こんにちは!広報・マーケティング部のU・Aです。
2025年1月10日、代表の中山が急遽「AI活用コンテスト」を開催すると発表しました(しかも賞金あり!)。
その結果が2025年4月11日に発表され、取材してみると「これからセルバが大事にしたいこと」や「どんな会社を作っていきたいか」が浮かび上がってきました。
今回は、そんな「日本で一番はたらきたい会社にする」と掲げるセルバで実際に働く受賞者と、代表の中山の声をお届けします。
突如開催された「AI活用コンテスト」
中山(代表):「(以前の)コンテストは確か、10年くらい前にやりましたね。」
そんな具合に、かなり久々にコンテストが突如開催されたのですが、その狙いは一体何なのかを取材しました。
開催に至った経緯
U・A:「今回開催しようと思ったきっかけは、何かあったんですか?」
中山(代表):「AIの使い方を、社員のみんながそれぞれで把握していて、全体で共有する機会がなかったんですよね。なので、一回みんなのアイデアを募って、全体でアイデアとして持っておきたいなと思ったんです。」
U・A:「そうなんですね。コンテストを開催する前は“個々人で活用しているもの”だったAIを全社的に取り組んでみようっていう狙いがあったんですね。」
中山(代表):「そうですね。ナレッジ(AIに対する知見)の集約が主な目的で、それらを活用して開発スピードや開発のクオリティを上げたいと思いました。」
コンテスト開催前は個々人にAI活用スキルが任されていた部分があり、活用できる人と活用しきれていない人に差があることを感じていた代表の中山。
そんな中、「今後のAI活用が会社の成長に大きくつながる」と考えて、社員全体のAIスキルの向上のために今回のコンテストを開催したということです。
セルバが求める人材とは
U・A:「今後AIを業務に取り入れていくなかで、どんな風に取り入れて、どんな風に会社の成長に繋げたいという想いはありますか?」
中山(代表):「そうですね、システム開発でAIを取り入れることでクオリティを上げるとか、工数を削減するとかも大事なんですけど、今後は“プログラマー”という存在がいらなくなってくるなと思っていて。会社の動きとしては、今後は要件定義をどんどんできるようなエンジニアを育てていきたいというのがありますね。」
U・A:「今まで採用してきた人材は、未経験から採用してここでスキルアップしていった人が多いかなという印象があるんですけど、今後はもっとスキルアップして創造的な仕事ができる人を増やしていきたいなっていうイメージですか?」
中山(代表):「はい。AIには取って代わられない仕事をどんどんやっていくっていう感じですね。」
「AIに取って代わられるんじゃないか」という不安は、昨今誰しもが感じることだと思うのですが、人間にしかできない“創造力”を最大限生かした仕事を追求し、会社の利益はもちろん、クライアントの利益も守れる集団へとどんどん成長していきたいというのが代表の強い想いだということがわかりますね。
U・A:「初心者の人って、プログラミングするだけで精一杯な期間が長くあると思うんですが、そこを育てていくのに工夫されていることってありますか?」
中山(代表):「今工夫していることと言えば、「評価シート」っていうのを設けていて、どう成長すれば給与とかグレードが上がっていくかを見える化するようにしています。」
U・A:「確かに、すごく細かく見える化されていますよね。」
中山(代表):「そうですね。また、定期的にミーティングを開催して、お互いにスキルアップできているかを確認するような場所を作っていくことも意識してますね。」
セルバでは、社員の働きぶりを正当に判断するための「評価シート」が設けられており、年齢や経験に捉われずに自由な発想を受け止める場所も確保するようにしています。
時にはミーティング内で出た若手のアイデアを採用していく動きも見られ、「どんなサービスを提供していきたいか」や「開発に関してどんな動きをすれば効率が良いか」など、どんな立場の人からでもさまざまな意見が飛び交うような職場環境づくりを行っています。
受賞者の声
受賞者のAI活用に関する考え方や、みんなが気になる(?)賞金の使い道について聞いてみました。
優秀賞を受賞したエンジニアのF・Kさん
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U・A:「今回はおめでとうございます!…狙ってたんですか?」
F・K:「確かにそうですね(ニヤリ)」
U・A:「さすが、ヒットしたんですね(フフフ) 今回、コンテストをきっかけにAIに対する意識は変わりましたか?」
F・K:「そうですね。他の人のAI活用を知ることによって、色々と勉強になりました。指示の出し方でAIの回答がめっちゃ変わるなっていうのとか。あとは自分の頭だけでやってたらあんまり考えないんですけど、人に伝えるとなったら“再現性”とかも考えましたね。」
U・A:「おお、なるほど。やっぱり優秀賞を受賞する人は見るところが鋭いですね。ちなみに、賞金は何に使われたんですか?」
F・K:「AirPodsです(ドヤ) あ、夢ないですか?笑 最近壊れちゃって。あれ結構高いんですよね。笑」
U・A:「確かに壊れたなら必須ですね!笑 仕事中にも音楽聞いたりできますしね!」
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▲ないと困る「AirPods」。新しいのが手に入ってよかったです!笑
佳作を受賞したエンジニアのF・Nさん
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U・A:「F・Nさんは今で入社してどのくらいなんですか?」
F・N:「僕は去年の4月入社ですね。だからちょうど1年ぐらいです。」
U・A:「そうなんですね~!入社当時から、社内でAIはよく使ってたんですか?」
F・N:「ChatGPTは最初からみんな使ってましたね。あとはOさん(先輩社員)がAIに詳しくて、色々教えてもらってます。今回コンテストに提出したAI活用も、Oさんに教えてもらったんですよ。一応許可取りましたけどね、「あ、いいっすよ!」みたいな。笑」
U・A:「そうだったんですね。笑 きっと今頃Oさん悔しくて泣いてる・・・笑」
F・N:「ほんまですね。笑 それで、Oさんに教えてもらったAI活用を、プライベートのエンジニア友達の間で使ってみてて、めっちゃ使いやすいやんってなったんですよね。」
U・A:「そうなんですね!活用したからこそ良さがわかったんですね。ちなみに、賞金は何に使われたんですか?」
F・N:「ゴールデンウィークに友達と、富士山のふもとでキャンプすることにしてて、その時に使おうかなって考えてます。」
※このインタビューはゴールデンウィーク前に実施しました。
U・A:「おお、夢ありますねえ。目の前富士山で。」
F・N:「そうなんですよ。星とかもきれいだと思います。」
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▲富士山のふもとでキャンプされた様子。この景色は贅沢すぎる・・・!
