こんにちは!
SEプラス採用担当の鶴田です!
「入社前にやっておくといいことってありますか?」
当社の面接で、ほぼ毎回と言っていいほどいただくご質問です。そんな時、私たちが必ずお伝えしているのが「入社後にITパスポートの勉強に取り組んでいただきます」ということ。
IT業界未経験で入社したメンバーも多い当社の企画営業職では、まずITの基礎的な理解を持つことが、お客様への提案力や社内連携の質を高める第一歩になります。
今回は、入社半年でITパスポート試験に合格した企画営業職の筒井さんにインタビューし、実際の勉強方法や感じたメリットについて聞いてみました!
目次
— まずは自己紹介をお願いします。
— ITパスポートの勉強はいつ頃から始めたんですか?
— どのように勉強を進めていきましたか?
— 合格してみて、どんな変化がありましたか?
— 最後に、「入社前に何をしておけばいいですか?」と聞かれたら、どう答えますか?
なぜ、SEプラスではITパスポートを勧めているのか?
— まずは自己紹介をお願いします。
2024年12月に入社した筒井です。大学では経済学部を専攻し、卒業後は人材系の会社で営業をしていました。前職では主にテレアポ業務が中心で、なかなかお客様に直接提案する機会が少なく、「もっとお客様と向き合い、課題解決につながる提案をしたい」という思いが強くなっていきました。そんな中で、提案型の営業に力を入れているSEプラスに魅力を感じ、入社を決めました。
— ITパスポートの勉強はいつ頃から始めたんですか?
入社して1か月くらい経った頃に、OJTの先輩から「そろそろITパスポートの勉強を始めてみようか」と声をかけられました。そこから、グループ会社である翔泳社の『出るとこだけ!ITパスポート』シリーズを使って、少しずつ勉強を始めました。
ちなみに、業務や自己研鑽に必要な翔泳社の書籍は、社内制度で無料で注文できるので、迷わず取り寄せました。最初の2か月くらいは本をパラパラとめくる程度で、まだ本腰を入れて取り組むという感じではなかったんですが、「この日に受けよう」と試験日を決めてからは一気に意識が変わって、本格的に取り組むようになりました。
— どのように勉強を進めていきましたか?
仕事が終わってから30分くらい、その日の気力に応じて問題集を解いたり、独習ゼミで解説動画を観たりしてました。休日は1〜2時間まとめてやる感じですね。完璧主義になると続かないので、「今日は半ページだけでもOK」と思ってハードルを低くしていました。
— 合格してみて、どんな変化がありましたか?
一番の変化は、お客様との会話で出てくるIT用語が少しずつ理解できるようになったことです。今はまだ先輩と一緒に商談することがほとんどですが、以前よりも会話の内容をキャッチアップできるようになり、置いていかれる感覚がなくなったのは大きな進歩でした。
また、入社直後に受けた社内研修で「ウォーターフォール開発」や「アジャイル開発」などの開発手法や、プログラミング言語の種類について学ぶ機会があったのですが、ITパスポートの勉強を進める中で「あのときの内容だ」と知識が再定着する感覚もありました。勉強を通じて「なるほど、そういうことか」と腑に落ちる場面も多く、基礎を学ぶことの重要性を実感しました。
ただ、ITパスポートの知識だけでは、業務で求められるレベルにはまだ届かないとも感じています。実際の業務では、インフラやネットワーク、フレームワークといった、より専門的でエンジニア寄りの内容に触れることが多く、知識の深さが求められる場面も少なくありません。もちろん、セキュリティ関連など一部は重なるところもあり、たとえばISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)について研修のご相談をいただいた際には、ITパスポートで学んだことがベースになって助けられた実感もありました。
とはいえ、資格を取ったからそれで終わりというわけではなく、「ここからがスタートだ」と強く感じています。ITパスポートで得た知識を土台に、より実務に直結するスキルや情報をこれからも日々インプットしていく必要があると思っています。
さらに、私たちは「独習ゼミ」という資格対策eラーニングサービスを扱っている立場でもあるので、仕事と勉強を両立する大変さは、実際に経験しておくべきだと考えていました。よく「社会人の週の平均学習時間は7分」と言われますが、その言葉の重みがよくわかりました。
時間をどう作るか、どう習慣にするか。そういった“学ぶ姿勢”そのものを身につけられたのは、これからのキャリアにとっても大きな財産になったと思います。
— 最後に、「入社前に何をしておけばいいですか?」と聞かれたら、どう答えますか?
まずは、「焦らなくて大丈夫です」と伝えたいです。入社後には研修やOJTなどのサポート体制が整っているので、事前にITの知識がなくても全く問題ありません。私自身も知識ゼロからのスタートでしたが、ちゃんとキャッチアップできました。
とはいえ、実際にITの勉強を始めると「むずっ!」ってなる瞬間はあります。特に最初は専門用語が多くて戸惑うこともあるので、そこは少し踏ん張りどころかもしれません。でも、周りの先輩たちも同じ経験をしているので、分からないことはどんどん聞いて大丈夫です。
もし時間に余裕があるなら、ITパスポートの無料アプリなどで、ざっくり用語に触れておくのもおすすめです。入社後に「これ聞いたことあるな」と思えるだけでも、気持ちに余裕が持てると思います。
なぜ、SEプラスではITパスポートを勧めているのか?
SEプラスがITパスポートを推奨するのは、「営業としてお客様に信頼されるための共通言語」を身につけることが、成長の第一歩になると考えているからです。
当社の営業は、単なるモノ売りではなく、教育を軸に企業の課題解決を提案する役割を担っています。そのためには、IT業界で使われる用語や仕組みへの基本的な理解が欠かせません。
とはいえ、入社時点でITの知識がなくても全く問題ありません。未経験から段階的に学び、知識を積み上げていければいいと考えています。
また、ITパスポートの学習を通じて「仕事と勉強の両立」を体感することは、当社が提供するeラーニングサービス「独習ゼミ」の価値を伝えるうえでも大切です。自分自身が学びの苦労や工夫を経験することで、より実感のこもった提案ができるようになります。
もちろん、ITパスポートはゴールではなく、あくまでスタートです。基礎を押さえた上で、実務に必要な知識をさらに深めていくことが求められます。そのための土台づくりとして、「学ぶ姿勢」や「用語への感度」を養える点でも、ITパスポートは非常に有効です。
だからこそ、SEプラスでは「まずはITパスポートから」と伝えています。
SEプラスでは、どんなメンバーでも成長できる環境を作り、チャレンジしながら仕事を楽しめるようサポートしています。もし、SEプラスで一緒に働くことに興味が湧いたなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。お待ちしています!
ぜひ次回のストーリーも楽しみにしてください!