CTOの杉山です!
9月末から1週間ほど、久しぶりにケニアへ出張してきました〜!
考えてみたら前回の訪問から約7年…本当に久しぶりのケニアでした 😂
今回は 日曜夕方に日本を出て、月曜朝にナイロビ着 → 金曜深夜発で日曜朝に帰国 という、なかなかの強行スケジュール。それでも現地のミーティングはびっしり充実していて、とても良い滞在になりました。
現地メンバーにも「今回はCTOが来るぞ〜!」と色々準備してもらい、
多くのお客様と直接お話しできましたし、実際にアプリを使っているユーザーの営業同行にも参加させてもらいました。
アプリとしてのSENRIと営業活動
SENRIはシンプルにいうと「営業・訪問活動の管理アプリ」です。
営業担当者が
- 店舗に訪問してチェックイン
- 受注・配達・集金
- 活動内容をVisit Report/Merchandising Reportとして登録
という一連のプロセスをアプリで記録していきます。
また、
- 日・週・月単位の目標管理
- GPSでのルート可視化(右往左往してないか?笑)
- 滞在時間の異常検知
など、営業活動の品質や効率を可視化する仕組みも充実しています。
その中でも重要な役割が「マーチャンダイザー」です。
マーチャンダイジング活動を現場で見てきた話
マーチャンダイザーとは、主に小売店を訪問し、
- 商品の陳列状況チェック
- プロモーションの実施確認
- 追加補充・棚の改善
- 新商品の説明
- 欠品リスクの早期発見
などを行う現場のプロフェッショナルです。
例えば「杉山チップス」というメーカーがあったとしたら、
マーチャンダイザーはスーパーに行って棚を確認し、陳列・補充・商談まで対応します。
日本ではメーカーの人がスーパーで棚をいじっている光景はあまり見ませんが、
ケニアやインドネシアではごく普通の業務。
補充されなければ棚が競合商品に“侵食”されていくので、売上に直結する非常に重要な活動です。
実際に同行してみて、
「SENRIが現場の地道な活動をデータ化し、ちゃんと役立っている」
ということを実感できました。
学生時代のバイト先のドラッグストアで棚をいじり倒していた経験がここで活きるとは…笑
これは同行させてもらったNaivasというスーパー
こんな感じの棚で、担当の商品をチェックします。
SENRIで決められた質問(棚に商品はありますか?何列ぐらい取ってますか?など)を回答して、各現場での棚の情報を入力しているところ。
顧客ミーティングでの学び
営業同行だけでなく、オフィスにもお伺いしてSENRIの使われ方や課題を直接ヒアリングしました。
「ここは厳しいフィードバックくるよ〜笑」と言われて向かったのですが、
意外にも(?)褒めていただきつつ、かなり建設的な議論ができました。
良かった点
- 今まで散らばっていた情報がSENRIに集約され、現場状況を“データ”として把握できるようになった
- 現場活動の透明性が格段に上がった
改善が必要な点
- 集めたデータを“意思決定に使える形”にするところはまだ伸ばせる
- 煩雑なプランニング(営業スタッフがいつどこにいくか)などの効率化
などはフィードバックをいただきました。
意思決定に使える形でのデータの提供が大事なのはわかる一方で、「売上を2倍にしたい」のようなビジネス目的に対して、ビジネスの形態や取り扱う商材、ブランドの認知度など、色んな要素が絡み合っており、1つ1つのビジネスごとに何のKPIを動かすべきか、何を見て分析すれば良いのか、などはバラバラだし、なかなかどうしたもんかなー、と頭を悩ますところでもありました。
ただ、こういうフィードバックは SENRIがしっかり使われてデータが貯まっている からこそ出てきた話で、ポジティブに捉えています。
また、近々リリース予定の AI Chatbot × SENRIデータ連携 についても少し紹介し、「それ欲しい!」というリアクションもいただきました。ここは今後大きな価値を出せる部分になりそうです。
チームの成長に感動した話
一番驚いたのはチームの規模。
前回の訪問時は3名だったケニアチームが、現在はなんと約30名!
- HR
- CS
- 営業
- 開発
など役割も明確に分かれ組織としてしっかり機能していて、「おお〜〜〜」と感動しました。
オフィスでは
「この仕様ってどうなってるの?」
「お客さんから2週間以内にこれが必要って言われてて…😭」
など、リアルな声を直接聞けたのも良かったポイント。
やっぱり“対面”で話すと信頼感の形成スピードが違いますね。
開発チームとも直接会えて本当に良かったです。
ちょうど四半期の締めだったので、みんなでケータリングを囲んでランチをし、表彰があったり、チームのサマリーがあったり、とても温かい雰囲気でした。
スピーチの時間をいただいたので、
「SENRIをたくさん使ってもらうのは嬉しいけど、顧客の売上に貢献することが本質だよね」
という話をさせてもらいました。
最後には“CTOありがとう”とプレゼントまでいただきました🎁
めちゃくちゃ嬉しかったです☺️
最後に
久々のケニアは相変わらずエネルギッシュで最高でした!
現場もチームもさらに進化していて、刺激だらけの1週間。
SENRI自体も雇用を生んでるし、現地の企業活動を支えている実感もあり、雇用を生んでたらら嬉しいなあと改めて思いました。
今年はインドネシアもケニアも出張で行けてめちゃ良かった〜〜〜!!
ちょっと書ききれなかったけど、できればまた現地のご飯の話も記事化したいと思います。
ご拝読ありがとうございました!😊
おまけの写真
オフィスから風景
オフィス近くのレストランのテイクアウト弁当
スーパーでこうやって試食してもらうのもマーチャンダイジング活動の一環
ドッグライス!?!?
寿司エキスパート(Sushi Expert)のPanko!(1000円ぐらい)