2人の共通点
2人に共通していたのは、「新しいものでも、とりあえず使ってみていたら便利だと気付いた」という点です。
元々は2人ともAIに対して知見が多いわけではないようでしたが、それぞれの方法で新情報を入手してはとりあえず使ってみる、ということを実践して、便利なAIツールをコンテストを通じて共有してくれました。
新しいものに触れるのは、抵抗があるという方も少なくなく、社内で活用しているChatGPT以外のAIをあまり触らない人も多いと思うのですが、新しいものをまずは試して、実践し、取り入れていくというこの姿勢はどんな仕事をするにも必要な視点ではないかなと思いました。
「日本で一番はたらきたい会社にする」というビジョン
弊社セルバの採用ビジョンとして「日本で一番はたらきたい会社にする」と掲げています。
そんなセルバで働く人たちは実際にどのように働いているのか、職場環境はどうなのかをお伝えしていきますね。
年齢・経験は関係なく意見を出し合える関係性
今回のコンテスト開催においても、インタビューを通して伺った新人社員の仕事の姿勢においても、年齢や経験は関係なく発言する自由がある職場だなあと感じられる場面がいくつかありました。
例えば、入社1年経過したところのF・Nさんは、後述の「おまけ ~今後のコンテスト開催はあるのか~」の通り、チームミーティングで自ら発言し議題を持ち込んでいますし、先輩社員に臆することなく自分のやりたいことを明確に伝えています。
また、今回のコンテスト開催においては、代表の中山の「みんなから知見を集めたい、教えてほしい」というスタンスでの開催で、意見を出しやすい環境が整えられているという印象を持ちました。
このような関係性があるからこそ、社員はのびのびと働けているのかもしれません。
充実した福利厚生(職場環境づくり)
また、コンテストとは別ですが、セルバでは“はたらく環境づくり”にも重きを置いています。
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▲セルバ採用サイトより。セルバの福利厚生一覧
上記にもあるように、セルバにはさまざまな福利厚生が用意されています。
これらは中山発案のものも もちろんありますが、社員が「こんな福利厚生がほしい」といったアイデアを集めやすい工夫をしていて、社員の声を拾って実現した福利厚生もあります。
こうして“社員の声を拾いながら会社を作っていく”というのが、セルバのやり方であり「日本で一番はたらきたい会社にする」というビジョンを実現するために全社で意識して行っていることです。
おまけ ~今後のコンテスト開催はあるのか~
最後に、今後のコンテスト開催についても聞いてみました。
まずは代表の中山の意見から。
U・A:「今後、またコンテストをやってみたいと思われましたか?」
中山(代表):「そうですね、機会があれば、またやってみてもいいかもしれないです。AIって成長スピードが速いですから。」
また、受賞した2人にも聞いてみました。
U・A:「もし今後、このようなコンテストがあったら参加したいですか? また、どんなコンテストがあったらいいか、アイデアがあったら教えてください!」
F・K:「今回のおかげでアイデアを出すハードルが下がりましたよね。だから、コンテストをするなら・・・「Tipsコンテスト」とかどうですか?(笑) ちょっとした裏技というか、言うほどではないけど知ってたらちょっと便利で時短になるとか、そういう細かいのを共有するのも面白いかなって(笑)」
F・N:「めっちゃやりたいですね。インタビューで質問いただいてたから、この前チームミーティングの議題にも挙げてたんですよ。Sさん案ですけど「ビジネス文章力コンテスト」とかもおもしろいかなって。あと今ぱっと思いついたんですけど、「チーム戦のコンテスト」とかも面白いですよね。アイデア出し合うみたいな。」
今回のコンテストをきっかけに、よりアイデアが出しやすくなり、社内での意見交換が活発になりそうな勢いを感じました。
個人的には「チーム戦でのコンテスト」というのが気になります。会社の新事業アイデアを各チームで出し合って、最終的に採用されたアイデアを形にしていくために「エンジニアチーム」「マーケティングチーム」「営業チーム」が役割分担しながら協力して進めていけたら、より事業への愛着も湧き、会社のメイン事業へと発展させることもできそうだなと思ったりします。
何をするにも、やはり社員間の意見交換が活発になりそうで、こういう“新しい動き”がどんどん会社を良くしていくんだなあと思いました。
まとめ
今回は「AI活用コンテスト」を通して、これからセルバが大事にしたいことや、どんな会社を作っていきたいかについて、求職者の皆さんにイメージしてもらいやすいようインタビューしながら記事を書いてみました。
弊社では、どんどんAIを取り入れつつも、社員の未来を守り、お客様の未来を守り続けることを大事にしています。
弊社で働きたいという仲間も現在募集中ですので、ぜひ「日本で一番はたらきたい会社にする」という弊社の信念をご覧ください。