証券営業から未経験でエンジニアとして活躍!セルバでの働き方を聞いてみた
セルバに未経験でエンジニアとして入社し、現在はお客様のWebサイトの保守業務を行っている二宮さん。セルバでの働き方や未経験でエンジニアになるために必要なことをインタビューしました。
https://www.selva-i.co.jp/recruitment/interview14/
こんばんは!インターン生のSです。
部署紹介vol.3は弊社エンジニアが在籍するITソリューション部についてお届けします。
セルバは社員の70%がエンジニアを占めており、未経験からエンジニアのキャリアをスタートさせた社員も多数在籍しています。
今回はリファラルでセルバに入社し、未経験からエンジニアに挑戦したYさんに、ITソリューション部の働き方と魅力をお聞きしました!現場エンジニアが答えるリアルな部署の実態をぜひご覧ください。
Yさんのプロフィール
2022年10月セルバ入社。新卒で経験したIT業界の新規開拓の法人営業で、クライアントとエンジニア間の意見や認識のすり合わせの難しさを目の当たりにし、開発に詳しくないお客様の要望を汲み取って形にできるエンジニアを志す。現在は前職の営業で鍛えた人間関係構築力で、エンジニアとして円滑なコミュニケーションを大切に業務に取り組んでいる。趣味はゴルフと散歩で、お昼休みに中之島公園周辺を歩くのが好き。
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目次
1.ITソリューション部(エンジニア)の仕事内容
2.エンジニアとして働いて良かったこと
3.よくある質問
4.さいごに
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S:それでは早速ですが、ITソリューション部の仕事内容について教えてください!
Yさん:ITソリューション部はセルバのエンジニアが所属している部署です。チーム制になっていて、私が所属するチームA、セルバが他社さまと共同で運営している事業の開発を行うチームB、Cの3つのチームがあります。
Yさん:チームAではセルバが自社で開発している人材系サイトや、クライアント様のサイトの開発業務を行っています。イメージでいうと、他の2つのチームが担当しない案件を全て担当する「なんでも屋」です。
マネージャーの松田さんのもと、現在は5名体制で動いています。1人あたり大体4社くらい担当するので、抱えている企業様は20社くらいですかね。
S:開発では何をしているんですか?
Yさん:基本的にすでにリリースされているサイトを担当するので、保守業務がメインになってきます。追加の仕様変更やバグの修正などですね。
あとは自社開発の人材系サイトの保守もしています。未経験エンジニアでチームAに入った場合、まずはメンターと一緒に自社サイトの業務からスタートしていくと思います。
S:チームBは社外に公開していないサービスではありますが、大規模な案件をチーム全体で進めているんですよね。
Yさん:そうですね。チームBが一番人数の多いチームで現在7人体制で動いています。こちらも保守業務や追加の仕様変更、バグ修正が主な業務です。
📍チームB所属の二宮さんのインタビューはこちら!
Yさん:チームCはセルバがリコー様と共同開発している「そだちえ」というサービスの開発・保守をしています。
S:そだちえ!社内でもよく耳にします。
Yさん:保育園や幼稚園で先生たちが撮影した子どもの写真や動画を保護者へWeb上で公開・販売できるサービスですね。セルバの中でも事業が拡大しているサービスの一つで、これから人員を増やしていく予定だと聞きました。
S:つまり、セルバのエンジニアはどのチームでもWebサイトの保守・開発業務を行うと考えてよいのでしょうか?
Yさん:そうですね。いわゆるバックエンドエンジニアと呼ばれるエンジニアです。既存のシステムが安定運営できるようサポートし、お客様の要望がある場合は追加仕様を作る開発業務も行います。
よく使うプログラミング言語はPHPで、Laravelを用いた開発が業務の半分くらいを占めています。
S:Yさんは未経験からエンジニアになりましたが、セルバはエンジニアが働く環境としてどう思いますか?
Yさん:やりがいとスキルアップ両方の面で恵まれた環境なのではないかと思っています。特に次の4つの点が揃っているのはエンジニアの成長に良い影響を与えているのではないでしょうか。
①お客様の声を直接聞ける
②上流工程に携わることができる
③新しいことに挑戦しやすい
④客観的な評価が得られる
Yさん:セルバはエンジニアがお客様からの声を直接聞きながら開発を進めるスタイルです。毎日お客様と関わるため、成果物に対するお客様の反応をダイレクトに受け取ることが多いです。
S:緊張感がありますね…!
