はじめまして!取締役 COOの志村です。
現在はSekappyで営業部、人事部の担当役員を務めています。
およそ6年前のSekappy設立より様々なプロジェクトに携わってきた、Sekappyを最も知る者の一人だと自負しております。
この度、Wantedlyでストーリー記事を書く機会をいただきましたので、Sekappyの社内文化や内部事情などを発信していきたいと思っています。
第1回となる今回は「Sekappyの持つ真の強さ」と題しまして、”ビジネス観点で”Sekappyがどのような強さを持っているかをお伝えしたいと思います。
Sekappyの特徴は全社員がカードゲーマー!ということで、「Sekappyは仕事も遊びも充実しそうな会社」「TCG業界に強いIT会社」という印象を持たれる方は多いです。けれど、Sekappyの強さはそれだけではありません。
私が日ごろ営業を担当し、各クライアントにSekappyのシステム開発を提案する中でSekappyのエンジニア達を頼もしいと感じる部分は2点あります。それが「論理的思考への理解」と「遠慮のないコミュニケーション」の2つです。
1つ目の「論理的思考への理解」とは、要は「勝利への最善手を説明したら理解してもらえる」という意味です。全員がTCGプレイヤーであるSekappyならではといえるでしょう。
「最善手を理解してもらえる」というのは一見当たり前に思えるかもしれません。けれど、少なくとも私が以前に所属していたIT会社では、なかなかに難しいことでした。どうしてもそれぞれの立場やリスクへの恐怖が邪魔をして、最善手よりもこれまでのやり方を重視してしまうことが多かったからです。これまでのやり方を重視するのが一概に間違いだとは言いませんが、進歩の早いIT業界において、停滞こそがリスクです。だからこそ、最善手を選んでいけるSekappyの文化は強い武器になっています。
例えば、顧客の課題解決のために、実績の少ない新しい技術を取り入れることが最善手である場合などが挙げられます。私も元エンジニアなので新しい技術の導入を提案することが多いのですが、それが最善手であると認められる場合には、Sekappyのエンジニア達は躊躇なくチャンレジしてくれます。
2つ目の「遠慮のないコミュニケーション」とは、年齢、役職、プロジェクトにおける役割などによらず、フラットなコミュニケーションが取れるということです。
同じ趣味の仲間しかいないSekappyでは、お互いにリスペクトこそ欠かしませんが、コミュニケーションを取る際の”遠慮”はほとんどないと感じています。
遠慮のないコミュニケーション環境は、言いたいことも言えないような環境と比較して、各段に手戻りが減ります。前述の「論理的思考への理解」も相まって、建設的な議論が交わされた上で最適な業務進行が実現し、その結果高い生産性が生まれるのです。
2022年11月現在、SekappyでTCG業界の案件(TCGメーカー様、TCGショップ様などからの受託)に携わっているエンジニアは全体の約40%を占めており、この割合は年々増えています。
しかし、言い換えれば残りの約60%、実に半数以上のエンジニアは他業種のお客様の案件を担当しているのです。
TCG業界の案件においては、Sekappyエンジニア達の持つ趣味の知識も強みとなり、お客様に評価いただけている面もあります。しかし、他業種のお客様からもSekappyエンジニア達が評価をいただいているのは、これら「論理的思考への理解」と「遠慮のないコミュニケーション」、すなわち「Sekappyの持つ真の強さ」が大きく寄与していると考えています。
それではまた。