こんにちは。SCIENメンバーインタビュー企画を担当する松本です!
この企画では、SCIENにどんな人がいるのか。そして、どんな仲間と、どんな風に成長していけるのか。そんなリアルで等身大のストーリーをお届けします。
今回ご紹介するのは、「環境に飛び込む力」と「一歩引いて本質を見る視点」を武器に、開発の現場で着実に価値を出し続けている鳥井さん。
彼のひたむきな挑戦と、その背中を支えたSCIENの環境について深く掘り下げていきます。
きっと、SCIENという組織の熱量と可能性が伝わるはずです 🎶
◆ 「高校の同期」から繋がった、SCIENへの縁
Q1:入社前・現在やっていることを含めて、自己紹介をお願いします
鳥井さん:
いま大学2年生で、学部は工学部の情報系です。1年生のときに別の会社で10ヶ月くらい、Webアプリ開発の研修に近い形で関わっていました。そこではPythonのWebフレームワーク(Django)を使って、動画投稿サイトをチームで作るタスクがメインで、技術的な学びが多くありました。
そこのコミュニティの雰囲気は、主にトップダウンで何をすべきかが明確に与えられる仕組みで、自分は「このタスクは目的に対して最適なのか」を、"そもそも"を考えたいタイプなのだと気づきました。
その会社をやめた後、普通に大学とサークルをやっていたんですが、塩野谷くんが高校の同期で、彼が「絶対楽しいと思うよ」ってSCIENを紹介してくれて。
気軽に面談を受けて、入社を決めた感じです。
入社後は2つのプロジェクトに参画し、自分の意見を対等にメンバーに言えるSCIENのカルチャーが自分に合っていてとても楽しいです。
— “誰と働くか”が、最初の扉を開く。 鳥井さんの場合、その扉が「高校の同期」という信頼から始まっているのがすごく素敵だなと思いました。
◆ 「パソコン好き」だけじゃない。情報学科を選んだ理由
Q2:情報系を選んだきっかけはありますか?
鳥井さん:
もともとゲーム機が禁止だった家庭で、SwitchやDSを持ってなくて。代わりにPCゲーム、特にMinecraftをずっとやってたんです。PC自体に慣れていて好きだったので、入学時点から情報系を選びました。
あと、性格的に興味関心が広いタイプで、哲学や文学みたいな領域にも惹かれるんです。情報学は、単独で完結するというより、いろんな分野と繋がっていく“通路”みたいな側面があり、そこが自分に合ってると思って選びました。
— 「好きだから」だけじゃなくて、「いろんな世界に接続できる学問だから」という選び方が、鳥井さんらしい。“広さを武器にする人”の選択だなと感じます。
◆ 「個人として尊重される」面談体験が、入社の決め手に
Q3:SCIENへの入社を決めた理由はありますか?
鳥井さん:
正直、入る前にSCIENのことをめちゃくちゃ調べたわけではないんです。しかし面談で、田端さん(代表)が、自分の価値観とかキャリアの相談にちゃんと向き合ってくれたんですよね。
自分は、自身のモチベーションをあまり信用していないんです。理想像があっても、"やる気"だけで努力を続けるのは難しい。だから、飛び込む瞬間だけにモチベーションを使って、あとは“やらざるを得ない環境”に身を置く方が勝手に成長できる、という考え方を伝えました。
すると田端さんは、私の意見に共感してくれ、SCIENはまさに刺激が多く、成長せざるを得ない環境だよとおっしゃってくださいました。
「自分を、個人として見てくれてる」感覚がすごくあって。官僚的な組織というより、それぞれが個性を発揮していくのを望まれてる環境なんだろうな、と思いました。
前の会社もベンチャーで人数も多くなかったはずなんですけど、それでも社長と会話する機会がほとんどなかったので、余計に新鮮でした。
— 実績も大事だが、"考え方" を買うSCIENは「個人」をよく見ているし、それを各メンバーがそれを実感していることが、結束力の高いコミュニティにつながっている。
代表との会話でカルチャーの一致を感じた鳥井さんは、理想の環境に出会えたわけですね!
◆ いま取り組む2つのプロジェクト
Q4:現在の担当プロジェクトと、やっていることを教えてください
鳥井さん:
いまは大きく2つで、ひとつは工場系の案件です。製造工程で異物が混入することがあり、それを人が目視で確認しています。そこを画像認識の物体検知で工数削減できないか、という取り組みです。実際に工場へ行く機会もあって、新鮮な体験でとても楽しかったですね!
もうひとつが介護施設を案内するチャットボット/デジタルヒューマン(3Dアバター)を制作するプロジェクトです。UIや会話フローなど、使いやすさをずっと考えながら開発してます。先方の要望を叶えながら、より良いものを作り上げていく、そこはやりがいでもあり難しさでもあります。
2つのプロジェクトを掛け持ちしていると、集中力が切れた時に気分転換になるのでうまく切り替えるようにしています。
— ビジョン系×会話エージェント。分野が違うからこそ、脳の使い方が切り替わる。鳥井さんが「気分転換になる」って言ってたの、すごく共感しました。
◆ 英語チームで学ぶ「伝達」のむずかしさ
Q5:プロジェクトのタスクで大変なことはありますか?
