こんにちは!株式会社セブントゥワンの広報担当です。今回は、統計解析チームのお二人と対談に挑戦してみました!
統計解析の魅力やチームワークの良さ、在宅勤務の実際の様子が伝わる対談となっておりますので、ぜひご覧ください😊
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まずは統計解析とは何か、
また、お二人の業務内容を教えてください!
🧓:「統計解析とは何か」…難しいですね。(笑)
まず、「統計」は、個々のデータを整理して全体の傾向を把握するという意味です。
医薬品の場合は、プラセボや類薬、あるいは投与前後の比較によって投与されたことによる影響を確認することになりますが、このとき、得られた情報を整理する作業が発生します。その作業が、統計解析です。
🧑:補足すると、その薬の有効性がどのくらいあるのかや、有害事象がどれくらい出ているのかを、ぱっと見でわかるようにまとめるのが、我々、統計解析部門の仕事です。
統計解析の部署にデータとしてくるのは、データマネジメント担当者が作る臨床データです。それを解析しやすいように整形したり、変換したりしたあと、図表を作っていきます。
🧓:そうだね。「得られた情報を整理」と言われても、具体的に何をするのかわからないよね!(笑)
図表を作っています!
つまり、受け取ったデータを綺麗にしたあと、それを図表で表して見やすい形にしているということですね!
その後、完成したデータは、どういった場面で使用されますか?
🧓:治験であれば治験総括報告書や、製造販売後調査であれば安全性定期報告書、再審査の報告書などに使用されます。それ以外だと、学会発表、論文などですね。
🧑:委託側には、「こういう集計表を使って、こういう発表がしたい!」というようなデータの使用意図があるので、その希望に沿うような集計表を作っていきます。
🧓:希望自体がぼんやりしている場合は、要望を丁寧に聞いて、適切な図表や統計手法を提案します。希望をきちんとヒアリングするのも大事だね。
(しばらく統計解析トークで盛り上がるお二人)
🧓:脱線しました!(笑)話を戻しましょう!
お二人はとっても仲が良いですよね!
「良いチームワーク」のために意識されていることはありますか?
🧑:僕自身が気をつけていることなんですけど…。
自分は、どちらかというとこだわりが強い人間だと思っているんです。そういう人って、「こうしたほうが良いんじゃない?」って言われると、「いや、僕はこのやり方でやるんだ!」ってなりがちなんです。なんですけど…提案していただいているということは、そのやり方に何かしら利するところがあるからだと思うので、一旦は受け入れてやってみるようにしています。やってみると、大抵そっちの方が優れていたりします。(笑)
🧓:僕はなんだろう…意識して声に出すっていうのかな?
「あれ」「これ」「それ」でしか表現できないことを文章に起こすのって大変なんですよね。だから、何かあればリモートでもウェブ会議を設定したり、コールをしたりするようにしています。もし連絡を取るほどのことじゃなかった場合、「大したことなかった!ごめんなさい!」って謝ります!
統計解析チームは在宅勤務がメインですが、実際どうですか?
🧑:例えば、お客さまとお話しした内容を可視化しておく等、今リモートワークでやっている文字でのコミュニケーションは、コロナ前から行っていたので…。
🧓:そう言われてみたらそうだね!統計解析業務って、リモートワークとの相性が良いんです。
🧑:うん、そうなんですよ。
🧓:データ見て、プログラム組んで、という、コンピューター一つで完結する仕事だし、インターネット回線があれば、業務できるもんね。
🧑:あとは僕たちは、混み入ったものを文章化するのが得意なほうなんだと思います。
🧓:他の人に理解してもらえるかどうかはちょっと分かんない。(笑)
多分、この二人で話していて理解できるのは、数式やSASの共通認識があるからだと思います。
統計解析のやりがいや、魅力を教えてください!
🧑:学生の頃から数学が好きなので、その素養を活かせるのが統計解析の魅力です。
やりがいを感じるのは、一見散らかったように見えるデータ構造をきれいに整理し、解析上正しく、プログラマーにも誤解が無い、すっきりとした仕様書を作成できたときです。達成感があります!
🧓:僕の場合は、やりがいの一つは単純に面白いことです。研究を志向していた人間としては、研究のことを考えられるっていうのは、それだけで楽しいです。
それから、始めの頃に「データの整形」と言いましたが、その工程で、プログラムを組んでいくんです。統計解析と出会うまでは、プログラムを組んだ経験はそこまでなかったけど、コンピューターをいじるのはそこそこ好きだったので、すぐに「あ、プログラム組むのって楽しいな」って思えました。
あとは専門性の高さかな?ただただ楽しいです。でも、気を付けないと日常生活に差し支えるレベルで専門外のことがわからなくなります…そろそろまずいです。(笑)
統計解析チームの今後の課題点などありますか?
🧓:業務の標準化を進めていくことです。
今までは一つ一つ考えながら作業をしてきました。会社としての経験も重ね、今後案件も増えるので、標準化できるものはこのタイミングでしっかり標準化していきたいと考えています。
どんな人が統計解析に向いていると思いますか?
🧓:逆に、統計解析に向いていない人ってどんな人なのかな?
🧑:ざっくりしていて、細かいことはそんなに気にならない人には向いていないかもしれません…。
例えば、ジグソーパズルをしているとイライラしてしまう人っているじゃないですか? 統計解析担当者は、細かいルールがいくつかあっても、粘り強く考えていける人が多いと思います。
🧓: そうだね。細かいところにきちんと気が付けて、きちんと手入れができる人の方が向いているような気がします。一方で、全体も見なくてはいけないから難しいんだけどね。
そこの日付の処理をいじると別の場所がおかしくなっちゃうとか、あるんですよ。だから、木を見て森を見ていないのもいけないし、森を見て木を見ていないのもいけなくて。木と森を両方同時に見る必要があるんです。
マネージャー目線では、どのような方と一緒に働きたいですか?
大切にしているポイント等があれば教えていただきたいです!
🧓:一番は業務そのものを楽しめているかどうかかな!
知識があってもプログラムが組めないとクライアントの希望に沿った成果物を作れないし、プロブラムが組めても知識がなければクライアントの要求を理解できないので、知識や経験があるに越したことはないですが…
統計解析そのものも進歩していくので、経験のないことも時々発生します。それを楽しめるかどうかと、学んで自分のものにしようという意欲があるかどうかは大切にしたいポイントです。
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お二人とも、本日は貴重なお時間いただき、ありがとうございました。
統計解析について、大変勉強になりました😊
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