我々シャコウには、さまざまな企業からBtoBコンテンツマーケティングに関するお悩みが寄せられます。
新型コロナウイルスの流行によって、従来のような対面での営業がどの業界でも難しくなり、営業の接点が減っております。一方でデジタル化が進み、BtoBコンテンツマーケティングはここ数年盛り上がりをみせています。
シャコウは、BtoBコンテンツマーケティングを通して営業活動を促進し、クライアントの将来的な顧客を増やすことが使命です。制作したコンテンツを通じて、取り扱う製品やサービスに少しでも興味を持ってもらい、将来的な顧客を獲得する必要があります。
そのために我々が力を注いでいるコンテンツの1つがSEO記事です。
今回は、シャコウでの業務内容を少しでもイメージしていただきやすいように、SEO記事制作について解説します。
SEO記事とは?
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化。
つまり、Googleなどの検索エンジンで検索した際に、クライアントの記事を上位に表示させて露出を増やすための施策です。
SEOで検索上位を取れるようになれば、記事を通じてクライアントの会社のことや商品・サービスのことを認知してもらえるきっかけを作ることができます。
さらに記事の内容を信頼してもらえるようになれば、営業活動の目的である発注・購入などに繋げることもできるため非常に重要な施策となります。
SEOの仕組み
SEOは、”ドメイン(サイトの力) × ページ単位の力 - マイナス評価(テクニカルSEO)の総合点”で上位表示できるかが決まると考えられています。
たとえば、「ユーザーにとって良いサイトですね!」と評価されてドメインが50点・「ユーザーにとって良い記事ですね!」と評価されてページ単位の力が50点の計100点 満点だとするならば、逆に「ユーザーに不親切ですね」というマイナス評価を受ける要素をどれだけ減らせるかが重要になっていきます。
上記の3つは総合点で評価されるため、たとえドメインの力が弱くても、総合点が高ければSEOでの上位表示が実現でき、3つの中で最も改善しやすい&評価を上げやすい要素が「ページ単位の力」です。
ページ単位の力を100点に近づけ、かつマイナスの点数を減らしていくことが最も効率的で、そのためには『ユーザーファーストなコンテンツを作ること』に尽きます。
SEO記事で上位を勝ち取るために
SEO記事で上位が取れない主な理由は大きく3つに分かれます。
1つ目:競合性の高いキーワードを狙いすぎている
2つ目:ユーザーの需要を満たす高品質な記事コンテンツの制作ができていない
3つ目:トピッククラスタが構築されていない
●競合性の高いキーワードを狙いすぎているとは?
例えば、『Webサイト制作』というキーワードであれば、ドメインの高得点を保持する他社サイトが上位に表示されてしまうため、どれだけ私たちの作ったページ単位のスコアが高かったとしてもなかなか上位表示を得ることは難しいのが正直なところです。
しかし、このキーワードを『Webサイト制作 相場』のようにアレンジすると、ドメインの得点が決して高くなかったとしても上位を取れている競合が存在するため、前者に比べると上位表示を狙える可能性が高くなります。
このように、自社と他社の差分を意識した上で戦略的にキーワードを選ぶことが重要であり、SEO記事作成のおもしろさでもあります。
●ユーザーの需要を満たす高品質な記事コンテンツの制作ができていないとは?
ユーザーファーストなコンテンツを作ることが大切であるSEO記事の作成において、いかに高品質な記事コンテンツを制作できるかが上位表示に向けて鍵となります。
Googleの検索アルゴリズムに関するガイドラインでは、検索結果がどれだけユーザーのニーズに応えられているかを評価するNeeds Metという評価基準があります。
それぞれのコンテンツで求められている要素は、網羅性・専門性及び権威性・信頼性・独自性・一貫性などの項目があり、これらをいかに満たすかによって『ユーザーに対して価値提供できている』という評価を得ることができ、上位表示を狙うことができる仕組みなのです。
そのため、泥臭い作業にはなりますが、ユーザーファーストなコンテンツを作るとはどういうことなのかを考え抜き、高品質な記事コンテンツへと常にブラッシュアップしていくことがコンテンツディレクターの腕の見せ所となります。
●トピッククラスタの構築ができていないとは?
トピッククラスタとは、メイントピックとそれらを補足するサブトピックの集合体を指す言葉です。
仮に『Webサイト制作』と検索を行った人がいたと想定しましょう。その人は、単純にそのキーワードの意味を知りたいだけではなく、そのキーワードに関連する情報に必ずニーズがあると言っても過言ではありません。
例えば、『Webサイト制作にかかる費用を知りたい』だとか、『Webサイト制作の事例を知りたい』だとか、そのキーワード周辺には興味があるはずです。
Googleは記事を単体で評価するだけではなく、関連記事も含めてページ群の集合体としても評価するため、記事を『BtoBマーケティング』という大トピックだけにするのではなく、『BtoBマーケティング 事例』『BtoBマーケティング 課題』など関連するキーワードにも応えられる記事も用意しておくことで、BtoBマーケティングというトピックに関して専門性が高いと認めてもらうことができます。
こういったことを踏まえて、一つのトピックに関して網羅的な記事を作っていき、結果として『BtoBマーケティング』などのビッグワードで上位表示を狙っていこうという戦略ができあがるのです。
まとめ
SEO記事は複雑な仕組みを持っているように感じられるかと思いますが、ひとつひとつを紐解いていくと興味深いものです。
シャコウのコンテンツディレクターという職種は、より良いSEO記事の作成に向けて力を発揮できる職種です。
クライアントの課題に寄り添い、解決に向けて取り組むことはとても有意義であり、自分自身のスキルアップへと繋がっていきます。
ぜひ、BtoBマーケティングの世界で一緒にお仕事してみませんか。
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