こんにちは!
Rockets採用広報のkoseiです。
社員インタビュー第2弾は、銀行員→中堅ベンチャー→スタートアップ、という異色のキャリアを持つ、蛯名修さん。社内では「ebiちゃん」の愛称で親しまれています。
大手企業や銀行に勤めているけど、「スタートアップやベンチャーって実際どんな感じなの?」「働き方はどう変わるの?」など、転職を考えている方はぜひ最後まで読み進めてみてください!
Profile-蛯名修(ビジネスチーム)
1991年10月生まれ。高崎経済大学を卒業後、2014年4月に地元の青森銀行に入行し、融資を担当。一方で地元を離れ、「都内で成長できる環境に身を置きたい」という思いが強くなり2019年2月に株式会社クラウドワークスに転職。新規事業開発室で営業や経営戦略を担う。2020年5月にbosyuでRocketsの求人を見つけ、副業でジョイン。2021年3月にRocketsに正社員として入社。現在はビジネスチームの一員として、コーポレート周りをはじめカスタマーサクセスや一部セールスなど、幅広い業務に携わる。趣味はお笑いと読書。最近読んで面白かった本は渋沢栄一の「論語と算盤」。
ツイッターもやっています!:https://twitter.com/ebisyu1010
意外と銀行員の経験がスタートアップで活きてくるんです
ーー今日はインタビューありがとうございます!ebiさんとは普段ビジネスチームとして一緒に仕事をしていますが、あまりキャリアのことについてお話しする機会がなかったので...まずはこれまでの経歴について教えていただけますか?
確かに、あまり深い話はしてこなかったですよね。笑
当時は「地元で働きたい」という思いがあったので、大学卒業後は青森銀行に就職し、銀行員として法人、個人問わず「融資」を担当していました。
銀行員っていわゆる「安定した職業」と言われているので、僕自身もそれが魅力で入社したんですけど...実際に入社してみると、定時で帰ろうと思えば帰れますし、きちんと成果を出していれば出世も約束されている...そんな環境に疑問を抱くようになったんですよね。
ーー確かに、「銀行員」と聞くと硬いイメージはありますが、いわゆる「ホワイト企業」って言われますもんね...なぜ疑問を感じるようになったのですか?
時々東京に就職した友達と話す機会があったんですけど、彼らってとにかく「成長のスピード」が早かったんですよね...トレンドには常に敏感だし、自己成長を求めなければ今後のキャリアも約束されていない。
地元でそれなりに仕事をこなして、それなりに出世していく未来が見えている僕にとっては、「成長を求めて働く姿」が格好良く映り、もはや憧れの存在だったんですよね。
僕自身、20代や30代は寝る間も惜しんで死ぬ気で働くことで、40代や50代のキャリアに繋がると考えていたので...安定している銀行を飛び出して、成長スピードが早い、東京の会社に転職しようと決めました。
銀行で営業を死ぬほどやっていたので、正直営業職には就きたくなくて...たまたま「新規事業」で求人を出していたクラウドワークスに応募し、内定をいただきました。
ーーRocketsではコーポレート周りを担当されていますが、銀行員の経験は活かされていないのでしょうか?
全然そんなことはないですよ!
むしろ銀行員で培った経験がそのまま活きているので、今となってはファーストキャリアに銀行を選んで正解だったな、と思っています。
Rocketsでは事業計画の策定にも携わっていますが、銀行員をやっていたおかげで「数字」に対してはシビアに、現実的に考えられる能力が活きていると思いますし、契約書周りでも、細かい文章の間違いなどに気づけるようになっています。
とはいえ、銀行員をやっていた頃は「なんでこんなつまらないことをやっているのだろう」と悲観的に捉えていたので、まさかこの経験が今になって活きるとは、当時は想像もしてなかったですが。笑
ーー銀行を辞めてクラウドワークスに転職した際は、働き方のギャップはなかったですか?
ギャップはありましたね...特にスピード感が全く違う。
銀行では上司に報告→その上の上司に報告...という流れで、1つの物事を決めるのに多くの稟議を挟んでいたんですけど、ベンチャーでは「よし、それやってみよう!」とミーティングの場で即断即決。
元々東京で働いていた友達の成長スピードが早いのも納得です。
また、SlackやFacebookメッセンジャーで社内、ないし顧客とやりとりをするのも最初は抵抗がありましたね...これまで訪問がメインだったので、「インターネットを使うとこんなに素早く意思決定ができるのか」と、驚きの連続でした。
ーー働き方がアナログからデジタルに変わった瞬間ですよね...ちなみに働く環境に関しては違和感はありましたか?
元々「成長」を求めて転職をした、という背景があったので、銀行とは違い「自分から仕事を生み出していく環境」には抵抗はありませんでした。
僕のように銀行からベンチャー、スタートアップに転職を考えている方がこの記事を読まれているとは思いますが、「主体性」があればとても楽しく働ける環境だと思っています。
なぜRocketsを選んだのか?
