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【ジュウニントイロ #Life08】アルムナイから再入社した社員インタビュー 《前編》

こんにちは。
セプテーニのPR担当の江里です!

様々なセプテーニLifeを送る社員を紹介するコンテンツ、「ジュウニントイロ」。
セプテーニにはどのような人がいて、どういうことを考えていて、どんなセプテーニLifeを送っているのか。ぜひこのコンテンツを通して、セプテーニを覗き見していただければと思います。


第八回目は、アルムナイからセプテーニに再入社されたお2人にインタビューしてみました。

「アルムナイ」という言葉自体、あまり聞きなれない人も多いかもしれないですね。
近年では、終身雇用制度が崩壊し、転職や起業など一社にとどまらない「雇用の流動化」が進んでおり、優秀な人材確保がより難しくなってきています。
そのため、退職者を貴重な人的資産と考え、企業と個人の新しい関係構築の形として「アルムナイ」の考え方が注目を高めています。
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【アルムナイとは】
英語で「卒業生」を意味する言葉で、人事制度においては「企業を離職・退職した人の集まり」のことを指す。
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セプテーニグループでも、「セプテーニグループ・アルムナイネットワーク」を構築し、約300名ものアルムナイと交流の場を設けています。
詳細はこちら↓
https://www.septeni-holdings.co.jp/csr/activity/alumni.html


そこで今回は、セプテーニグループに新卒で入社後、一度退職して別の道を歩んだのちに
再度セプテーニグループに入社された2名に、お話を聞いてみました。
前後編の2回に分けてお届けいたします!

【プロフィール】

■坂井 優真(写真右)
2014年セプテーニに新卒入社。
2019年セプテーニを退社。
2020年1月セプテーニに再入社。
現在は、第二アカウント本部でアカウント戦略に従事。
■梅野 雅人(写真左)
2016年セプテーニに新卒入社。
2018年セプテーニを退社。
2019年セプテーニに再入社。
現在は、データ事業本部でデータドリブンマーケティングの提案から納品に従事。

※2020年3月9日時点


――本日はよろしくお願いします。
お2人は、セプテーニに新卒で入社後、どういう業務に携わっていたのですか?

坂井)入社当時は、クリエイティブ部でディレクターをしていました。
主にアプリ案件を担当していて、3年目になってからは納品ディレクションだけではなく、コミュニケーション設計の提案の機会も増えていきました。
その後、3年目の途中で営業部に異動し、アプリ領域の戦略企画に携わっていましたね。


梅野)僕は入社から2年間、メディア本部で広告運用のコンサルタントとして、主にGoogleとYahooを中心に担当していました。

――当時感じていた、セプテーニの良いところはありますか?

坂井)年次に関わらず何でもやらせてくれるところですね。
自分自身、4年間で色んな事を経験しましたし、自分が「やりたい」と言った場合にその機会を提供してもらいました。

梅野)辞めてから気づいたことがすごく多いので、当時は単純に「人がいいな」くらいですかね。

――確かに、外に出て初めて気づくことって多いですよね。
そもそもセプテーニを辞めようかと考えたキッカケは何ですか?

梅野)当時、比較的規模が大きいプロモーションに携わっていた時に、デジタルマーケティングだけでのプロモーションに限界を感じたことがあったんです。
その時は、自分もデジタルマーケティングに偏った考えになってしまっていたので、セプテーニではデジタルの垣根を超えた包括的なマーケティング提案まではしにくいのではないかと思ってしまったんですよね。

坂井)僕は、セプテーニに入る前から、いずれは事業側のマーケティング職に転職しようと考えていたので、自分の中ではそのタイミングが来ただけでした。
実はその前にも、クリエイティブ部時代に辞めようと思ったことがあったのですが、その時は、営業のある先輩から「クリエイティブを超えた視点で全体戦略を見てみては?」と提案されて営業部に異動することにしました。

その後、アプリ関連の案件で戦略立案などに携わっていたのですが、その経験の中で、デジタルマーケティングを超えて1サービスの全体プロモーションの戦略に携わりたいという思いが強くなり、転職を考えました。
ちなみに、元々クリエイティブには興味があったし、マーケティングを考えていくうえでクリエイティブの重要性も感じていたので、初期配属のクリエイティブが嫌だったという訳では全くなかったです。


――デジタル領域だけでは見えてない部分があるのではと、その時は感じたのですね。
セプテーニを辞めたいと話した時に、誰かに言われて響いた言葉はありますか?