鳥井さん:
チームには英語がネイティブのメンバーがいて、英語でのやり取りに、少し大変さを感じることがあります。たとえば先方との定例で「もう少し婉曲的な日本語にしてほしい」のような要望が来たとき、その“絶妙なニュアンス”をメンバーに英語で正確に伝えることが難しい。
伝え方ひとつでメンバーの進捗が変わり、プロジェクトの遅れにつながりかねないので、そこは本当に大事ですね。僕も片言で頑張ってます(笑)
— ただ翻訳するだけじゃなくて、文化としての“言い回し”を移し替える仕事。ここに向き合っている時点で、鳥井さんはもう「開発者」であり「橋渡し役」だと思います。
◆ 専門だけに閉じない学び方
Q6:普段、大学ではどんなことを学んでいますか?
鳥井さん:
情報系の中でもコースが分かれていて、僕は計算機寄りです。論理回路を作ったり、電子工作っぽい実験をしたり。ソフトウェアだと、強化学習でスーパーマリオを自動クリアするエージェントを作る、みたいなこともやってます。
あと、専門だけだと息苦しくなるので、英米文学を読んだり、中国語を取ったり、憲法や司法制度を議論するゼミに入ったりもしてます。一見関係ない領域に飛び込むのが好きなんです。
来年は留学にもいく予定で、未知の環境に飛び込み刺激を求めることを大事にしてます!
— “幅”は遠回りに見えるけど、現実のプロダクトって、だいたい複合領域でできてる。SCIENはとにかくさまざまな分野のプロジェクトがあるので、鳥井さんのような考え方を持った方にはピッタリですね!
◆ 強みは「一歩引いて、本質を見る」こと
Q7:他のメンバーにはない、自分ならではの強みは何だと思いますか?
鳥井さん:
特技とかではないんですけど、家族のバックグラウンドが少し独特なんです。両親が学者で父が物理系、母がメディア/映画系で、全然違う分野なんです。兄も芸大に行っていて、昔はよく美学の話もしてました。
家族の影響もあって、論理的な考え方も好きだし、感性の議論も好き、といったさまざまな視点を持ち合わせているのは、ちょっと独特かもしれません。
SCIENのタスクでも、要件定義の段階から「そもそもこうした方が良くないですか?」って提案することが多いです。多角的な視点を持っているからこそ、一歩引いて議論を見ることができるのが強みですね。
技術的に高度なことをやればいいわけじゃなくて、ユーザーが満足するにはどうするのが最短か、を考える。シンプルな実装で十分価値が出るなら、そっちの方がいいと思うので。
— “複雑にしない勇気”って、経験がないと出しづらい。鳥井さんはそこを本質から選び取っているのがすごいです。
◆ AI時代の開発で磨かれた「設計」の力
Q8:開発の進め方で、意識していることはありますか?
鳥井さん:
最近は特に、設計を手書きでやるようにしてます。AIでコーディングできる時代だからこそ、最初の指示(プロンプト)をどれだけ具体的に書けるかが重要だと思っています。
でも、細かく書くには自分の頭の中が整理されてないと難しいです。だから先に絵を描いて、「完成形から逆算して、どういう構造にするか」を詰める。そこが一番頭を使うところだと思ってます。
— “AIを使いこなす”って、結局「人間側の設計力」なんだなと、鳥井さんの話で腹落ちしました。
◆ 自由なだけじゃない。個人の責任が問われる環境で得た成長
Q9:SCIENに入ってから成長したと感じることは?
鳥井さん:
自己管理の感覚が強くなったのは大きいです。SCIENは個人として見られる分、誰かに任せておけばいい、みたいな甘えが効かない。自分がやってないと、他の人に皺寄せがいくし、プロジェクトが滞ることもある。
だから「どうやって自分を管理するか」を、インターンを始めてからすごく考えるようになりました。
大学の勉強もちゃんとしたい気持ちがあるので、タスクもこなしながら無駄に時間を溶かさず「今やれることをやろう」って思えるようになった。前よりタイムキーパーになった感じがありますね。
あと、SCIENは役割の幅が広いので、いろんなポストを試しながら「自分はどう働くのが向いてるのか」という自己認識を深められる環境だと思います。若い人ほど、これは大きいんじゃないかなと。
— “自由”は、放任じゃなくて信頼。そして信頼は、責任を引き受けた人にしか渡されない。鳥井さんはそれを真正面から受け取って、成長に変えているんだと思います。
◆ 環境と自己成長を求める人へ
Q10:最後に、これからSCIENに興味を持つ方へ、一言お願いします!
鳥井さん:
若いと悩むことも多いと思うんですけど、SCIENではいろんなポストを試せる環境があるので、そこで自己認識を深められると思います。
自分に合う働き方や役割を探しながら成長できる場所で、こんな良い体験をできるところはなかなかないです!ぜひ一緒に働きましょう!
鳥井さんの話を聞いていて一番強く残ったのは、「成長は気合ではなく、環境設計で起こすもの」という思想と、「ユーザーの満足に直結する“シンプルさ”を選び取る視点」でした。
“飛び込む勇気”と、“引いて見渡す冷静さ”。この両方を同時に持っているからこそ、プロジェクトの中で「効く提案」を出せるのだと思います。
その鳥井さんの良さを引き出せるSCIENの環境も魅力的ですよね!次回もお楽しみに!