サクラグでは、2025年3月5日の「Sangoportの日」に合わせ、その週を「Sangoport WEEK」と題し、長崎県内で様々なイベントを開催しました。
運営は、新人賞を受賞した際にイベント開催権を獲得した新卒1年目のエンジニア・Seoを中心に、新卒4年目で取締役を務めるGunjiや、新卒3年目のリーダーであるUchida、Kondo、TAチームのOkaなどが集結。
今回の記事では、Seo・Uchida・Kondoに「Sangoport WEEK in 長崎」にかけた想いや、当日の様子について聞きました。
下記のような方々のご参考になれば嬉しいです。
・成長を生む組織の変化について知りたい方
・変化のプロセスについて知りたい方
・組織づくり・文化づくりに課題を感じている方
3名のプロフィールや過去のインタビューは、こちらの記事よりご覧いただけます。
目次
Sangoport WEEKを通じて、地元・長崎の「新たな可能性」に貢献したかった
「Sangoport WEEK in 長崎」でやったこと
プロジェクトで学んだのは、自分たちで構想・実行・改善していくプロセス
Sangoport WEEKを通じて、地元・長崎の「新たな可能性」に貢献したかった
Seo: 今回のSangoport WEEKは、僕たちサクラグメンバー、そして参加してくださる地域の方々、それぞれの固定概念を揺さぶり、新たな視点や可能性を発見することを目的として企画しました。
Uchida: このコンセプトは、Seoが新人賞の副賞として、地元長崎でのイベント開催権を獲得したからこそ生まれたものだったよね。
Seo: そうですね。せっかく地元でイベントを開催させていただける貴重な機会をいただいたので、これまでの枠にとらわれず、何か新しい価値を生み出すような挑戦をしたいという強い思いがありました。地域社会とのつながりを深め、貢献していく方法を模索したいと考えたんです。
「Sangoport WEEK in 長崎」でやったこと
<イベント内容>
3月5日(水)
・社内イベント:SAKURUGメンバーがオンラインで一堂に会し、長崎の多様性の歴史や地域創成について楽しみながら学ぶイベントを開催
3月7日(金)
・五島列島の中学校でキャリア教育イベント:五島列島の中学生を対象に、将来のキャリア選択に役立つさまざまな職業情報やスキルについて講義
・佐世保高専でキャリア教育イベント:佐世保高専の学生を対象に、エンジニアとしての進路やキャリアについてのトークセッションを開催
3月8日(土)
・長崎市でのプログラミング体験教室:地域の子どもたちに向けて、楽しく学べるプログラミング体験教室を実施。IT業界への理解を深め、将来に向けての興味を喚起する機会を提供
Uchida: 3月5日の夜には、Uchidaと採用チームのメンバーと私の3名で、社内交流を目的としたイベントを企画・運営しました。内容は主に二つあり、一つ目はサクラグのメンバーそれぞれの出身地や意外な一面を知ることができるクイズ、そして二つ目は長崎という土地が歴史の中でどのように多様な文化を受け入れてきたのかを学ぶ企画でした。
クイズ形式にしたことで、普段あまり話す機会のない部署のメンバーの意外なルーツや趣味が明らかになり、非常に盛り上がりました。長崎の多様性に関する企画も、私たちが生まれ育った土地について改めて深く考える良い機会になったと思います。
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Seo:3月7日の午前には、僕の母校である佐世保高専で、キャリア教育イベントを実施しました。三菱電機エンジニアリング株式会社 長崎事業所様にご協力いただき、来年度に就職活動を控える学生の皆さんに向けて、自己分析を中心としたワークショップと、OBの方々による講演を行いました。
佐世保高専では、12名の学生の方々を対象に、ご自身がどのような状況でモチベーションを発揮できるのかといった点を深く掘り下げるワークショップを実施しました。OBの方々からは、高専生ならではの就職活動の進め方について、具体的なアドバイスをいただくことができ、参加した学生の皆さんにとって非常に有益な時間になったと感じています。
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Kondo: 同日の午後は私が主体となり、五島列島の若松中学校でキャリア教育ワークショップを実施しました。若松中学校では、全校生徒約60名が参加し、「自己分析」をメインテーマとしたキャリア教育ワークショップを行いました。特に、自己肯定感を高めること、そして自分自身の強みを見つけるためのワークに重点を置きました。生徒さんたちは非常に熱心に取り組んでくれて、終了後には将来やキャリアについて考える良いきっかけになったという感想をたくさんいただきました。また、私自身も、若松中学校の生徒さんたちの生活環境や考え方に触れることで、多くの新たな発見と学びを得ることができました。
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Seo: 最終日の3月8日には、長崎市内の小学生の低学年を対象としたプログラミング教室を、僕とKondoさんで開催しました。2時間という限られた時間の中で、Scratchというプログラミングツールを用いて、子どもたちに簡単なシューティングゲームを制作してもらいました。
Kondo: 低学年の子供たちが、目を輝かせながらプログラミングに取り組む姿は、私たちにとっても非常に印象的でした。終了後には、「明日もやりたい!」という声が上がっていて、子供たちの可能性と、固定概念を打ち破るような柔軟な発想力に、運営側としても大きな刺激を受けました。
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プロジェクトで学んだのは、自分たちで構想・実行・改善していくプロセス
Seo: 今回、初めて本格的にプロジェクトリーダーという立場で企画運営に携わらせていただき、タスクの適切な割り振りや、社内外の関係者との円滑なコミュニケーションの重要性を改めて痛感しました。特に、それぞれの認識を擦り合わせながらプロジェクトを進めていくことの難しさと、それを乗り越えた時の達成感を深く学びました。また、集客や広報活動においても、実践を通して多くの知識と経験を得ることができました。
Kondo: 私は昨年に引き続き、Sangoport WEEKの企画運営に携わらせていただきましたが、今回はより初期の段階から構想に関わることができ、まず実行に移し、そこから改善を重ねていくという進め方が、地域の方々との連携をスムーズに進める上で非常に有効であることを再認識しました。
Seo: 今回の経験で得られた学びや反省点を踏まえ、来年はキャリア教育の内容をさらに充実させ、より多くの学生にとって学びのある機会を提供したいと考えています。また、今回は小学生向けのプログラミング教室を開催しましたが、今後はより低い年齢の子供たちも楽しめるような内容に改善していきたいです。
Uchida:小学生向けで手応えを感じたので、例えば保育園や幼稚園の子供たちを対象としたプログラミング体験もやってみたいですね。
Kondo:連携に関して言えば、 今回はこれまでの繋がりを活かしたものが中心でしたが、来年以降は新たな地域連携先をどのように開拓していくかも重要な課題だと考えています。より多くの子どもたちや学生に、キャリア教育やプログラミングに触れる機会を提供できるよう、仕掛けていきたいです。
Uchida: 社内向けに開催した初日のイベントもとても良いコミュニケーションの時間になったので、来年もメンバー間の交流を促進し、エンゲージメントを高められるような企画を提案していきたいです。
Seo: 今回のプロジェクトを通して学んだ計画力やコミュニケーション能力は、日々の業務においても活かしていきたいですよね。
「Sangoport WEEK in 長崎」を通して得られた経験と学びを活かし、来年もさらに実りあるイベントにしていきましょう!
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