なぜ今、情シスなのか?~創業秘話②~
こんにちは!Runway labo.の赤間です。
前回は創業秘話ということで私目線のRunway labo.の成り立ちをお伝えしました。
齋藤(代表)目線のコラムも別途お届けできればと思っています………がしかし!!
今回は、今現在Runway labo.が主軸としている事業がなぜ情シスなのか?
ということを赤間の観点からお届けしていきます!
■ぶっちゃけ・・・
その理由は、齋藤が情シスだったからという側面もありますが・・・
それだけを言っては元も子もありません。笑
以下、情シスの方からすると舐めとんのかワレ。と思われる表記もあるかもしれませんが、
その時はそっと目を瞑ってくださいませ…!
■日本のIT人材不足
皆さん、日本におけるIT人材不足の規模をご存じですか?
2019年に経済産業省が発表した試算によると、
このままいけば2030年には最大で79万人、最善でも16万人のIT人材が不足する
という統計があります。
山梨県の総人口が約80万なので、最悪の場合は一県丸ごとぐらいの人手不足という状態になります。
一方、この下のグラフをみるとIT産業の需要は右肩上がりで伸びていくばかりです。
出典:IDC Japan『国内IoT市場 産業分野別予測、2021年~2025年』
■現実、これから未来を担う若者の声は…?
ここからは私の体験談です。
転職アドバイザーとして20代の転職の相談にのっていて多かった声(ニーズ)、それは
・人とコミュニケーションをとりながらデスクワークがしたい
・手に職をつけたい
というものです。
本当にビックリするほど多くの方が口を揃えてこうおっしゃるんです。
転職アドバイザーとしてはこのニーズを考えたときにいくつか提示する職種はあるのですが
よりニーズに合致した適職はないのだろうか…と考えていたんですね。
■未経験から情シス部門に就業してみて
その中で実は私、ご縁あってある企業で未経験から情シス部門での就業を経験しました。
主にはPCのキッティングや使用ツールの棚卸、サーバー管理など
いわゆるIT事務やヘルプデスクなどの業務としては入り口部分からです。
若者の声を多く聞いていた私からすると、これらの運用業務においては
・入口の業務内容は若者のニーズに合致しており、開発領域より挑戦へのハードルが低いのでは?
・継続的な需要も見込まれるため職業の寿命も長い。
・研鑽を積むことで専門的なITスキルにもなる。
と感じたわけです。
■IT、情シスという選択肢
もちろん情シスは自己研鑽をしながら知見・技術を高めていくことは求められますし
社内・社外との調整ができるコミュニケーションが求められ生易しいものではありません。
ですが、業務を垣間見ながらIT人材不足×IT需要×若者の声(ニーズ)を考えたとき、
IT人材への需要の増加 × IT人材不足 × 若者のニーズ = 情シス
この構図も実現可能性があるのではないかと思いました。
■情シス=人生の武器
冒頭にもお伝えしましたが、齋藤が情シスのエンジニアであったからということは
大きなきっかけであり事業の要です。
ですが、情シスという分野は若者のニーズやこれからのキャリア
職業・スキルとしての将来性をみても人生の武器になりえると私は考えています。
ということで以上、
「なぜ、今情シスなのか?」というテーマを赤間目線でお届けしました~!