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代表インタビューVOL.2 ―CEO 築山が語るSapeetの現在地と未来ー

こんにちは!株式会社Sapeet(サピート)採用広報担当です。

Sapeet(サピート)ストーリー第9弾は、CEOの築山さんにSapeetの現在地とこれから描く未来について語っていただきました!

ー コミュニケーション最適化のためのスタッフエンパワーメント ー

ーー今日はよろしくお願いします!まずはじめに、改めてSapeetの事業内容について教えてください。

Sapeetの事業は大きく2つに分かれています。ひとつは弊社のAIモジュールを個社ごとにカスタマイズしたソリューションとしてご提供するAIソリューション事業で、もうひとつはSaaSで展開しているプロダクト事業です。

共通しているのは、”ヒトを科学しお客様のマーケティングや接客・営業といった販売促進をAIなどのテクノロジーで支援する” という点です。

ーーまずはAIソリューション事業について詳しく教えてください

AI画像解析による身体分析は、創業から研究開発を続けてきたこともあり私たちの強みのひとつです。他にも例えば体型、顔形状、肌の分析なども強みとしています。これらを活用して、アパレル企業様や寝具メーカー様などをはじめとした各企業様が、サービスを適切な方々に届けるためのお手伝いをしています。

さらにこれからの注力テーマのひとつとして、お客様の一連の応対のなかで、どの流れで身体分析を使えばいいのか、またその分析で解決できない顧客課題のときにどうすればいいのか、という一連の接客フローのご支援に生成AIを活用した解決策を見出すための研究開発にも取り組んでいます。

接客だけではなく、営業強化の文脈でもソリューションを提供しています。例えば、大規模言語モデル(LLM)を利用しながら、メール文面を自動生成する技術や、問診・施術・商談等の会話内容を自動文字起こしし、自社で管理したい必要項目へ自動転記をしていくことで、営業現場で人が介在している工程を自動化・効率化するソリューションなどですね。


ーーAIソリューション事業について理解が深まりました。では続いてプロダクト事業について詳しく教えてください。シセイカルテ、マルチカルテとは何ですか?

シセイカルテは、AIで姿勢の分析ができるプロダクトです。姿勢を定量的に分析し、それをもとに姿勢の傾向を可視化することで、エクササイズや施術のレコメンドができます。整骨院、鍼灸院、整体院、ジムなど、姿勢が関わるウェルネス業界のお客様にご利用いただいています。エンドユーザーに「次こうした方がいいですよ」という行動変容を促すことで、継続率をあげることが目的です。

シセイカルテの強みは、タブレットやスマホで「誰でも」「狭いスペースで」姿勢分析ができる、ということです。特定の人しか使えないような難しい操作や、スペースをとってしまう大きな機械は必要ありません。

また、お客様が抱えている課題も、ファンを増やす・売上を増やす等さまざまです。ひとえに売上といっても、「新規入会」「継続」「物販」など色々な側面から改善案は考えられますが、シセイカルテを導入することで、お客様に驚きと新しい体感を提供でき、いずれも改善させることが可能です。


マルチカルテは、事業者ごとにカルテをノーコードでフルカスタマイズできるシステムです。シセイカルテは姿勢に特化しているのですが、マルチカルテは姿勢に限らず、ありとあらゆるエンドユーザーや商談の情報を管理したいというニーズに応えます。事業所ごとに入力する項目をカスタマイズできることも特徴で、既存のシステムではカバーしきれていない新しい業態や、独自のノウハウや情報管理が生まれる3店舗以上の事業者に価値を提供できると考えています。

マルチカルテが解決できる大きな課題は、紙を使っていることによる様々な「負」です。保存に必要なスペースを削減、検索性を向上させ、店舗間、スタッフ間の情報連携を促進し、コミュニケーションの統一化を図ることができます。例えば、個人への対応についての引き継ぎミスを防ぐ、ということにもつながります。

