ここ1、2年の間に急速にヘッドレスCMSの人気が高まってきていますね。
ヘッドレスCMSとは、簡単に言うとView(ビュー)の無いCMSです。例えば、WordPressで言うと、ビューやテーマの無くなってしまったCMSです。
例えば、ホームページを作ろうと思って、ヘッドレスCMSをインストールしたり、ホームページのコンテンツを作ろうとしてもホームページは完成しません!
じゃあ、ヘッドレスCMSなんて使わないで、WordPressだけでいいよねとなりますね。
ヘッドレスCMSでホームページを作ると、Web、iOSアプリ、Androidアプリなど複数のデバイスに同じコンテンツを表示させることができるようになります。コンテンツの再利用が可能で無駄なコストがなくなります。
ただし、ヘッドレスCMSには無いビューの部分は別途で制作しないといけないのですが、基本的にはStaticなHTMLの生成で済みますので、PHPやRubyといった言語がサーバーにインストールされていなくてもホームページを構築することができます。これまでの技術で説明するなら、jQueryのajax通信を使って他からデータを非同期処理で取得し、ホームページにそのデータを表示させる理屈と同じです。
様々なAPIが取得できれば、複雑なコンテンツのホームページが作れます。ヘッドレスCMSには多様なAPIを簡単に作成するための仕組みが提供されています。ここがCMSと言われる所以になります。
例えば会社のホームページを作るなら、
- お知らせ
- 会社情報
- 求人情報
は最低必要ですね。これらがAPIで他から取得できるなら、jQueryでも頑張ればホームページを作成することができます。会社の電話番号が変わってしまったり、求人情報、お知らせに変更があっても、ヘッドレスCMS側のデータのみを更新すれば、ホームページは自動的に更新されます。PHPやRubyといった言語をプログラミングする必要はありません。
Vue.js、Angular.JS、Reactなどを利用すれば、jQueryより、より効率的にデータを取得して、フロントエンド部分を作成することができます。データの取得以外にも様々なメリットがあります。
弊社ではPHP以外にも、Vue.js、Angular.JS、Reactなどの開発に力を入れています。そこで僕たちと一緒に学びながら働くエンジニアを大募集します!