はじめに
ー最近よく耳にする「MBTI診断」、SNSで話題ですよね。
信憑性も高くなってきており、最近では就活でも使われてるとか。
そんな「MBTI診断」を、ついにチーム全員でやってみました!
性格診断の枠を超えて、コミュニケーションやチームワーク、はたまた採用や育成にも活かせそうなこのMBTI。
今回は、診断結果×実際のチームメンバーの顔ぶれから見えてきた、ちょっと面白い“うちのチームの特性”を紹介します。
チーム構成をざっくり紹介!
メンバーをMBTIの4タイプで分けると…
チームの潤滑油であり、推進力でもある。「外交官」は最強のバランサー
ROCメンバーのMBTI診断では、全体の半数以上となる10人が外交官タイプ(INFJ・INFP・ENFJ・ENFP)という結果に。人とのつながりを大切にし、共感と推進力をあわせ持つこのタイプが、ROCの雰囲気そのものを形づくっています!
なかでも最多だったのが、ENFP(広報運動家)。
思いついたらすぐに「やってみない?」と人を巻き込む、“アイデアで動かす人”。
雑談から企画が生まれたり、Slackの絵文字に気遣いが込められていたり、チームを明るく前向きに動かす、ムード×実行のハイブリッドです。
一方で、仲介者(INFP)やINFJ(提唱者)もチームに欠かせない存在。
仲介者(INFP)は、控えめだけど誰よりも人の想いに寄り添える、静かな支え役。
提唱者(INFJ)は、対話や言語化を通して、ふわっとした空気に方向性と意味づけを与えてくれます。
外交官タイプに共通するのは、「やさしさで人を動かせる力」。
意見を出す、行動する、誰かを助ける。どれも自然体で、押しつけがましくないからこそ信頼される。
ROCのカルチャーが「柔らかくて、でもちゃんと前に進む」のは、このタイプたちが“空気”を動かしてくれているからかもしれませんね。
情熱派?個性派ぞろいの「探検家」タイプ
外交官タイプに次いで存在感を放っていたのが、探検家グループ(ISTP・ISFP・ESTP・ESFP)のメンバーたち。
この探検家タイプの特徴は、“今この瞬間”にフォーカスする感性派。
なかでも巨匠タイプ(ISTP)は、「華やかに目立つことは少ないけれど、 その手から生まれるものは、どこか繊細で、かつ芯がある。言葉よりも、アウトプットで語る職人タイプ」です。
巨匠タイプがじわじわとチームに効いてくるなら、冒険家(ISFP)とエンターテイナー(ESFP)は、“瞬間的に場の空気を変える”スイッチみたいな存在。
このタイプの共通点は、「考えるより動く」タイプであること。直感に優れていて、頭でこねくり回す前にまずやってみる。
それぞれ違うキャラクターを持ちながら、チームに“流れ”と“明るさ”を生み出してくれています。
少数ながら、“個性が噛み合って力を発揮する”探検隊のメンバーは、それぞれにキャラは違えど、「動いてみる」「感じて作る」が自然にできるチームの起爆剤として、ROCの“スピードと感性のある仕事”を支えてくれているかもしれないですね。
チームの頭脳と屋台骨。「分析家タイプ」は“戦略エンジン”
外交官や探検家がチームを盛り上げ、動かすとすれば、分析家タイプ(INTJ・ENTJ・INTP)は“思考と構造”でチームの芯をつくる存在。それぞれスタイルは違っても、共通するのは「感覚より構造」「勢いより思考」で物事を捉える冷静さです。
建築家タイプの2人は、未来から逆算して今を組み立てる戦略家。発言は少なめでも、要所ではピンポイントで本質を突き、混沌とした企画に「何のためにやってるのか?」という視点で軌道修正をかけてくれます。
指揮官タイプ(ENTJ)は、まさに突破力のかたまり。物事を論理的に整理し、圧倒的な判断スピードでチームを前に進めていきます。“優しさ”よりも“前進”を重視する姿勢が、場にほどよい緊張感とスピード感をもたらし、チーム全体の推進力を底上げする存在です。
