営業部営業チーム 奥門祥之(2022年8月入社)
営業部カスタマーサポートチーム 大林葵(2022年5月~派遣社員、2023年1月入社)
―現在の会社規模と、お2人が所属する営業部の仕事の流れについて教えてください。
大林:会社全体では40名弱の社員がいます。営業部は社員とスタッフ合わせて、営業チームが3人、コーディネーターチームが7人、カスタマーサポートチームが6人です。
奥門:営業部の仕事の流れは、コーディネーターチームが政治家に電話で商談のアポイントを取るなどのインサイドセールスを担当します。面談が確定したら、営業チームがオンラインで商談します。契約を結んだら、カスタマーサポートチームが対応する流れです。
―お2人が担当しているお仕事について教えてください。
奥門:私は営業チームで、政治家向けのインターネットツールの「ボネクタ」やインターネット広告などの営業を担当しています。
「ボネクタ」は、政治家が政策や活動などをインターネット上で発信できる選挙情報のプラットフォームです。
大林:私は、カスタマーサポートチームで「ボネクタ」にお申し込みをされた方にサービスの使い方の説明や、既に利用されている方のお問合せ対応をしています。他には、請求書や領収書の発行やウェブセミナーの運営のサポートで会場確保やリスト作成、LPの制作なども行っています。
―これまでのキャリアについて教えてください。
奥門:前職は、ウェブセミナーの企画や配信をする会社で営業職として5年勤めていました。
それ以前の社会人としてのキャリアは、携帯電話の販売店の店長や個別指導塾の教室長の経験があります。
大林:私は、大学の看護学部を卒業後、看護師として4年間働きました。2022年5月から派遣社員として今の職場に勤めて、2023年1月に正社員として直接雇用になりました。
―入社したきっかけは?選挙や政治に興味はありましたか?
大林:私は看護師を辞めたあと、正社員の仕事を探していました。派遣から直接雇用になる制度があったので、今の職場を選びました。とくに、政治が好きだったわけではないです。
奥門:私はテレビの選挙特番を見る程度には選挙に興味はありました。
入社したのは、転職エージェントの紹介がきっかけです。イチニを知る前は、選挙がビジネスになるイメージがなかったので、純粋に「面白そうだな」と思いました。
あと、ホームページの「日本をよくする人を前へ。」という一言がものすごく心に刺さって、紹介を受けました。
―選挙や政治に興味がなくても大丈夫ですか?
奥門:選挙や政治が「好き」ではなくても大丈夫です。
今いるメンバーもみな多業種からの転職なので「政治業界を知らない」のは気にする必要はないです。
でも、他の業種の仕事と同じように、入社したら仕事をするうえで業界の知識を学んでいく必要があります。
―大林さんは、異業種からの転職で、入社前に不安に感じたことはありましたか?
大林:入社初日は、自分がきちんと仕事をできるか不安でした。というのも、私はパソコンスキルが本当になくて。基本的な「Ctrl + C」などのショートカットキーも知らない状態でした。
でも、入社初日は先輩がマンツーマンでレクチャーをしてくれて、マニュアルも完備されていたので大丈夫でした。慣れるまでは、パソコン操作は遅かったと思いますが、マニュアル通りに行えば、業務は一通りできるような環境が整っています。
―奥門さんが経験してきた他の業種の営業との違いはありますか?未経験でも大丈夫ですか?
奥門:マーケティングにはBtoB(企業と企業の取引)、BtoC(企業と個人の取引)の形態がありますが、私たちの業界はどちらの枠にも当てはまらないです。あえていうと、地方議員の場合はtoCよりで、国会議員に近づくにつれてtoBよりかなと思います。
あと、営業する時に商品のカスタマイズをしないことに驚きました。例えば、営業の提案書を作る時は、A社にはA社向け、B社にはB社向けと、お客様のニーズに合わせて内容を変えるのが一般的です。
私たちはあくまでも「ツールの提供」というスタンスで、市会議員でも国会議員でも販売方法は同じです。そこは、カルチャーショックでした。
逆に言うと、型が決まっているので、未経験者でも営業しやすいと思います。
私たちの商品は、他にはない価値があるものです。マニュアル通りプレゼンを行い、きちんとお客様とコミュニケーションが取れれば、一定の成果が出せる仕組みになっています。
―営業経験をいかせる場面はありますか?