Yさん:そんなにプレッシャーに思わなくても大丈夫ですよ!
たしかにお客様から「納期をもう少し早くできませんか?」と直接言われることもあるため、スケジュール調整に苦労する場面があります。しかしそれ以上にお客様から直接「ありがとう」「助かりました」と言われるのは嬉しいです!
Yさん:先ほどの業務紹介で少しお話しましたが、保守業務のほかに新仕様の追加開発を行うこともあります。そうなると、お客様からどういう仕様にしたいのかを聞き取り、それをもとに要件定義書を作成する、いわゆる要件定義を行います。
大きな会社だと上流工程(要件定義など)と下流工程(開発・テスト)は分業化されていることが多いですが、セルバはエンジニアがどちらも担当します。
S:上流工程と聞くと、マネージャーレベルの人しかしないと思っていました。開発の一連の流れを知ることができるのは、セルバでエンジニアをするメリットの一つですね。そういえば採用担当がこの前、「これからはエンジニアもマネージャーの育成を強化していく予定」と言っていましたよ!
Yさん:そうなんですね。今のところ私は自分ひとりで開発することが多いのでマネジメント経験はありませんが、マネージャーになると要件定義のスキルは必須になってくるので、しっかりと学んでいきたいですね。
Yさん:セルバでは経験のない領域の案件を積極的に任せてもらえます。
S:エンジニア職に限らず、セルバって手を挙げた人にはどんどん新しいことをさせてくれますよね。逆にいうと、自分から動かないと新しい経験はなかなか積めませんが。
Yさん:セルバに限らずどの会社もそんな感じですね。ただセルバは任せてもらえる幅が他社より格段に広いと思います。例えば全く違う職種の業務ができたり。
S:そうですよね!営業職のNさんはこの前に担当業務の人員確保のためにがっつり業務委託の採用面接と研修をしたそうですよ。
Yさん:もう人事ですね、それ笑
私の場合はこの前インフラ関連の案件をさせてもらいました。私が担当している案件がちょうどサーバ移行の時期と被っていて、インフラ関係の仕事を急遽することになったんです。通常、マネージャー陣以外はインフラに触れないので貴重な経験でした。
S:でも何も知らないなか案件を進めるのって大変じゃないですか?
Yさん:大変でしたね。用語も全くわからないのでネットや書籍を使って基礎的な勉強から始めました。それに同じチームに大先輩の2人がいるので、彼らに聞きながら新しい領域に挑戦できるので安心して取り組めました。答えがある状態で進められる感じですね。
S:それは心強いですね!
S:客観的な評価、というとグレード制のエンジニア評価制度のことでしょうか?
Yさん:そうですね!
S: そういえば、社長の中山さんがnoteにエンジニアの評価制度に関する記事を書いていました。
グレードはM4(役員から)~A1(アルバイト)まで11段階に分かれています。
スタッフ層のG1~G5(リーダー)までがエンジニア評価シートの対象となります。
マネージャー層の評価はエンジニア評価シートとは別に、実績に比重を置いたマネージャー評価シートを用意しています。
今回はG5までの評価基準を中心に紹介します。
G1~G5のグレード評価は以下で決まります
①エンジニア評価シートの点数
②評価シートで昇格必須の項目をクリアしているころ
③どれくらいの規模の開発実績があるか
④実務経験年数
(中略)
エンジニア評価の流れ
6月と12月に半年に一度の評価を実施します。その際の流れは以下。
1.エンジニア本人が評価シート自己採点後、マネージャーに送信
2.マネージャーによる上長評価採点
3.役員、マネージャーが集まり、評価が妥当かのエンジニア全体評価MTGを実施
4. 評価MTGで決まった評価内容を評価面談でエンジニアに伝える
(中山さんのnoteより抜粋)
Yさん:そうなんです。上長と話すことでどういう力がついたのかを客観的に見れるのでありがたいです。モチベーションも上がるので良いですね。前職でも評価基準は存在したものの、実際はその基準を満たしていても昇格しなかったりして、不透明性がありました。
一方、セルバは数値で全て計算され、その評価に至った理由を明確に伝えてくれるので、評価への不満が生まれにくいようになっています。
S:ちなみにエンジニア評価の流れの2番目に書かれている「評価シート」ってなんですか?
