタル的に)敗北感を覚えたようです。下克上失敗!
深夜まで悩みもがき苦しんだ後に、稚拙ではあれど何かしらアウトプットができて、それなりの達成感を持って研修が終わったと(個人的には)思います。
集合写真、いい笑顔は達成感からかもしれませんね。
最後に
業務上、これまであまり企画をすることはなかったですが、向き合ってみて思ったのはトライアスロンみたいなものなのかなーって感じました。
以前トライアスロン競技者に聞いたのは、競技中にしんどくなってくると、「なんで俺トライアスロン(こんなに苦しいこと)やっとるんやろう、これ終わったらもう辞めてやる!」ってなるくらいに苦しいそうですが、ゴールするとその達成感とか爽快感でそんなこと思ってたことも忘れて、また次のトライアスロン大会に向けて頑張っちゃうそうです。
「アイディアが出なかったり出口が見えず迷子になったりと道中は苦しいけれど、これだ!ってアイディアができたり、美しい企画が完成したりして、トンネルを抜けたときの爽快感とか達成感があって楽しい」ってのが企画なのかもしれません。
いや合っとるかどうか知らんけどね。
以上!