坂井)最後は辞めると決断していたのですが、その前の3年目に退職を考えた際の「デジタルの中でも、まだクリエイティブという狭い領域でしか見ていない。他にも見るべき部分はあるのでは?」という言葉と、実際に営業への異動という選択肢を与えてくれたことは、響きましたね。

梅野)僕もセプテーニを離れてから、「こういうことだったのか」と改めて深く刺さった言葉があります。現代表取締役社長の清水さんに「セプテーニの一番良いところは?」と質問した時、「主体的」と「裁量」の2点を強調して言われました。
確かに、セプテーニでは主体的なメンバーが多いので、一つの目標に対して各々が「どうすべきか」の最善な方法を考え抜く。それが集結していたからより強いチーム力が発揮できていたなと。

さらに言うと、それって「現場で意思決定ができる裁量」が与えられた環境だからこそ、個人の視野も広いからだと思ったんですよね。

――なるほど。
辞めた後は、どんな事をされていたのですか?

坂井)外資系のゲーム会社でマーケティング担当をしていました。
入社後すぐ新規の大型タイトル立ち上げに携わったのですが、当時、ゲームアプリのランキングは1~3位まで不動だと言われていた中で、担当したタイトルが初めてその順位を崩して1位に躍り出ました。
その頃、業界内でもざわついたんですよ。(笑)
僕が担当したプロモーション設計も成功に繋がっていると自負しています。

梅野)すごいですよね。僕も当時、他の会社の方から噂で聞いたぐらいですよ!

僕は、総合代理店に転職し、営業とコンサル2つの肩書を持っていました。
始めは営業配属の予定だったのですが、案件に携わるなら包括的に見るべきだと思い「コンサルもやらせて欲しい」と上申しました。実は、2つの肩書を持つのは会社の中で第一号でした。

――すごい!それって、セプテーニでの経験が何か影響しているのでしょうか?
セプテーニだからこそ学べたことや、次の仕事でも活きたことはありますか

梅野)主体的なところですね。これは、働くスタンスの根本的な部分だと思っています。
あとは、セプテーニ人生の中で「やりたいことをやりたいと言う」というマインドが根付いていたので、とにかく色々と提案しまくっていました。
そういったスタンスが次の職場でもポジティブに働いて、自ら提案した大きなプロジェクトも立ち上げることができました。

坂井)僕は、クリエイティブ部で経験を積んだことです。
マーケティング担当者のほとんどは、クリエイティブ領域・メディア領域ともに詳しくなかったので、クリエイティブやコミュニケーション周りは主体的に意見を出して、方針を取り入れてもらえていました。

――セプテーニを辞めて後悔したことや、転職後に感じたギャップはありますか?

坂井)はい、2つあります。
1つ目は、事業会社を選択したこと。
これは人によると思うのですが、1つのサービスを何年も担当し続けることの難しさは感じました。ゲーム業界は特にタイトルの移り変わりが激しいので、その中で1つのタイトルを数年担当し続けるとなると、新しい発見を続けることは僕には難しかったですね。
そういった環境よりは、広く色んな事に携わって刺激を受ける環境の方が自分に合っているなと思いますし、情報が入るスピードも全然違うなと感じました。

2つ目は、事業会社の中でも外資を選択したこと。
文化や歴史、今流行っているものも違う中で、意見をすり合わせることの難しさはありましたね。

梅野)僕も2つあります。
1つ目は、そもそもデジタルマーケティングの限界を感じて、当時はセプテーニの中では見ていない範囲がその先にあると思って転職したんですけど、いざ転職してみて、その見ていなかった部分が実は自分自身の視野を広げればセプテーニでもできることだったんだなと感じたことです。
もちろん、2社目でもまだ全てを見た訳ではないという可能性もあったので、その時点では辞めるつもりはなかったですけどね。

2つ目は、発言の通りにくさですね。組織が大きすぎるとある程度仕方のないことだと思いますが、自分自身にとっては重要なことでした。

この記事は、前編/後編の2回に分けてお届けしています。
転職先で、ギャップを感じながらも活躍してきたお2人。
そんなお2人が、なぜもう一度セプテーニに戻ろうと決断したのか?
後編では、セプテーニに戻るまでの経緯や、「転職」についての考え、一度外に出たからこそ見えた客観的視点でのセプテーニについて語っていただきましたので、ぜひご覧ください。


※本インタビューは、セプテーニグループが在宅勤務に移行する前に行ったものです。

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