こんにちは!SEプラスの採用担当の鶴田です。
11月14日にアイディアコンテスト「Plus α グランプリ」が開催されました。
当日は、チームや職種の垣根を越えて社員が集まり、自由な発想から生まれた様々なアイディアを各自が披露。白熱したプレゼンと活発な質疑応答が繰り広げられ、厳正な評価のもと受賞案が決定しました。
今回は写真とともに、当日の熱気あふれる雰囲気をお届けします!
目次
コンテストの概要
発表スタート!
結果発表!
受賞者インタビュー
小林さん
釜石さん
栗岡さん
最後に
コンテストの概要
今回のPlus α グランプリは「会社の売上アップ」をテーマに、実現時期に応じた3部門で新事業アイディアを募集しました。
長期的な視点の「5〜10年後 売上アップの部」、中期を見据えた「3〜4年後 売上アップの部」、即効性を重視する「直近1年 売上アップの部」の三本立てで、いずれも実現可能性と見込まれる売上インパクトの明示を応募条件としました。
対象分野は当社の事業領域であるIT・医療・人材・教育において、新たに挑むべき分野や事業に限定。思い切った発想と実行計画の両立を重視する趣旨のもと開催され、一次予選には18件のアイディアが集まりました。
そこから厳選された7組が本選に進出し、当日プレゼンテーションを行いました。
発表スタート!
各チームの発表前には、動画編集スタッフが制作したオープニングムービーが上映され、出囃子代わりに会場の空気を一気に温めました。BGMやテロップにもこだわった映像で、それぞれのチームの意気込みが伝わり、会場からは自然と拍手や笑いも起こるなど、良い緊張感とワクワク感の中でプレゼンがスタートしました。
持ち時間は1チーム20分。 各チームは以下のポイントを盛り込みながら、よく練られたプレゼンテーションを行いました。
- アイディアの背景
- アイディアの内容
- 売上予測
- 原価予測
- アイディアの検証・実現可能性
スライドだけでなく、デモ画面や図解、具体的な数字を交えた説明も多く、どのチームも「実際に事業として走らせる」ことを強く意識した構成となっていました。
発表後には、聞いていた社員から次々と質問が飛び出し、アイディアの狙いや実現性を深掘りする議論が展開されました。単なる質疑応答というより、「一緒に事業をつくっていく」ような前向きな会話が交わされていたのが印象的で、会場全体が一体となってアイディアを磨き上げていく時間となりました。
結果発表!
約4時間にわたる全チームの発表が終了し、代表やマネージャー陣による採点・協議を経て、いよいよ結果発表の時間となりました。集計の結果、今年は佳作が3チーム、そして最優秀賞が1チーム選出されました。
栄えある最優秀賞に輝いたのは、なんとMedical Div.の若手・新人メンバー3名によるチーム!
「どうすれば事業をもっと伸ばせるか?」「売上につながるアイディアは何か?」「自分たちにできる会社への貢献は?」と真剣に向き合い、形にした提案が高く評価されました。
もちろん、どのチームの発表もレベルが高く甲乙つけがたい内容でしたが、とりわけ若手メンバーが主体的に考え行動し、その結果として最優秀賞という形で評価されたことは、会社にとって大きな財産だと感じます。
受賞者インタビュー
今回、最優秀賞を受賞した3名にインタビューを行い、アイディアに込めた思いや、準備の裏側についても聞いてみました。
小林さん
今回のアイディアの背景には、医療人材紹介事業に対する危機感がありました。私たちがメインでお手伝いしている職種の成約率が少しずつ下がってきており、「このままでは事業の柱が弱くなってしまうのでは」という不安がありました。
また、チームには国家資格であるキャリアコンサルタントを持つメンバーが多く、その知見のおかげで日々のご支援の質も高められていると感じています。一方で、「この強みを、もっと幅広い形で事業や売上に結びつけられる余地がまだあるのでは」とも思っており、そこにチャレンジしたいという気持ちも今回のアイディアにつながりました。
準備では、新規事業ならではのリソースや差別化、既存事業との切り分けなど、突っ込まれそうなポイントを洗い出し、生成AIも使いながら想定質問を一つずつ潰していきました。最年長としてワンマンにならないよう、メンバー二人の意見をしっかり引き出し、「三人の発表」にすることも意識しました。また、当日の質疑では鋭い質問にかなり緊張しましたが、拙くても自分の言葉で答えられたのは良い経験でした。
結果発表に関しては、佳作で呼ばれなかった時点で「ダメだったかも」と思っていたので、最優秀賞と聞いたときは本当に驚きつつ、めちゃくちゃ嬉しかったです!今回の経験を活かして、「なぜSEプラスなのか」をより魅力的に伝え、お客様に見合う価値を提供していきたいと思います。発表を真剣に聞いてくださった社員の皆さん、本当にありがとうございました!