Yさん:評価面談の前に自己採点するもので、140個くらいの項目をチェックしていきます。
S:140!?多いですね
Yさん:ちょっと大変ですけど、正確に自分の立ち位置を測るためにはそれくらい必要なのかなと思います。評価が正確であればあるほど、次の目標と自分とのギャップが分かるので助かっています。
📍セルバのエンジニア評価制度の詳細はこちらから!
Yさん:ちなみに最近、自分や周りの人のグレードを言わないルールが追加されました。
どうやら在籍年数が短い人が長い人より良いグレードに昇格するケースがちらほら出てきたようで、社員の精神的なストレスを考慮した結果だそうです。
S:裏を返せば本当に実力で評価されているってことですね!
Yさん:そうですね!評価の不公平感がないので、私含め他のエンジニアもモチベーションを保って業務に取り組めていると思います。
S:ここではエンジニアの面接で応募者からよく聞かれる質問をまとめて現場エンジニアのYさんにお答えいただきました!
Yさん:経験者・未経験者問わず自分から仕事を取りに行ける人が活躍していると思います。タスク自体は結構あるので、手を挙げれば色々と任せてもらえます。色んな経験を積んでいる人のほうがやはり活躍していますね。
Yさん:正直にいうと、オフィスはとても静かですね。
ただ会話が禁止されているというわけではなく、みんな作業に集中している結果口数が減っているだけだと思っています。
S:そうですね。個人作業が多いので、あまり喋る必要がないというか…それにチャットを使ってやりとりすることがほとんどなので。
Yさん:なので常にメンバーと話しながら仕事を進めたいと思っている人にとっては居心地が悪いかもしれません。自由に話していいので私もたまにチームメンバーと息抜きがてら話していますよ!
Yさん:未経験者はフルリモート勤務NGです!ただ、セルバのエンジニアはグレードがG3以上になるとフルリモートが解禁されるので、そこまでグレードが上がればフルリモートができます。
S:グレード表によるとG3は“最短で「フルタイムの実務経験12ヶ月以上」”が一つの目安となっていますね。ただ会社としては「フルリモートができるから働きたい」というより「未経験でもエンジニアとしてスキルを磨いていきたい」という人のほうを採用したいので、どうしてもフルリモートにこだわる人とはミスマッチですね。
S:経験者は最初からフルリモートとして働けるのですが、それでも何日か出社が必要な日はありますか?
Yさん:出社する必要はありません。未経験者からスタートして途中からフルリモートになった場合も同様です。
S:セルバでは入社半年後にはじめて有給が支給されるのですが、それまでの間に休むことは可能ですか?
Yさん:はい、もちろんできます。欠勤扱いにはなりますが、タスクが問題なく進んでいれば問題なく休めます。つい最近もフルリモートで勤務されている方が有給付与される前に、お子さんの用事でお休みされていました!
S:有給関連の話でいうと、エンジニアの方も有給は取りやすいですか?
Yさん:はい。取りづらいと感じたことは一度もありません。他のエンジニアも有給をフル活用して旅行やライブを楽しんでいます!
Yさん:月10時間までなら勤務時間内に勉強することができます!またセルバでは業務に関連した資格を取得すると手当が支給されるのも嬉しいですね。
S:資格取得手当のことですよね!受験料も各試験1回までなら会社負担で受けられますよね。
Yさん:そうなんです!私も最近、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の勉強をしています。セルバは社員のスキルアップにつながることは積極的に受け入れてくれますね。
Yさん:私の所属しているチームAの受託開発のように、1人で進めるプロジェクトもあれば、他の2チームのように7人くらいでプロジェクトを進めているものもあります。今(2025年2月)はチームB、Cの採用を強化しているので、今から入社される人はそっちに行くことが多いのではないでしょうか。
S:チームAのマネージャーで社歴12年のベテランエンジニア松田さんに質問したところ、
基本的には、『ウォーターフォール』型を採用しておりますが、案件によっては、『アジャイル』に近いやり方をしているものもあります。
※純粋な『アジャイル』形式での案件は、僕の知る限りは1件もないです。
チームBが、今、『スクラム』に近いやり方も取り入れようとはしていますが、
基本的には、『ウォーターフォール』になります。
とのこと。
つまり、どのチームも基本的にはウォーターフォールで、案件によってはアジャイル、スクラムの方式が採用されるということですね。
📍松田さんのインタビューはこちら!
