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人間はぼーっとしてる時に一番あたまを使っている!クリエイティビティを鍛えるDMNとは

こんにちは!

SEKAISHAマーケティング担当の笠巻です!


関東では猛暑が続いていて、毎日体が溶けそうな暑さですね...。

ぼくの部屋もエアコンを付けないと34℃くらいになるので、熱中症にならないように気をつけないとなーと、体調と電気代に気を使いながら過ごしています。


ところでこのブログを読んでいるあなたは、普段の生活の中で、ぼーっとしたい!てかぼーっとしてしまう!なんてことはありませんか?

ぼくはめちゃくちゃあります。


別に疲れが溜まっているわけでも、寝起き直後なわけでもないのに、なんだかぼーっとしたくなる瞬間があるんですよね。

そういう瞬間が来るたびに、「自分はまだまだ集中力が足りないなー」とか、「ぼーっとする時間を減らすようにしよう」とか思っていました。


しかし、SEKAISHAの仕事でとある調査をしていたときに、実はぼーっとする時間を取ることは良いことなのではないかと思うよう情報を見つけました。

それが「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」についてです!


デフォルト・モード・ネットワークとは?

デフォルト・モード・ネットワークというのは、「ぼーっとしている時に活動が活発になる脳の標準的な(デフォルトモード)神経回路(ネットワーク)」のことです。

デフォルト・モード・ネットワークは脳の広範囲にわたる神経回路をカバーしており、脳のあちこちにある記憶の断片(異なる記憶のネットワーク)をつなぎ合わせて、過去を整理したり未来を予測したりする効果がある神経回路だと言われています。

脳に散らばる記憶の断片をつなぎ合わせたらどうなるかと言うと、「新しい閃き」が生まれます。(一般的にクリエイティブなアイデアは、このようにして生まれることが多いそうです)


人間の脳は何か考えたり身体を動かしているときに活発になるように考えられがちですが、実はそれらに使われるエネルギーは全体の5%ほどです。(え!少ない!)

では残りのエネルギーは何に使われているのかというと、約20%が脳のメンテナンス、残りの約75%がデフォルト・モード・ネットワークに使われています。

この約75%を有効活用してデフォルト・モード・ネットワークを動かしているなら良いのですが、実際は上手く使えていないことも多いそうです。

というのも、多忙な日本人には意図的にぼーっとする時間をとる習慣がないからなんですね。(日本人はまじめですからねぇ...)

ぼーっとする時間がないとどうなるかというと、何か別のことで脳を使っている最中に、デフォルト・モード・ネットワークも活動するみたいなことが発生します。(脳にとって必要な活動だから、勝手にやっちゃうということですね)

これが集中力の欠如や、ぼーっとしたい衝動が起こる原因の一つになっているそうです。(笠巻調べ)


子供がぼーっとするのは悪いことではない

このように、ぼーっとする時間というのは人間のクリエイティビティを育てる上でとても重要な時間です。

特にこれからの社会では定型的な仕事はどんどん自動化されていき、人間にはよりクリエイティブな仕事が求められます。

もしかすると、子供のうちからぼーっとする時間が与えられずに多忙な生活を送ってしまっていると、その子のクリエイティビティはどんどん失われているかもしれません。(もったいない)

無意味にぼーっとするのは良くないかもしれませんが、このようにちゃんと目的と戦略をもってぼーっとするのはありなのではないでしょうか?

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