店舗系ビジネスの場合、カルテ上で接客の流れを表示することによって、新しいスタッフが入ってきた場合の教育の型化も実現することができます。スムーズに業務に入ることができ、成功体験が積めることによって早期退職を防ぐことにもつながります。


ーー多くのことにチャレンジしていますね!今後のSapeetのビジョンについて教えてください。

Sapeetは「ひとを科学し寄り添いをつくる」をミッションに掲げていますが、まだまだ科学できない状態による課題が多いなと思っています。

例えば、我々がお付き合いしている業種の接客・営業の現場では、デジタル化が浸透していないケースが目立ち、ノウハウが効率的に蓄積される状態ではないことが多いです。依然として紙が残っており、それゆえ情報連携でミスが起きたりアクションが分析できないので、適切に振り返りができなかったりします。教育場面でも、経験ベースで口頭で伝えたり、先輩のやることを見よう見まねで覚える、という現場が少なくないのが実情です。

それらに対して、現場のメンバーにとってデジタルに情報をいれる甲斐があるシステムを運用の定着支援とともにご提供することで、貴重な現場のノウハウが秘伝のタレのようにクラウド上に残り、効率よくPDCAをまわしながらメンバーに定期的に伝承されるようにしたいと思っています。そして、組織全体、特に新人スタッフが早く成功体験を積める環境を整えることで彼らが定着し、業界独自のノウハウが着実に進化していくことによる売上アップなどに寄与できるといいなと思います。また、現在もご活用していただいている整骨院や整体院、パーソナルジム、フィットネスジムなどのお客様だけでなく、他業界でも類似の悩みをもつことがわかってきたので、我々の技術でご支援できる範囲を広げていきたいですね。

こうした、『売上につながるAI開発・技術実装』に取り組みながら、接客・営業を科学していきたいと考えています。

ー 行動指針を大事に、社会への価値提供を行っていきたい ー

ーー壮大なビジョンですね!そんなSapeetではどのような人が活躍していますか?

行動指針にも掲げている「いいやつであれ」という言葉の通り、素直でいいやつが多く活躍しています。業務に直結することだけでなく、例えば恥ずかしがらずに感謝を伝えられる、新入社員をチーム関係なくランチに誘う、などをみんなが自然にアクションしています。また、技術の移り変わりが激しく進歩が速い領域なので、経験・キャリア等にとらわれず素直にキャッチアップして、自分ごととして業務に取り入れていく姿勢も重要だと思います。

会社としては、東大発ベンチャーとして構えられることもあるんですが、実際は出身などは関係なく行動指針にしたがって「事実駆動」でフラットに会話して事業を伸ばそうとしています。そのため、クールな頭と熱い心でアクションをトライできる人が活躍していますね。

組織としては、人が増えてきて、事業も複雑になってきている中で、情報をうまく共有する仕組み作りが今後の課題です。

ーー最後に、Sapeetに今後ジョインしたいと考えている方、Sapeetに興味を持っている方にメッセージをお願いします!

まだ揃っていないものが多い環境の中で、オーナーシップを持って組織や事業を良くしていきたい、新しいことにチャレンジしたいという方にぜひ来てほしいと思っています。

構造化して相手にわかりやすく伝えようとする姿勢、まさに「人としていいやつかどうか」は採用を決める上で大切にしているポイントです。

Sapeetはこれからさらに市場を開拓するフェーズ。新しいお客様と会話をしながら、「これは事業になるんじゃないか」など、自由に糸口を見つけて事業を発展させていく面白さがあります。また、生成AIによって事業として成り立っていく場面が増えてきているので、 そのチャンスをいち早く掴んで一緒に作っていきたい、そして将来的に事業を作っていきたい、という気持ちがある方には良い環境だと思います。知的好奇心が強いメンバーが多いため、最新のトレンドを取り入れながら脳みそに汗をかいて走る、そんな会社です。

Sapeetという器を使って社会に爪痕を残したい、という熱意のある方をお待ちしています!


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