論理学者(INTP)は、表に出すぎず思考で支える存在。誰もが見逃しそうなポイントに鋭く気づき、「それ、ちょっと違うかも」を的確に指摘する“裏の知恵袋”です。
この4人がいるからこそ、ROCの「やってみよう」や「巻き込もう」が、勢いだけで終わらず、きちんと前に進む。派手ではないけれど、確実に効いている──分析家タイプは、ROCという組織の“戦略エンジン”です。
目立たないけど、欠かせない。擁護者タイプがいる安心感。
今回のMBTI診断の中で、最も少数派だったのは、擁護者タイプ。「サポート力」と「誠実さ」に優れた、まさに“縁の下の力持ち”です。
外交官や探検家タイプのように目立つことは少ないけれど、実はその誰よりも、周りをよく見て、支えることに長けている人たちです。
擁護者タイプは、こんな存在。
・みんなが動いている裏で、しっかり準備を整えている
・自分よりも先に、相手が困っていないかを気にしている
・褒められるより、感謝されると嬉しいタイプ
つまり、「気づいたら助けられてた」という瞬間を自然につくり出してくれる人たち。
たとえば、誰かが忙しそうにしていたら、
「あれ、代わりにやっておきましたよ」と自然にサポートしてくれていたり、 急ぎの資料も「言わなくてもやってくれてる」なんてことが当たり前のように起きていたり。共通しているのは、“気づいて、でも押しつけない”やさしさです。
声は大きくないけれど、その存在があることで、チーム全体の安心感や信頼感が底上げされているのを実感します。
人数はたった2人。
でも、その2人がいることで、「このチーム、ちゃんと人に優しいな」と思える。そんな“あたたかい土台”を支えてくれているのが、番人=擁護者タイプです。
MBTIで見えた“ROC”とは?
- 共感力 × 巻き込み力 × 行動力が揃った「自走型カルチャー」
- アイデア創出 → 企画化 → 実行 → 内省のサイクルが自然に生まれる
- 「人のつながりで前に進む」力に長けたチーム構成
- リーダー層が冷静な分析家タイプで、“ふわっとを形にできる”体制になっているのが秀逸
MBTIで見えた“チームの強み”とは?
ROCのMBTI診断を振り返って見えてきたのは、「個性が強くて、でも自然に噛み合っているチーム」ということ。共感力の高いメンバーが多く、人とのつながりを大切にしながら動ける人ばかり。
そこに直感的に動ける探検家タイプや、冷静に設計・判断できる分析家タイプが加わることで、「アイデアが生まれて、ちゃんと形になる」流れが自然とできています。
人と協力して前に進む力、言語化できない空気を読んで調整する力は、他のどんなスキルにも負けないこのチームの強みです。
MBTIを通じて得られた、一番の気づき。
今回、チーム全員でMBTI診断を受けてみて、一番印象に残ったのは、
「自分って、こんなふうに考えてたんだ」
「この人の行動、ちゃんと理由があったんだ」
──そんなふうに、お互いの見え方・考え方に対する理解がぐっと深まったことでした。
普段はあまり意識しないですが、実はチームの中にはたくさんの視点や価値観があって、それに触れることで、「自分と違う」ことが、むしろチームにとっての強みになるんだなと、改めて感じました。
印象的だったのは、あるメンバーのひと言。
「タイプが違うからこそ、いいチームになるんですね」
似た者同士だけでまとまるのではなく、考え方や行動スタイルの違いがあるからこそ、補い合える。そのバランスがあるから、ROCのチームは自然体で心地よく機能しているのかもしれません。
まとめ&Wantedly読者へのメッセージ
MBTI診断を通じて、チームの個性や強みを再発見できた今回の取り組み。自分を知るきっかけにもなり、メンバー同士の理解もぐっと深まりました!
みなさんは何タイプでしたか?MBTI、チームでやってみると意外な一面が見えてかなり盛り上がりますよ!
そんな多様な個性が集まるROCでは、日々楽しく仕事を進めています。
「ちょっと気になるかも」「自分のタイプも活かせそう」と思った方、ぜひお気軽に弊社求人にご応募ください!