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CTOの杉山です!
先月の中旬にインドネシア出張行ってきました!2年ぶりのインドネシアでした!
今回の出張は、一緒にPdMと若手エンジニアの3人で行きました。2年の間にインドネシアのチームも大きくなって初めて会うメンバーも多かったのでドキドキ。
月曜にインドネシアに着いて、金曜夜までの滞在で、土曜の朝には日本に着いてる、みたいな結構パツパツ感じでした笑
どうでもいいけど、成田とジャカルタの空港の無人ゲートの仕組みとかまじすげ〜〜ってなりました。
中4日間で弾丸でしたが、インドネシアチームには顧客とのミーティングに同席させてもらったり、実際にアプリを使うユーザー営業同行、ディストリビューターの倉庫の見学など様々させてもらって非常に良かったです。行く人数も多かったし、調整とかめちゃ大変だったと思います。本当にありがとうございます🙏
(これはオフィスで同席するミーティングで話すことなどを事前共有うけてるところ。)
ビジネス側や顧客の声や現場からのフィードバックで、ある程度議論された上で「こういう機能を作ってほしい」というのが開発チームに回ってくるのですが、「それ作ってどうなるの?」「それによって出てくる数値を見ることでどう売上に貢献できるの?」「何か効率化されてる?」みたいな疑問を持つことがあって、それが良い問いになることもあれば、すでに議論済みだったり、開発サイドの知識や視点の足らなさで的外れな質問になることはあります。
プロダクト開発をしてて、やっぱり実際に使う人たちがどう使ってるのか、どう使って何が良くって、どう価値があって、どう売上に繋がってるのか、というのは常に考えないといけないんですよね。でも、そこには、プロダクトの周りを取り巻く使ってくれるユーザー、そのユーザーがしているビジネス、製造してから消費者に届くまでにある配送拠点や卸の人たち、消費者に届く手前にある小売店やその小売店の棚割り、プライシング、割引の仕方・・・などなど、全てを知るには膨大すぎるモノと情報とお金の流れがあって、頭を使って想像だけでカバーするのはとても難しいです。が、1度しっかり見に行くことで血肉になり想像力の限界をグッと拡げてくれる効果があるかな、と思っており、即効性はなくともチームにとって良い効果ありそう〜と期待していきました。
4日間でWebアプリケーションのユーザーである営業マネージャーの方々とミーティングさせてもらったり、モバイルアプリを使ってる営業の方々に営業同行させていただいたりしました。
これは、小さなお店(昔日本であったXX商店みたいな感じ)に自社商品置きませんか?と営業をするのに同行させてもらった時の写真。
大きな通り沿いの市場(パサール)の裏手の住宅街にある小さなお店を訪問してくときに、ずんずん進んでいった小道。こんなところにお店あるのか?と思いつつも、進んでいく。
すると、こんな感じのお菓子やら飲み物やら、油やら洗剤やらなんでも売ってる小さなお店がちょこちょこあって、近所の人がこういうところに買いに行くんだな、というのと、そこに自社商品を置いておく、というのが認知活動としてもすごく大きいんだな、と感じました。
同行させてもらった営業の方も、スラスラ〜〜〜〜っと話して、いつ同意取れたの!?ぐらいのスピード感で商品置いたり販売促進用のポスター貼ったりしながら、アプリにお店の情報とかそこで聞き取りしたことを入力しててマジですげ〜〜〜〜ってなりました。
(これはどっかのスーパーの陳列。棚をきれいに整えるのもマーチャンダイザーさんのお仕事だったりする。)
これは、多分いわゆる薬とか医療系ものを取り扱う問屋がビル内にひしめきあってる問屋ビル。薬剤をたくさん売ってたり、医療機器 - ネブライザーとか低周波パッドみたいなのとかを売ってたり、薬を入れるカプセルだけ、とか医療従事者が着る服だけを売ってるお店があったりしてめちゃ面白かった。
病院や薬局の人や、街にある医療系のものを取り扱うお店の人たちがここに買いにくるそう。
日本でいうコンビニに行って、自社の商品がうまく並べられてるか、自社のマーケティング戦略にあった形で配置できてるか、競合商品の様子はどうかを見たり、バイク1台通れるかなぐらいの路地をずんずん進み、すごくローカルの小さな商店に「うちの商品置きませんか?」と営業してどんどん売っていく営業さん、パサールという問屋ビルみたいなところで自社商品置いてるところに新商品の説明をしたり、お話をしながら手際よく販促のためのポップを作ったり棚に装飾をしてたり、普段ディスプレイに向き合ってカタカタしている自分には、とても刺激的でこうやって1つずつの積み重ねが、ダッシュボードに現れる売上だったりするんだよな、となんかしみじみ思い、リスペクトがめちゃくちゃ湧きました。
(これは泊まった部屋からの眺め。こういうの見るとジャカルタめちゃ発展してるんだよな〜〜〜〜)
また、インドネシアは日本よりも人口が多いし(?)、道端でも街中でもお店で働いてる人でも、やっぱいろんなところで人が多いな、と思ったし、もっともっと経済も発展していきそうだし、僕らのプロダクトに限らないけど、シニア〜ミドルマネジメント層のマネジメントを一部支えるアプリケーションやサービスで、マネジメントの効率が良くなったり限界が広がって、もっと若手の雇用が増えて、育って、さらにマネジメント層に上がっていけば、すごいことになるんじゃないかなぁと思うので、そういうところに貢献したいですね。
また、アプリケーションを通じて、現実世界での動きをデジタルにして保存すること、それらをビジネスにどう活かせる形でアウトプットするか、というのはすごく大事で、数字の0と1を守ることにすごくこだわっていたけど、もっと世界は広いよな、という実感が今回はすごくありました。
わかってたようでわかってなかったのかな、と思うのは、アプリケーションを通じて数値を入れる、アクションをする、ということで、世界を切り取った気がしていたけど、本当はその前にも後にも人間やモノは動いていて、その動きとスムーズにアプリケーションでのアクションや入力を接続すること、そこのスムーズさがないとガタガタになってオペレーションに支障をきたすんだよな、というのがすごく学びになりました。人間の方が調整力があるので、このスムーズをユーザーが担保してくれているところがあるけど、もっと良いものを作りたいな、と思いました。
エンジニアでもこういう現場を見て、普段合わないメンバーと会うこと、顧客やそのビジネスが行われてる現場を見ることに価値があるよね、と出張させてもらえるのめちゃくちゃありがたいです🙏
出張に限らないですが、こういう開発よりもユーザー側にもっと寄っていくことで、知らなくてもできるプロダクト開発でも、知ることでもっと自分が作ってるものが、本当に役に立つのか、こっちの方が良いのか、どう役に立つのか、誰の役に立つのか、売上に貢献できてるのか、ということをより考えることができるメンバーが増えて良いチームになっていくと嬉しいな、と思いました。
(集合写真をインドネシア風にして、とお願いしたらこんな感じになった。僕はヒゲだけちゃんとして、目の位置に手抜き感がある・・・)
今回はインドネシアでしたが、勢いのあるインドネシア、アジアやアフリカでもっと売上伸ばそう!という人たちを支えて売上にガンガン貢献できて、ひいては経済成長を加速させるサービスを一緒に作っていける人を開発もビジネス側も待ってますので、興味のある方はお話ししましょう〜〜〜!!