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デザインコンサルティングだけじゃない?!ものづくりまで手がけるデザイン会社!HCD認定専門家/デザイン執行役員インタビュー【前編】

エスディーテックのリクルーターの中村です!

インタビュー企画4組目は、デザインの執行役員に直撃インタビューしてみます!

工藤さん、今日は、よろしくお願いします!

まず、エスディーテックでUIデザイナーとして働く魅力ってなんですか?

【工藤】「デザインコンサルティング」というと、「デザインシンキング」や「人間中心設計(HCD)」を使って、上流設計や上流デザインを行うのですが、当社の場合、製品開発までお客様のパートナーとしていっしょにやっていくことができるのが、とても魅力だと感じていますし、やりがいがありますね。プロトタイプやコンセプトデモ制作に留まらず、ものづくりまで手がけるデザイン会社だと感じます。

デザイナーとしても、エンジニアリングが入ってくることにより、実現度の高いアイデアを発掘できるし、「実際やってみよう」となったときもエンジニアとともに製品開発をしていくことができるため、ものづくりとして具現化したものの結果を早いサイクルで調査ができるという利点もあります。クライアントであるお客様も早いサイクルでの評価を求めているので、お客様からもその点は、やりやすいなと感じていただけていると思っています。

また、面接などでいろいろな方にお会いしますが、聞いている限りだと大手企業に勤めると、定められるミッションの幅が狭くて、本当に自分がやりたいことがなかなかできないと感じている人が多いような気がします。役割が細分化されていて、しっかり分けられているからこそだとは思いますが、だんだん経験を積んでいくと逆に物足りなさを感じたり、やりがいを感じにくくなってきている人もいるんじゃないかと思ったりしますね。

その点、当社のデザイナーは、様々なお客様と顧客折衝からスタートし、様々な製品に携われる。そして、その製品が生活の中でどう使われていくべきなのか、というところから様々なお客様のパートナーとして関わっていき、その課題や要望をどう実現していくか、戦略から考えていける面白さがあると思います。

エンジニアとデザイナーが協力してものづくりをしていけるというのは、醍醐味ですね。

一般論としてよくエンジニアとデザイナーは“水と油”と言われたりしますが、その点どう感じますか?

【工藤】一般論として聞いたことはありますが、私は、あまり感じないですね。答えの導き方がデザイナーとエンジニアでは違うだけだと思っています。帰納法と演繹(えんえき)法の違いだと。デザイナーは現状や複数の事象、観察結果を把握して仮説や結論を導き出していきますが、エンジニアは今起きていることがどういうことでどんな原因なのかだったり、前提とする原理・原則・条件などから必然的に満たす結論を導き出す形で考えていきます。アプローチ手法や進め方が異なりますが、両方正しいですよね。お互いの考えから最善なアイデアを見つけていくために、目前の事象と普遍的事象を見ながら仮説立てていく(アブダクション)方法を使ったりもします。

また、お客様の要件抽出をするタイミングからデザイナーといっしょにエンジニアもお客様先に訪問することで、機能要件とデザイン要件を分けずにお客様のユーザーがどのような体験をしていきたいかを議論していくようにしていますね。

顧客折衝という点では、お客様先にいったときに、お会いする方はどんな方が多いですか?

【工藤】設計の方や研究開発の方、デザイン部門の方など、お客様によって様々ですね。どちらかといえば、技術畑の人と話をすることが多いかもしれません。お客様先に訪問して感じるのは、昔はプロダクト中心の考えが多かったですが、近年はデザインの重要だと感じている方が増えてきている印象があります。

後編へ続く

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