はじめまして。クレディセゾン デジタルサービス部の菊池です。2020年1月に中途で入社しまして、「STOREE SAISON(ストーリー セゾン)」という自社ECのコンテンツディレクターをしています。
今回私たちのチームで初めてデザイン職のメンバーを募集するにあたって、もうすぐ仲間になってくれるかもしれないその人に少しでも私たちのことを知ってもらえたら!と思いながらこのストーリーを書いています。
今後、他のメンバーや事業についてもご紹介できたらと思いますが、まずは中途入社である私自身がクレディセゾンを選んだ理由や入社して感じていること、そして新しいメンバーへの思いなどをお伝えさせていただきます。
私とクレディセゾンとの出会い
私は中途入社としては今のところチームで一番新しいメンバーなのですが、この会社との仕事上の縁としては入社時からさらに3年ほど遡った時期から始まっていました。
当時フリーランスのWebディレクターとして活動していて、クレディセゾンが運営するオウンドメディアのコンテンツ制作をサポートすることになったのがそもそもの出会いです。
もともとフリーランスやベンチャーでの勤務経験しかなかった私にとって、クレジットカード会社というと「金融系でなんだか小難しい人が多そう」「お堅くて柔軟性に欠けそう」というイメージであり、仕事を引き受けることになった当初はちょっぴり敬遠すらしていたのをよく覚えています。
でも、そのイメージはすぐに覆されました。
実際に関わってみてわかったクレディセゾン像は、(良くも悪くも)前例にとらわれない、ベンチャー企業にも負けず劣らずの柔軟性を持った組織であるということ。
数年の付き合いの中で、「えっ、クレジットカード会社がそんなこともやっちゃうの?」と思わされるぐらいの方向転換やチャレンジも度々ありましたが、その都度新しい展開を考えさせられる場面が多いことが私にはなかなか心地よかったのです。
そしてフリーランスながら立場の隔たりを感じることもなく共に仕事をしてこれた中で、「もし社員になったとしても変わらずに働けるのではないか」と自然に感じていました。
そして入社へ
STOREE SAISONという新規事業が立ち上がった頃、「コンテンツ制作ができるメンバーを探している」と知って迷わず立候補しました。私は今も個人で仕事を受けるシーンがあるため、社外での兼業をはじめとした多様な働き方への理解が高い会社であることも魅力でした。
会社員として特定の企業に所属するのはかなり久しぶりではありましたが、タイミング的に新型コロナウイルスの流行と重なり、急速に社内のリモートワーク化が進んだこともあって結果的にはほとんどフリーランスと変わらないような働き方をしています。また、直属の上司が「本人にとって一番生産性が上がる働き方であれば柔軟に」という方針で任せてくれていることも、私にはありがたい環境でした。
…というわけで、私自身は概ね入社前後でのイメージギャップの少ない転職だったのですが、実際に入社してみればやはり「もっとこういう風にできたらいい!」「こういう人がいたらすごくいいのに!」と思うことはもちろんあります。そのひとつが、「内部に経験豊富なデザイナーがいたらいい」ということです。
STOREE SAISONは、当社クレジットカードの魅力を高め、「使いたくなる・使い続けたくなる」理由づけとしての役割を担う周辺サービスのひとつです。それゆえ他部門や社外と連動した企画も多く、日々さまざまな制作が発生・進行しています。
これまでその実制作の多くを外部の制作パートナーとの連携によって実現してきましたが、発注先が複数に分かれておりトンマナが安定しない、スケジュール進行の柔軟性に欠けたり、都度のディレクション工数やコストが増大してしまうなどの課題がありました。もともと社内で制作まで一貫して仕上げられる環境に長らくいた私は、「企画が立ち上がる段階ですぐにデザイナーと会話できない」という点においてもジレンマを感じる部分があり、今回の新メンバーの募集はまさに切望だったのです。
STOREE SAISONもサービスとしてはまもなくOPENから丸2年を迎えようとしているので、「新規事業」というフェーズから抜け出して継続性のあるサービスとしての次のステップを見定めながら歩みを進めていく段階にあります。
今回仲間になっていただく方には、単に外注していたものを内製化するということをお願いしたいのではありません。これから先のSTOREE SAISON(ひいてはクレディセゾンも)をどうしていくのかを共に考え、今後より愛されるサービス(そして企業)へと育てていくために、デザイン的な経験と知見を持ったプロフェッショナルとしてメンバーを牽引してくれる方を求めています。
私たちのチームとしては初のデザイナー募集でもあり、道なき道を迷いながら切り拓いていくようなポジションになるかもしれません。でも、できあがった環境で決まったことをするのではなく、時には大胆な転換やチャレンジを強いられることにも快感を覚えるような方ならばきっと楽しく働けると思います。
ご関心を持っていただけたら、まずはカジュアルにお話ししてみませんか?