奥門:どんなに良い商品でも、営業活動の最後には契約に結びつける「クロージング」が必要です。
「クロージング」は、営業経験がいかせます。未経験でも飛び込める環境ですが、営業経験があると即戦力として活躍できると思います。
―入社して驚いたことはありますか?
大林:社長との距離が近いことに驚きました。私は、セミナーを担当していたので、社長と日程や会場の相談などを直接することもあります。ベンチャーならではの経験かなと思います。
奥門:政治家は悪いニュースが目立ちますが、実際に接すると、愚直に頑張っている方が多いことに驚きました。
私も、入社前は市会議員の方が何をやっているかを知らなかったのですが、地元のために頑張ろうと働いている人がほとんどです。その現実を知れて、入社して良かったですし、私たちも力になれるように頑張ろうと思っています。
―会社の雰囲気や働く環境はどうですか?
大林:社内にはいろいろな性格の人がいますが、和気あいあいとした雰囲気です。風通しは良いと思います。やる気があれば、やったことがない仕事にもチャレンジができる職場です。
奥門:働く環境としては、私の社会人経験の中で今が一番、残業がない職場です。繁忙期以外は、定時で上がっています。
統一地方選挙や国政選挙などの大規模の選挙の時期は繁忙期で、繁忙期は土日がなくなることもあります。常に忙しい職場ではなく、繁忙期というものすごく忙しい瞬間があるというイメージです。
―どのような性格の方が活躍できる職場だと思いますか?
大林:コミュニケーションを取るのが好きな方が向いていると思います。年配の方のお客様のお話しを丁寧に聞く場面や、社内でも他部署と連携をする場面があります。
奥門:素直さは必要です。特殊な業界なので、今までの経験が通じない時もあるので、「まずはやってみよう」と柔軟に対応できるといいと思います。あとは、自分から情報収集ができる人。入社したら、業界知識の勉強は必要ですし、わからないことは自分で調べたり、先輩社員に聞いたりして積極的に勉強できる人が活躍しています。
―仕事のやりがいを感じる時はどのような時ですか?
大林:カスタマーサポートチーム宛に「当選しました。ありがとう」という連絡があるとホッコリとする気持ちになります。
奥門:弊社の商品を知って喜んでくれる人が多いので「この仕事をしていて良かったな」と思う瞬間はたくさんあります。政治家は、地方自治体や日本を動かす人達で、そういう人のお手伝いができている仕事は誇らしくあり、自分ももっと頑張ろうと思います。
―これからチャレンジしてみたい仕事のビジョンはありますか?
大林:チームのサブリーダーになったので、これからは、自分の仕事のことだけではなく、チームみんなのモチベーション向上に力を入れていきたいです。そのために、定期的なフィードバックの場を設けたり、みんなで学び合う環境をつくったりしていきたいと思っています。
奥門:私は入社して2年半になりますが、まだすべての選挙に関わっていないです。まずは、来年の参議院選挙を経験して、経験値を増やしたいです。その先は、私たちのサービスをもっと広く知らせて、使っていただける方を増やしたいと思っています。
―最後に、応募を検討している方に一言お願いします。
奥門:一般論では「政治・野球・宗教」の話はNGとよく言われますが、社内で顧客対応上で必要な場合があり話題にすることもあります。日常生活では、触れられないことに触れられる瞬間があり、今まで経験したことがないことを体験できる職場です。
私は、社会人人生の中で今が一番楽しいです。
大林:少しでも興味があったら、エントリーをしてみてほしいです。オフィスで面接をするので、職場の雰囲気もわかるし、実際に働いている現場の声も聞けるので、足を運んでみてください。