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2025年にキャリア入社し、eTREE事業部門でパートナーリレーショングループの立ち上げを担う筒井公介さん。(写真中央)
キャッシュレス業界の第一線で20年活躍してきた彼が、なぜ全くの異業種である林業の世界へ飛び込む決意をしたのか。
その根底にあったのは、故郷の山への想いと、業界が抱える課題への強い使命感でした。
前職での経験を未来の森林づくりにどう活かしていくのか、その軌跡と未来への想いをインタビューしました。
この記事はこんな方におすすめ
・今後の林業業界の可能性に興味がある方
・1→10(イチジュウ)が得意な方
・森未来がこれからどこを目指していくのか、ビジョンを知りたい方
目次
この記事はこんな方におすすめ
筒井 公介さん プロフィール
身近な存在だった「林業」へ。キャリアの転換点
決め手は「経験の活用」と「人」。森未来との出会い
入社して実感した、”本気”の集団
目指すは「川上への還元」。パートナーと共に創る未来
最後に
筒井 公介さん プロフィール
筒井 公介さん
eTREE事業部門パートナーリレーショングループ
2025年、株式会社森未来にキャリア入社。高知県の山間部出身。前職では、スマートフォン決済サービスや共通ポイント、電子マネーなどを展開する事業会社に約20年間従事。
営業として加盟店開拓や利用促進、事業貢献に向けたコンサルティングなど、キャッシュレス業界の拡大を牽引してきた。
身近な存在だった「林業」へ。キャリアの転換点
―前職では、今とは全く違う業界でご活躍されていたのですね。
そうですね。スマートフォンを使った決済サービスや電子マネーといった、いわゆるキャッシュレス業界に20年ほど身を置いていました。
職種としては営業が長く、サービスを使える場所を増やすための新規開拓から、導入後の利用促進、さらにはお客様の事業をどう伸ばしていくかというコンサルティングまで、幅広く担当していました。
―まさに業界の成長と共に歩んでこられたのですね。そこから転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?
実は私、高知の山奥出身です。実家が山を所有していたこともあって、木を切ったり、山の手入れをしたりする林業は、昔からすごく身近な存在でした。だから、「いつかはこの世界に携わってみたい」という気持ちが心のどこかにずっとありました。
大きな転機になったのは、5年ほど前ですね。地方勤務から東京に戻ってきたタイミングで、週末に奥多摩で林業ボランティアを始めました。最初は遊びの延長で、木を伐採したりするのを手伝っていたのですが、これが本当に面白くて。
でも、活動を続けるうちに、現場の方々から業界ならではの課題や構造的な問題を聞く機会が増えていきました。その時、『ただ面白いだけじゃなく、自分の力で何か課題解決に貢献できないか』と、漠然と考えるようになったのが全ての始まりです。
決め手は「経験の活用」と「人」。森未来との出会い
―数ある企業の中から、森未来を選んだ決め手は何でしたか?
一番の魅力は、前職の経験を活かした形で林業に貢献できると感じたことです。
キャッシュレスの営業で培った「新しい仕組みを広げ、多くの人に使ってもらう」という経験や、顧客の課題解決を行うコンサルティングのスキルは、森未来がeTREE事業で目指している「木材流通のDX」にダイレクトに繋がると思いました。
全くの未経験から飛び込むのではなく、自分の強みを活かして新しい挑戦ができる。これは大きな決め手でしたね。
あとは、「人」と「カルチャー」です。
実は今回が初めての転職活動だったのですが、森未来の選考は、一般的な企業のそれとは全く違いました。
一方的にスキルを問われるのではなく、「お互いのことを深く知ろう」という姿勢がすごく伝わってきたんです。
私がなぜ林業に興味を持ったのか、これから何を成し遂げたいのかを真摯に聞いてくれて、会社が目指す未来と私個人のビジョンが重なる部分を一緒に探してくれました。
この対話を通じて、「この人たちとなら、同じ熱量で働ける」と確信しました。
入社して実感した、”本気”の集団
―入社されてみて、改めて感じる「森未来らしさ」はありますか?
森未来が掲げる『Sustainable Forest』というビジョンに対して、メンバーの一人ひとりが本当に“本気”だという点ですね。これは入社して一番強く感じたことです。
そして、その根底には、やっぱり「木が好き」「山が好き」という純粋な気持ちがある。その愛情が、業界を変えたい、サービスを良くしたい、会社を成長させたいという情熱に繋がっているのを日々実感します。
バックグラウンドは様々ですが、みんな同じ方向を向いている。そうした情熱を持った仲間と働けるのは、本当に刺激的で素晴らしい環境だと思います。
目指すは「川上への還元」。パートナーと共に創る未来
―今後の目標や展望を教えてください。
まずは、この新しいパートナーリレーショングループという組織のミッションを明確にし、あるべき姿を定義していくことです。そして、具体的なマイルストーンを設定し、一つひとつ着実にクリアしていきたい。
組織の立ち上げという貴重な機会をいただいたからには、まずは事業の成長にしっかりとコミットしていくつもりです。
そして、その先に見据えているのは、「いかにして木材流通の川上に還元できるか」ということ。
日本の林業が抱える課題の根源は、川上、つまり山側にあります。
私たちの事業が成長することで、最終的に山で働く人たちや森林そのものに利益が還元される仕組みをどう作っていくか。
これは、会社としてもこれから本格的に向き合っていくべき領域であり、私が入社した一番の動機でもあります。
簡単な道のりではないと思いますが、会社の仲間たちと一緒に、その答えを模索していきたいですね。
最後に
森未来には、多様なバックグラウンドを持ちながらも、「森林の未来を本気で良くしたい」という一つの想いのもとに集まった仲間がいます。
もしあなたが、
「自然に貢献できる仕事がしたい」
「社会課題の解決に情熱を燃やしたい」
「自分の経験を、新しい分野で活かしてみたい」
そう考えているなら、きっとここは最高の場所になるはずです。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度、カジュアルにお話ししてみませんか?あなたの中に眠る「想い」を聞かせていただける日を楽しみにしています。