ーー元々Rocketsで副業をされていたと思うのですが、そのきっかけは?
そうなんです、元々クラウドワークスが副業OKの職場だったので、本業以外にも収入を得たいと思い、いくつかの会社で副業をやっていたんですよね。
そんな中で、別の副業を探していた時にbosyu(現在はサービス終了)でたまたまRocketsの求人を見かけて応募しました。
当時はCXO陣4名しかいない会社だったので、特にコーポレート周りの管理があまりできていないように見受けられたんですよね...元々転職する予定はなかったんですけど、「小規模のスタートアップで働きたい」という気持ちもありましたし、特にコーポレート周りにおいては銀行員時代の知見も活かせると思い、2021年3月に正社員として正式に入社しました。
ーー実際にRocketに入社してからの、イメージとのギャップはありましたか?
元々副業で関わっていたのもあって、「あ〜、新しくこんな人が入ってきたんだなぁ」とか、「顧客が増えて慌ただしいな」といった情報は、日々Slackで把握していたので、ギャップは全くなかったですね。
むしろ小規模のスタートアップだからこそ、「やりたい」と思ったことは積極的に手を挙げてやれる環境がありますし、やはりコーポレート周りの知見を持っている人材がいなかったので、銀行員時代で得た経験を今になって還元できているな、と。
ーーRocketsに入社してもう少しで1年が経つかと思いますが、「働いてみて良かった」と感じる部分があれば聞かせてください!
クラウドワークス以上に「なんでもできる環境」が本当に楽しい、と感じています!
前職は良い意味で「体制が整ったベンチャー」だったので、日々の業務も固定化されていたんですよね。
一方でRocketsの場合は、「やった方が良いんだけど、ついつい後回しになっている」業務がまだまだ多くて...そういった部分を率先して手を挙げて、やらせてくれる環境があるので楽しく働けています。
会社規模が大きくなると、どうしても「やった方が良いこと」を社内で提案すると、「今はやらなくて良い」と否定されることが多いんですよね...一方でRocketsのような小規模のスタートアップは、そういった部分がまだ整っていないのもあるので、「今取り組んでいるこの業務が、会社の成長に繋がるんだ」という実感はあります。
ーー今Rocketsで取り組んでいること、そして今後取り組みたいことを教えてください!
今はコーポレート周りやカスタマーサクセスにも携わっていますが、僕自身「人と話すこと」が好きなので、今後はセールスもやってみたいなと思っています。
「この人はこの役職」とカチッと決まっていないからこそ、「成長」を求めるのであればとても働きがいがある環境だな、と思っています。
あなたにとって「事業を"リード"する一手」とは?
ーーこれ、インタビューしている人全員に聞いているんですけど、RocketsのPurposeである「事業を"リードする一手を」を、日々の業務でどのように意識しているのか、を聞かせてください!
LEADPADは「セールステック」のプロダクトになるので、営業責任者にアプローチをすることが多いんですけど、キーマンを巻き込んで事業をリードしていくのは難しいかな...?と感じることがあるんですよね。
一方で、Rocketsの場合は顧客の課題をヒアリングして、営業戦略も伴走して、プロダクトを使っていただく流れで進めているので、「顧客をリードできている」と自信を持って言える環境があるな、と。
カスタマーサクセスにも携わっているのですが、日々顧客とやりとりをさせていただく中では自分たちから、どんどん提案するように意識しているので、こういった部分が「リードする"一手"」になると思っています。
ーー過去の経験が顧客にとっても、Rocketsにとってもプラスになったことがあると思うんですけど、詳しく聞かせていただいても良いですか?
そうなんです。
元々Excelやスプレッドシートには詳しかったので、その経験を活かしてお客様の営業戦略をレポーティングしたところ、とても喜ばれたことがあって。笑
それがきっかけでお客様とも良い関係性を築くことができましたし、結果的に契約も更新いただいたので、やはり率先して自分からどんどん意見を言っていくのは大事だなと思っています。
ーー顧客から喜ばれるのが一番の幸せですよね!Rocketsで取り組みたいことや、キャリアの目標があれば教えてください!
やはりRocketsという「会社」そのものを成長させていくのが直近の目標ですね。
一方でプライベートでは結婚もしたので、子どもができたら「尊敬される父親」になりたいと思っています。誇りを持って仕事をし、「人間」として尊敬されるように、これからも頑張っていきます。
今回はビジネスチームの蛯名修さんにインタビューを行いました!今後もRockets社員のインタビューをはじめ、「Rocketsって何を目指している会社なの?」「Rocketsってどんな働き方なの?」といったコンテンツを増やしていきますので、今日のストーリーが参考になった方は、ぜひ「いいね」ボタンを押していただけると嬉しいです。