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こんちは。営業やってます、中嶋です。
このところリモートワーク日和な昨今ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
自宅で過ごすゴールデンウィークは、1人家焼肉やら、1人スクワットやら、1人呑みやら充実したソロ活動を送ってしまいました。
これはこれで楽しいんですけどね、ちょっとなんかみんなでわっしょいわっしょい盛り上がりたいなーとふと思い立ちまして「あ、会社で女子会やろ」なノリで企画しました。
どうやるかな
通常でしたら、日程調整して、予算決めて、お店決めて、二次会のお店も考えておいて、、、というような流れになるのですが、この状況なので集まれない。
まぁやるならオンラインだよなぁ。
あれ、もしかしてオンラインでやるのかなりやりやすいんじゃ。。。
サーバーワークスは東京、大阪、福岡、仙台、自宅と様々な拠点にわかれて勤務しているので、オンラインならどこからでも参加できる。
女性陣は46人(パートナーさん含む)だけど、オンラインならキャパシティを踏まえたお店を見つけなくていい。
オンラインならお店の予約がいらないから出欠席も厳しくしなくていい。
そしてオンラインなら予算を考えなくていい。
ナニコレめちゃくちゃ開催しやすい……!!
いつやろうかな
なにも考えずにどこかの夜にやろうかと考えていたのですが、せっかくだしLT(Lightning Talk)してもらったほうが楽しいなと思い何人かに声をかけました。
「夜は育児対応中なので難しいかな」
「営業時間中は打ち合わせが入っちゃいそうで厳しいかも」
「夜でも昼でもいつでもいいよ〜」
そりゃそっか。
一人暮らしの私は時間の制約とかうっかり見落としがちでしたが、家庭の状況もありますもんね。
そんなわけで参加者が都合のいい時間に合わせられるように、営業時間と夜の2部制で行うことに。
こんな感じで開催
営業時間の部は1時間の枠でGoogle Meetにて開催。
4人の方に「これまでの生き方や想いを語ってもらえればと」という軽いリクエストでLTをお願いしましたところ、このように応えてくれたのでご紹介。
<1人目 総務人事部部長 太田さん>
太田さんの強い想いとして「みんながHAPPYになる支援をしたい」
幼いころから産婦人科の看護師を目指していたというほど、人の助けになりたい想いが強かった。
HAPPYのカタチは人それぞれ。だからこそ誰もが自分の意志で生き方を選択できるようになることが必要。
人事として平等ではなく「公平」に同じスタートラインに立てるための支援を目指す、と伝えてくれました。
たしかにサーバーワークスでは4つの行動指針はあるものの、こうあるべき、こうしないといけない、こうやらないと怒られるということはないですね。
会社全体としてもそうですが、人事のトップがこういう指針をもってくれていることはありがたいなと感じました。
最後にご自身のワーキングマザーとしての経験について。
旦那さんと結婚するにあたり年収が高いことはあまり考えずお互いが働いて稼いで家計を支えることを考えたと。
これが必ずしも正しい選択ではないけど、自分が自分らしくいられる選択をいつも考えてほしいと締めくくってくれました。
<2人目 営業部Amazon Connect専任 丸山さん>
丸山さんはサーバーワークスで初めて産休・育休取得し、現在は産後復帰しバリバリ働いています。
すべてが初の試みでしたが、一番悩ましかったのは職場復帰。
今までと同じような働き方はできない、子供が急に病気になったら、育休期間を経て社会に戻れるのか、、といった不安がいっぱいだったそう。
こんな不安を解決したのが、職場復帰も【プロジェクトマネジメント】
WBS作成、優先順位決め(育児、仕事、家事etc)、考えられるリスク対策、仕事における制約事項を洗い出し対応を検討、上司にもその旨を共有することで不安を解消。
そういえば、職場復帰後に丸山さんの家庭の事情による仕事の影響を感じたことがありません。
こういった計画があったからこそだったんですね。。。
最後にロールモデルの考えについて。
絶対的なロールモデルを社内に1人でももってしまうとその人を超えられないし、今存在していないカタチを作れないので、複数の人の仕事のやり方や考えを盗んで自分のモデルを作っていこう。
これは性別も社内も限らず枠を超えて参考にすること。
いまの自分の選択・行動が、未来の自分を作っていく、ほんとにそうだなぁ。
<3人目 営業部@福岡オフィス 小室さん>
小室さんはアプリ開発→インフラエンジニア→現在はクラウド界隈の営業として活躍中。
個人的にも長い付き合いですが、デザインセンスも半端ないので小室さんと話してると職種ってなんだっけって思ってきます。
小室さんからは、未来を不安に思っている人ほど、統計情報を見よう、というメッセージ
「子供を産んだら職場復帰は厳しいんじゃ…」そういう思いがある人も統計情報を見れば年々職場復帰している女性はかなり増えているということがわかる。
ここ最近の新型コロナウィルスの状況もあり経済は懸念が多いが、外的要因で落胆する必要はなくどこに向かうかが大事。
特に相手との関係性を考えるくだりが響きましたね。
一般的にこうしたほうが幸せだ、とか、周りはこう言ってるから、とかはいらない。
自分が一番大事にしたい関係性を考えよう。お互いの関係性を良好にするためにその関係性について話をしよう。
「靴下を置きっぱなしにする彼と話をしたことはありますか?」ドキッ
<4人目 クラウドインテグレーション部 小林さん>
小林さんは新卒3年目でAWSバリバリのエンジニア。2年目時代から社内外からの信頼が厚いプロジェクトマネジメントができる女性エンジニアです。
1年目ではOJTで各部署の仕事を行い、2年目ではAWS環境構築の実績を多く積んできましたが、よりやりがいがあった経験が【新卒採用】
サーバーワークスの新卒採用はコンピテンシー面接で行っています。
コンピテンシー面接とは、採用担当者の第一印象や応募者の受け答えで見るのではなく、客観的な要素として応募者の過去の行動に対しての質問を重ねて深堀りしていく手法です。
この手法により面接官の経験値に左右されることなく面接ができるため、入社年次、職種に関わらず面接官を行っています。
こういった新卒採用の面接官を行う過程で学生に対しての質問だけでなく、学生からの質問に対して自身の仕事観を振り返り、将来どういったことをやっていきたいか伝えられるようになったとのこと。
採用面接はこちらからの判断だけでなく、応募者の方がサーバーワークスで働くことのイメージをつけてもらい相互に相性を確かめる必要があります。
面接官側がどういう想いで働いているかを自身の言葉にできるのはいいですよね。
夜の部
夜の部はRemo(https://remo.co/)というオンライン会議ツールを使って行いました。
20人弱程度の参加者で懇親会としても盛り上がったのですが、本エントリが長くなってしまったので次回詳細を書こうかな。
まとめ
オンライン女子会という思いつきで企画から開催まで2週間程度でしたが、さくっとできるのはメリットの1つですね。
社内のSlackで女子会やりまーす!!と声がけしたとき、男性陣の多くがポジティブなリアクションで驚きました。
また、今回の企画の中で「性別を意識したことがない」「子どもが生まれても働けるイメージが湧く」「だいたいなんとかなるだろう」といったコメントが多いことが印象的でした。
制度だとか女性の働きやすさを〜、といった会社としての取り組みだけでなく、中で働く人達の感覚の連鎖によって雰囲気が作られるのかなと。
というわけで、今のサーバーワークスはそんな雰囲気です。