釜石さん
今回のアイディアの源泉には「医療人材紹介事業部ならではの強みを、もっと活かしたい」という思いがありました。発表メンバーだけでは知識が足りない部分も多かったので、上司にも相談しながら、少しずつ形にしていったイメージです。会社としてもこれまでとは少し違うタイプの取り組みになるため、「どこまでなら現実的に実現できるか」を意識しつつ、事業として成り立つラインを探っていきました。
当日は、他部署・他チームのみなさんの発表を聞けたことがとても刺激になりました。それぞれの社員が現状をどう捉え、どんな打ち手を考えているのかを知る良い機会で、質問も活発に飛び交い、部署をまたいだ交流の場としても貴重だったと感じています。
最優秀賞と聞いたときは、正直「えっ?」という驚きが一番大きかったです。強豪ぞろいの中で選んでいただけたのは本当に光栄ですし、特に小林さん・栗岡さんが積極的に議論をリードしてくれたおかげで、この結果につながったと思っています。
今回の経験を通して、あらためて事業部の強みを再確認できたので、これを前面に出して事業をもっと盛り上げていきたいです。日々の業務や何気ない会話の中にあるアイディアの種を丁寧に拾い上げながら、一つひとつの対応を大切にしていきたいと思います。このような機会と賞をいただき、本当にありがとうございました!
栗岡さん
「まったくゼロからではなく、今ある強みを活かせる形にしたい」、これが今回の新事業アイディアを考えるうえで意識していたことでした。社内には国家資格を持つメンバーも多く、その知見を活かせる方向性が良いのではと考えつつ、周囲の方にも知見をお借りしながら、少しずつアイディアを固めていきました。
準備で大変だったのは、短期間で形にしなければいけなかったことです。若手メンバー中心のチームだったこともあり、過去の発表資料を参考にしながら構成や見せ方を工夫していきました。自分たちなりには、「新規性」と「将来性」のある事業として提案できた点を評価していただけたのかなと感じています。
当日は、他チームの資料やプレゼンの完成度が非常に高く、「SEプラスってすごい会社だな」と素直に思いました。年代や部門を問わず、いろいろな方が本気で取り組んでいて、会社全体の熱量の高さにも圧倒されました。
最優秀賞と聞いたときは、正直「聞き間違えた?」と思ったくらい驚きました。ここまで先導してくださった小林さん、釜石さん、アドバイスをくださったマネージャーやリーダー陣には感謝の気持ちでいっぱいです。
今回がPlus α グランプリ初参加でしたが、多くの方の前で発表する貴重な経験になりましたし、来年以降に向けて、日頃から課題意識を持って仕事に向き合いたいとあらためて感じました。発表を聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
最後に
Plus α グランプリを通じて、あらためて感じたのは「一人ひとりのアイディアが、会社の未来をつくっていく」ということです。今回集まった18の提案は、どれも日々の業務の中で感じている課題や、「もっとこうできるのでは?」という気づきから生まれたものでした。それをチームで議論し、情報を集め、数字に落とし込み、発表という形にまで仕上げたこと自体が、SEプラスの大きな強みだと感じています。
また、若手メンバーが最優秀賞を受賞したことは、「年次や役職に関わらずチャレンジできる場」であることの象徴でもあります。
SEプラスでは、今回のPlus α グランプリのように、社員一人ひとりの声や発想をかたちにしていく取り組みをこれからも続けていきます。「自分のアイディアで会社や事業を前に進めたい」「チームで新しいことに挑戦したい」と思っている方、ぜひご応募をお待ちしております。
ぜひ次回のストーリーも楽しみにしてください!