Yさん:難しい質問ですね。私自身、エンジニアになって1年以上経ちますが、まだまだ自分のスキル不足に悩んでいるので笑
ですが、半年くらいで会社の雰囲気や仕事の流れはほとんど掴めると思います。
S:エンジニアに限らず日々スキルアップのために勉強することは大切ですが、未経験エンジニアの場合、半年が一つの区切りになるんですね。
S:セルバでは未経験エンジニアとして入社する場合、契約社員の期間が1年間設けられていますよね。その期間が延びることってあるのでしょうか。
Yさん:いえ、契約社員の期間が延びることはありません。1年経てば正社員として登用されます。
S:それは安心ですね。そういえば、未経験からエンジニアとして入社した方の中には直談判して半年で正社員になった人もいました!
Yさん:折竹さんですよね。ちゃんと実力が備わっていれば、そういう例外を受け入れてくれるのは嬉しいですね。
📍異業種未経験からエンジニアに転職した折竹さんのインタビュー
Yさん:量が多くて難しかったです…
S:えぇ、そうなんですか!あれってセルバ独自の課題ですよね。何をやっているんですか?
Yさん:はじめは基礎的な知識を既存のオンラインプログラミング教材を使って勉強し、その後実際に開発を行います。プロが作るような複雑な開発はしませんが、やはり未経験者だと初めてで難しいと感じると思います。ですが、課題期間中は一人ひとりセルバのエンジニアがメンターとしてつくので、疑問点があればすぐに質問できます。
S:それは安心です。Yさんはちょっと特殊で、事務職としてセルバに入社して事務作業をこなす傍ら課題を進めていたんですよね。
Yさん:そうですね。本来は二次面接後に3ヶ月間課題期間が設けられ、その課題が終われば入社するんですが、私の場合は事務職としてはじめは勤務することを条件に、入社後に課題を進めることができました。最終的に課題が終了したのは入社6ヶ月後でした。
S:事務作業と平行して課題を進めるのはスケジュール管理が大変そうです。
Yさん:そうですね。先ほどもお話しましたが、量が多いので計画を立てて進める必要があります。おそらく「期限内にきちんと課題を終わらせる」ことがこの選考では見られているのではないでしょうか。実際、課題のクオリティはそこまで重視されていないと聞きました。
S:期限内に課題を終わらせられる人じゃないと、納品を任せられないですからね。
Yさん:本当にそうですね。私は普段から3社の保守/開発業務を行っているので、スケジュール管理には特に気をつけています。納期を守れるか否かは信用問題に直結するので、技術的な部分と同じくらいスケジュール管理はエンジニアに必要不可欠です。
ちなみにこの課題を乗り越えて入社したら、実際の業務のほうがはるかに簡単だと感じると思いますよ!最初はメンターとともにテスター業務などの簡単なタスクから始めるので。
S: 最後になりますが、Yさんが「こんな人と一緒に働きたい!」と思う人の特徴を教えてください。
Yさん:そうですね。人とのコミュニケーションを軽視しない人と働きたいです。
会社の人とどの程度仲良くなりたいかは人それぞれ違って良いと思うのですが、必要最低限の会話すらしたくない人はあまり会社と合わないかな…と思います。
メンバー同士でその人の性格が分かるくらいにコミュニケーションを取っておくことが、間接的にチームの雰囲気を良くして、結果的に作業効率を上げることに繋がることってあるじゃないですか。そういうことをなんとなく理解してくれている方だと一緒に仕事がしやすいなと感じます。
また、社長の中山さんの方針としてお客様とコミュニケーションがしっかり取れるエンジニアが社内でも求められています。なので人と極力関わりたくないからエンジニアになりたい、と思っている人にはセルバのエンジニアは向いていないと思いますね。
S:確かにセルバのエンジニアの方って、一昔前の“無口な職人気質なエンジニア”とは全く雰囲気が異なりますね。営業出身の方も何人かいて、社外とのやりとりもそつなくこなしているイメージです。
Yさん:もちろん人と会話するのが得意じゃない人もいると思いますよ!大事なのはお客様と真摯に向き合うことです。会話をいい加減にせず、お客様の求めていることを正確に理解する。それさえできていれば、たとえ口下手でもお客様から信頼されるエンジニアになれます。セルバはきっとそういうエンジニアを求めているのではないでしょうか。
S:本日はたくさん質問に答えていただきありがとうございました!